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ブログをやっていて良かったこと1:なぜかモバイルバッテリーがたくさんもらえる

長年ブログをやっていると、たまには良いことがあります。今年良かったことと言えば、なぜかモバイルバッテリーをたくさんもらえたことです。1個モバイルバッテリーがもらえるだけでも、「なぜ?」という感じがするのに、今年はなぜか「たくさん」もらえてしまいました。本当に不思議です。

参考までに、今までこのブログで書いたモバイルバッテリー関連のレビュー記事一覧です。

このうち、上の4つの記事までが自腹購入したものです。それ以降の7つの記事は、もらったモバイルバッテリーのレビュー記事です。もらったものなので、タイトルにわかりやすく【PR】と付けています。

メーカーからモバイルバッテリー本体をAmazonから直送していただいただけで、金銭のやり取りなどはありません。事前の記事内容チェックや、褒めなければいけない強制などもありません。タダでモバイルバッテリーをもらって、好き勝手にレビュー記事を書いています。

今年、小型のPanasonic モバイルバッテリー 2,700mAhと大容量のANKER Astro M2 7800mAh モバイルバッテリーの2つで満足していたところ、突然モバイルバッテリーが増え始めました。「こいつにモバイルバッテリーを配っておけ」みたいなネットワークでもあるんじゃないかと疑ってしまうくらい、たくさんもらってしまいました。モバイルバッテリーをもらった数ランキングでもワールドクラスに入りそうなくらいもらいました。

それぞれ大きさやデザイン、容量などが違っていて、用途や好みによって使い分けられます。詳細は上の記事を読んでください。特別質の悪い製品とかもなかったので、どれもまともに使えます。もらった中でも、特に気に入っているモバイルバッテリーもありました。それを紹介します。

お気に入り第一位!:薄くて軽くて色も美しいLumsingの薄型6000mAhモバイルバッテリー


一つ前にもらった「【PR】Lumsingの薄型6000mAhモバイルバッテリーレビュー」の方のモバイルバッテリーもけっこう薄くて気に入っていました。こっちの新しい6000mAhの方は、さらに薄くなって、色も美しくて最高に気に入っています。出力は2.1Aでタブレット充電に対応し、入力は1.5A対応で充電も早いです。LEDライトも付いていて容量は6000mAh。そして何より気に入っているのが、バッグへの収納性!本体が薄いおかげで、バッグの小物ポケットにスッと入ります。厚みのあるモバイルバッテリーでは実現できなかった芸当です。薄いって素晴らしいなと、バッグに入れるときに実感しています。

最近では、モバイルバッテリーの数が過剰になってきたので、使っていないのは家族に配っています。他人にあげる場合はちょっと問題があるかもしれませんが、家族なら良いかなと思って。特にレビュー後の取り扱いについての指示はないのですけどね。これが例えば、富士通ARROWS NX F-02Gのモニターの場合なんかだと、転売していることがバレたりすると、本体代を弁償しないといけない契約になっていたりします。

ユニークなデザイン第一位!:ハーモニカ型10400mAhモバイルバッテリー

モバイルバッテリーのデザインは自由です。収納性や携帯性を重視したタイプでも、デザインを最優先したタイプでも問題ありません。そんな中、もっともユニークなデザインだなぁと思ったのが、このハーモニカ型デザインのモバイルバッテリー。デザインも握り心地も良く、大容量が必要な人にオススメできるモバイルバッテリーです。

同じ大容量タイプでは、Omaker 10000mAh モバイルバッテリーもいただきました。こちらはズッシリと大きく重く、携帯性ではLumsingの方が勝っています。Omakerの方はLEDライトが大きいので、懐中電灯代わりの利用を考えている人に良いと思います(登山や非常時用など)。

コンパクトさ第一位!:Aukey 3000mAhモバイルバッテリー


3000mAhクラスのモバイルバッテリーは、iPhoneを1回満充電して、あと少し余るかどうかくらいの容量です(充電時に電圧を変える必要があるため、そのときにロスしてしまって、容量ピッタリ充電できるわけではありません)。普段の持ち運びにちょうど良いサイズです。小型タイプは、今まではPanasonicの2700mAhを持ち運んでいました。

Aukeyさんからもらったこちらの3000mAhモバイルバッテリーは、軽くて、そして薄いです。どんなバッグにも楽に収納できるので、携帯性が抜群です。本体をタッチするとLEDインジケーターがONになるというギミックが付いていて、これは別にいらない機能だったなぁと思っています(無駄に電力を消費しているような気持ちになってしまいます)。iPhoneからAndroidに替えたら、バッテリーの消耗具合が激しく、3000mAhクラスでは非力で、上の6000mAhクラスを持ち運ぶ機会が多くなりました。

番外編

Aukeyさんからは、ワイヤレス充電規格Qiに対応している充電パッドもいただきました。この製品、小さくてデザインも良く、性能もばっちりで、Amazonで大ヒットしている製品です。

残念ながら、iPhoneはQi充電には対応していません。「Androidに替えたらワイヤレス充電できるんでしょ?」と思って、富士通のAndroidスマホを使い始めたら、F-02GはQiに対応していませんでした…。ワイヤレスで充電できると思っていたのに、ちょっとショックでした。モバイルバッテリーの方もQi充電に対応しているものは少なく、手持ちで持っているのはPanasonicの製品のみです。最近は、上にも書いたように薄型の3000mAhと6000mAhモバイルバッテリーを使い分けていて、ワイヤレスQi充電を活用できていないところがちょっと残念なところです。

あと、モバイルバッテリーをもらう上で非常に役立ったのが、【約500円】USB 簡易電圧・電流チェッカーを買ってみたでも書いたUSB電圧電流チェッカー。当時は500円でしたが、今では送料込みでもっと安いようです。モバイルバッテリーの出力をチェックできますし、一番チェックしないといけないのは「USBケーブルとスマホ(やタブレット等)との相性」だということに気が付きました。いくらモバイルバッテリーの最高出力性能が高くても、USBケーブルがダメだと、充電が安定しません。安いので、一家に一台USB電圧電流チェッカーを常備しておくと良いです。

自動車内で充電できるUSBカーチャージャーもたくさんもらいました(【PR】Aukey 小型4ポートUSBシガーソケットチャージャーレビュー【PR】OmakerのUSBカーチャージャーと30pin Dockケーブルレビュー【PR】Omaker 26W/5.1A USB カーチャージャーレビュー【PR】LumsingのUSBポート付き3連カーチャージャーレビュー【PR】LumsingのUSBポート付き3連カーチャージャーレビュー)。これはもうさすがに多くなりすぎたので、くれると言われても最近では断っています。

ステマにならないための取り組み

モバイルバッテリー界隈では、ユーザーにモバイルバッテリーを渡して、レビューを書いてもらう習慣があるようです。その中で気を付けないといけないのは、ステルスマーケティング、いわゆる「ステマ」です。一時期、グーグル検索で「cheero」と入力すると、候補に「cheero ステマ」と表示されることがありました。

これはなぜかというと、cheeroがステマと疑われてもおかしくないことをやっていたからです。
2014年12月27日 iPhone・iPad・Android

2014年、このブログから売れたAmazon商品ランキングBEST10!

今年も残すところあと一週間を切り、そろそろ2014年もおしまいが近づいてきました。ということで、まとめの意味も含めて、2014年、このブログから売れたAmazon商品ランキングBEST10を発表します!

第一位:日本製真空断熱マグカップ、アクティブマグ!



第一位に輝いたのは、新潟県燕市製造の国産真空断熱マグカップ、アクティブマグです!ステンレス製魔法瓶と同じ技術を使用し、高い断熱性で保温/保冷に威力を発揮します。飲み口の上部が少しだけ外側にカーブしていて、口当たりの良さが最高です。

ステンレス製でありながら、下にホルダーが付いているため、取っ手が使えるというのもポイント。ホットコーヒーやアイスコーヒーを飲むのに、実に使いやすいです。難点は、ホルダーがプラスチックで高級感がないことと、ホルダーとステンレスの間にわずかな隙間が空いていると、そこから水が入ってしまうことです。まぁ、水が入ったら、ホルダーを取り外して(外すのがちょっと固い)洗えば問題ないです。

コーヒー用とは別に、水やお茶飲み用に、ずっと飲みごろステンレスロックグラス マット DSRG-250MT真空断熱湯呑み?飲みごろロックグラス買ってみた)も併用しています。小さくて保温力は低いですが、こちらも毎日使っています。真空断熱製品大好きになりました。最近では、真空保温鍋シャトルシェフまで買ってしまいました。

アクティブ・マグについてブログで書いたのは2013年ですが、今年もよく売れました。350ml、450ml、250mlの順で売れました。3サイズ合計で、150個以上も売れました!

第二位:世界一剃れるシェーバー、ラムダッシュの交換用電池!



大好きなパナソニック(旧ナショナル)のシェーバー、ラムダッシュ。このラムダッシュのバッテリーがへたってきて、自分で電池を交換してみようと考えたのが上の記事です。バッテリー交換をして、バッテリー性能は元通りになりました。

ただ、結局はリニアモーター周りが寿命を迎えていて、一年も経たないうちに剃り心地が悪化してしまいました(電池のせいではありません)。今では5枚刃ラムダッシュに買い替えて(パナソニックの5枚刃ラムダッシュに買い換えた。めっちゃ剃れる!)、毎日「めっちゃ剃れる!」と感動しています。もし5年以上前の古いラムダッシュを使っているのなら、バッテリーを交換するよりも、新しい5枚刃ラムダッシュに買い替えた方が気持ち良いです。

さてさて、このラムダッシュ用の交換用蓄電池。なんと104個も売れました!104個です!100台以上の古いラムダッシュのバッテリーが蘇ったことを想像すると胸アツです。

第三位:iPhone充電用のミニサイズ変換アダプタ!



最近のiPhoneでは、LightningケーブルというApple独自の充電ケーブルが採用されているため、普通のマイクロUSBケーブルでは充電できません。ごく普通のマイクロUSBケーブルに変換アダプタを付けて、iPhoneを充電してしまおうというのがこの製品。

1個100円以下で品質は怪しいのですが、自分が買った物はどれも正常に充電できました(同期できるかどうかは試していません)。安くて小さいので、今はiPhoneからAndroidに替えたのに、いまだにカバンの中にはこの変換アダプタを入れっぱなしにしています。誰かのiPhoneの充電がなくなってきたときに使えます。

サラリーマンの人だったら、家用、通勤カバン入れっぱなし用、オフィス用と3つ買っておくと安心です。まとめ買いしてくれた人が多く、合計50個以上売れました。

第四位:今年も大人気、アマゾンのエネループことアマループ!



去年、アマゾンのエネループことアマループの記事を書いたら、これが大反響。ブログを読んだ人がたくさんアマループを買っていってくれました。

今年も引き続き、アマループことAmazonベーシック 充電式ニッケル水素電池が売れました。

「リモコンにエネループ使うなんてアホ、アルカリ乾電池使え」的なことを言われたりもしたのですが、充電池と乾電池の何が違うかって、「途中で充電できる」ことなんです。アルカリ乾電池を使う場合、「いつ電池がなくなるか」とビクビクしていないといけません。そのために予備の乾電池を用意して、その間にも予備乾電池の容量が減っていきます。一年くらい経ったら、予備の乾電池の置き場所を忘れてアタフタすることがあります。充電池の場合、適当なタイミングで充電池を抜いて、充電済みの予備充電池と交換して、抜いた充電池は充電しておけば完了です。電池切れの不安から解消されますし、電池が切れてから慌てることもありません。
2014年12月26日 年末

【F-02Gレビュー6】F-02G記事まとめと、良いところや悪いところまとめ【PR】

F-02G

先月突然デビューした富士通ARROWS NX F-02G。まさか自分が富士通のAndroidスマホを使う日が来るとは、全く考えてもいませんでした。以下、【富士通ARROWS】のモニターに参加中の一ヶ月間、F-02Gを使ったレビュー記事です。

一ヶ月も使っていると、さすがに良いところ、悪いところが見えてきます。特に、悪いところは【F-02Gレビュー4】5.2インチスマホの操作性やバッテリーの持ちは?【PR】の記事の中でいろいろ書きました。今回は最終回ということで、各回の記事には書かなかったF-02Gのことも少し書いておきます。

プリインストールされているアプリが使える!

プリインストールされているアプリというと、「全然使えないアプリ」というイメージがありました。F-02Gにプリインストールされているアプリには、Super ATOK ULTIASとDiXiM Playerというメチャクチャ使えるアプリが2本入っています。これはすばらしいです。入っていなければ買う予定だったので、追加出費がなくて済みました。
2014年12月22日 iPhone・iPad・Android

【F-02Gレビュー5】2070万画素のカメラ!これは安いデジカメが売れなくなるわけだ【PR】

【F-02Gレビュー4】5.2インチスマホの操作性やバッテリーの持ちは?【PR】からの続きです。【富士通ARROWS】のモニターに参加中です。



さて、富士通のスマホF-02Gには、なんと2070万画素のイメージセンサーを搭載したカメラが付いています。しかも、1/2.3型の大型センサー Exmor RS for mobile です。名前からして、おそらくソニー製の高性能CMOSイメージセンサーだと思われます。1/2.3型というと、高級ではないデジタルカメラに搭載されている一般的なイメージセンサーと同じサイズです。2070万画素のスマホでどんな写真が撮れるのか、日本各地で撮ってみました。

2070万画素の威力!

2070万画素。実は、ニコンのフルサイズ一眼レフカメラD700の画素数は1200万画素です。ソニーの革新的なフルサイズミラーレス一眼α7Sの画素数も1200万画素です。最近のスマホは、もはやフルサイズ一眼よりも画素数が多かったりします。一体、この画素数が活かせる写真が撮れるのでしょうか。

ということで、撮ってみたのがこの一枚(サムネイル画像をクリックすると、長辺1920ピクセルに縮小した画像が表示されます)。
F-02G カメラ

この写真の時計の部分を、等倍サイズで抜き出してみました。なんと文字盤の所までくっきり写っています!SEIKOの文字の周りの模様まで描写できています。
F-02G カメラ

2070万画素もあると、切り出した画像で、相当ズームできます。ブログで使う写真程度だったら、トリミングや縮小加工もやり放題です。

逆光性能

一眼用のレンズテストでよくやる逆光性能テストもやってみました。
F-02G カメラ

フレアやゴーストの影響も少なく良く写っています。
2014年12月21日 iPhone・iPad・Android

【PR】Aukey 3200mAhモバイルバッテリー PB-N10 レビュー

前記事「【PR】Aukey 6000mAhモバイルバッテリー PB-N11 レビュー」からの続きです。今度は3200mAhの小型モバイルバッテリーPB-N10のレビューになります。

パッケージは、6000mAhの方とほとんど同じでした。
Aukey 3200mAh モバイルバッテリー PB-N10

PB-N10外観

箱を開けてみました。3200mAhなので、モバイルバッテリー本体が小さいです。付属品は、PB-N11と同様、マイクロUSBケーブル、吸盤、説明書でした(箱の下側に入っています)。
Aukey 3200mAh モバイルバッテリー PB-N10


Aukey社のすごいところは、安価ながら品質にもこだわっているところ。モバイルバッテリーの表面をクリーンに保つために、薄い保護フィルムが貼られています。
Aukey 3200mAh モバイルバッテリー PB-N10


写真ではわかりづらいので、ペリペリと剥がしてみると、このようになります。指紋のついていないキレイな状態で使い始められます。
Aukey 3200mAh モバイルバッテリー PB-N10
2014年12月20日 iPhone・iPad・Android

【PR】Aukey 6000mAhモバイルバッテリー PB-N11 レビュー

Aukeyさんから、レビュー用にサンプル品をいろいろいただいたシリーズ。今回新たにいくつかの新製品をいただいたのでレビューします。

まずは、接続された端末の入力電流を自動で調整してくれるAIPowerテクノロジー搭載の6000mAhモバイルバッテリーから。

Amazonから届いた箱を開けると、このようなエコパッケージに入っていました。大容量というか、最近では中容量という感じになってきた6000mAhのモバイルバッテリーです。
Aukey 6000mAh モバイルバッテリー PB-N11


箱を開けてみました。
Aukey 6000mAh モバイルバッテリー PB-N11


中身は、モバイルバッテリー本体、マイクロUSBケーブル、吸盤、説明書でした。説明書は日本語表記付きで、Aukey社が日本市場に本気であることがうかがえます。
Aukey 6000mAh モバイルバッテリー PB-N11
2014年12月19日 iPhone・iPad・Android

α7IIレビュー3 - シャッター周りも地味に進化!

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去年、「α7レビュー1 - 唯一シャッターだけがややイマイチ」という記事を書きました。初代α7は、旧NEXシリーズと比較して、ボタンやメニューが改善されて、とても使いやすくなっていました。その中で唯一、シャッター周りだけがちょっと残念な出来でした。シャッターボタンの位置が悪く、グリップも浅く、そして異様な長さのシャッターストローク。α7のシャッターストロークについては、ソニーの開発者が自信を持って作ったそうです。個人的には不満なシャッターでした。

さてα7IIでは、見た目通りシャッターボタンの位置が前に出て、押しやすい位置になりました。それだけではなく、細かいところでα7IIのシャッター周りが改善されていました。ということで、α7IIのシャッター周りについて、レビューしておきます。

シャッター位置改善にプラスして、シャッターストロークが少しだけ短く!

α7とα7II。シャッター周りは全て同じだろうと思っていたら、少しずつ違いました。その一つが、シャッターストローク。あの異様に長かった初代α7と比較して、少しだけストロークが短くなっていました。【レビュー】ソニーα7 II買っちゃった!のときは、α7とα7IIのシャッターストロークは同じだろうと決めつけて、初代α7と同様、思いっきりシャッターを押し込んでいました(ストロークが長すぎて、そうしないとα7のシャッターは切れなかったので)。そのせいでブレやすく、5軸ボディ内手ブレ補正機構をONにしても、1/4秒のシャッタースピードでブレてしまっていました。

しばらくα7IIを使っているうちに、もう少しシャッターストロークが浅いことに気付きました。それを考慮して、丁寧にシャッターを切ってみたら、1/4秒どころか1/3秒でブレずに撮れたカットがありました。「最高4.5段分」というボディ内手振れ補正機構は本当だったようです。ただ、ものすごい慎重にシャッターを切って、ごくごくまれに手振れしていないカットが撮れることもある、くらいの確率です。自分の使い方だと、最高4.5段分が活かせる機会はなかなかなさそうです。

初代α7、α7II、ニコンD700のシャッターが切れるまでのイメージはこんな感じです。
機種 AF半押しからシャッターが切れるまでのイメージ
初代α7のシャッター AF半押し→押し込む→さらに押し込む→カシャ
α7IIのシャッター AF半押し→押し込む→カシャ
ニコンD700のシャッター AF半押し→押…カシャ

α7IIでは初代α7ほどの違和感はなくなりました。ニコンD700に比べると、ストロークは長いです。でもこれがソニーの考えるシャッターストロークなので、慣れるしかないです。ボディ内手振れ補正のことを考えると、シャッターストロークは浅ければ浅いほどブレにくいと思います。

シャッター音が静音化

一部で評判の悪かったα7のシャッター音。自分としては、ニコンD700の爆音シャッターに慣れていたので、α7のシャッター音については特に気にしていませんでした。D700は、上位機種のD4等よりも爆音で、とにかく目立つシャッター音でした。人を撮るときは、このキレのあるシャッター音がリズムになって心地良かったりもします。動物園で動物を撮っているときに、D700のシャッターを切ったら、動物が目線をくれたことがあって、ちょっと笑ってしまいました。

さて、α7IIのシャッター音ですが、α7に比べて静音化されていました。α7の「バシャキュン」という複雑なシャッター音から、「クキュン」という制御されている感じのシャッター音になりました。フレーム等の強度がアップし、振動が少なくなったのかもしれません。複雑な音がなくなり、シャッター動作音の高い音だけが鳴っているように感じます。ただ、静音化とは言っても、それはα7との比較であって、APS-Cサイズのミラーレス一眼などよりは大きくうるさいです。
2014年12月18日 カメラ・写真

α7IIレビュー2 - ISO感度別ノイズテスト

ソニーα7 IIを買っちゃったので、1年前のα7レビュー2 - ISO感度別ノイズテストに続いて、α7IIのISO感度別ノイズをテストしてみました。去年の長野県とは変えて、今年は山梨県まで行ってRAWで撮影してきました。

Lightroom 5.7.1 is now availableということで、α7IIのRAW現像に対応したLightroomがリリースされました。このLightroom 5.7.1を使って、ノイズ軽減の輝度のパラメータを「0」にし、RAW画像をJPEG等倍画像で出力しました(ホワイトバランスを揃えた以外は、すべて現像設定はいじっていません。カラーノイズはデフォルトの「25」のままです)。以下、サムネイル画像クリックで、等倍画像が表示されます。

α7 II ISO50(拡張感度)

α7 II ISO50
1/8秒 ISO00 F9.0 28mm(Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS)

まずは拡張感度のISO50から。拡張感度でありながら、ノイズも見られず、色もおかしくなく、すばらしい写りです。これで拡張感度ということは、おそらくハイライト側のダイナミックレンジが狭いのだろうと予想されます。この画像の場合は、何も問題は起きていません。ハイライト側が明るすぎないときは、拡張感度のISO50も普通に使えて、シャッタースピードを落とすことができます。

α7 II ISO100

α7 II ISO100
1/15秒 ISO100 F9.0 28mm(Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS)

次は基準感度のISO100。ノイズもなくすばらしい写りです。去年のα7レビュー2 - ISO感度別ノイズテストのときは、付けていたレンズのFE 28-70mm F3.5-5.6 OSSの描写がボロボロでした。今年は、Sony Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSSを付けています。同じ28mmの画角でも、中央から周辺まできれいに解像しています(→16-35mmのレビューはこちら)。
2014年12月16日 カメラ・写真

【F-02Gレビュー4】5.2インチスマホの操作性やバッテリーの持ちは?【PR】

【F-02Gレビュー3】高速ダウンロード&マルチコネクション【PR】の続きです。【富士通ARROWS】のモニターに参加中で、富士通の最新スマホF-02Gを利用してのレビュー記事になります。



さて、富士通ARROWS NX F-02Gを使えると聞いたとき、とても心配なことがありました。

5.2インチものデカいスマホの操作性や携帯性、バッテリーの持ちはどうなんだ?」と。

最近はデカいスマホが主流になってきていて、個人的にはこの流れには肯定的ではありませんでした。大きいスマホには大きいスマホの良さはあるだろうけど、小さいスマホには小さいスマホの良さがある、と。だから、自分で選ぶなら、次も小さいスマホ、と考えていました。

今回5.2インチのスマホが使えるようになったことで、デカいスマホの操作性等をチェックしてみました。

5.2インチスマホの携帯性

携帯電話のあるべき姿というのは、「携帯」することです。画面が大きくなったことにより、携帯性が落ちては元も子もありません。

5.2インチスマホでもっとも気になっていたのは、「ズボンのポケットに入るのか?」ということ。

これは、結論から言うと、問題なく入りました。しかもF-02Gのオクタゴンフォルムによって、カドが八角形になっていて、ポケットにするっと入って入れやすいです。


ポケットに入れた瞬間、「これならデカいスマホもイケる!」と思ったのですが、歩いてみてげんなりしました。本体が大きいせいで、歩いてみると足に引っかかるような感じで、異物感が強いです。また、ズボンのポケットにスマホを入れたまま座るのも苦痛で、あぐらをかいて座るときなどは、ポケットからスマホを出したくなります。残念ながら、小さいスマホに比べると、明らかに携帯性は下がりました。

重さは?

F-02G本体の重さは約166gです。今まで使っていたスマホよりも50g以上重くなりました。「重さが嫌になるかな?」と最初心配しました。初めて手に取ったときも、今も、重さは全然気になりません。もしも密度が上がりすぎていたらズッシリきます。でも、重さと共に体積も増えています。ズッシリ感もそれほどなく、使っていて疲れることもなく、重さは問題ありませんでした。意外と、スマホの重さへの要求は自分の中でなかったんだなと、少し驚いています。

5.2インチスマホの操作性

F-02Gには、手が小さい人向けに、画面全体を下方向に下げ、片手での操作がしやすくなる「スライドディスプレイ」という機能が備わっています。ディスプレイが大きいため、片手で持っていると、画面上部端まで親指が届かない人が多いようです。下方向に下げれば、親指が端まで届くという親切機能です。

画面下部のメニューバー右端に、スライドボタンがありますそのボタンをタッチすると…


画面が下方向にスライド!


下方向にスライドしても、画面端まで親指は届かないじゃん!
2014年12月15日 iPhone・iPad・Android

【原因は?】α7IIのバッテリーの持ちは悪いのか

ILCE-7M2


【レビュー】ソニーα7 II買っちゃった!に書いて気になっていた、ソニー α7IIのバッテリーの持ち。祝☆ソニーα7発売一周年レビューに書いたように、NEX-7とα7のバッテリーの持ちは以下の通りでした。

  公称のバッテリーの持ち 実使用でのバッテリーの持ち
NEX-7 約350枚 約700枚
α7 約270枚 約500枚
 α7II 約270枚 ???

バッテリーの持ちというのは、設定や個人の使い方によって大きく異なります。上で「実使用でのバッテリーの持ち」と書いたのは、自分の使い方で短時間にバッテリーを使い切った場合の撮影可能枚数です。NEX-7、α7ともに、公称値よりも2倍近く(時には2倍以上)バッテリーは持ちます。なぜ公称値よりもバッテリーが持つかというと、これはCIPAのテスト基準が厳しいからです。CIPA基準では、「30秒ごとに1回撮影」、「10回に一度、電源を入/切する」というルールでテストされます。30秒ごとに1回撮影ということは、その間液晶画面はずっと付いていてCPUもバックライトも動作し続けていますし、10回に一度、電源をON/OFFしたら、そのたびにバッテリーを消費します。自分の使い方では、これより緩い条件で撮影できているために、公称値よりもバッテリーが長持ちしています。

さて、α7の後継機であるα7IIも、初代α7同様、約500枚のバッテリー持ちを期待していました。α7IIもα7もNEX-7も「ソニー リチャージャブルバッテリーパック NP-FW50」を利用するというところは同じです。

しかしその期待は…

α7IIではボディ内手振れ補正機構を搭載しバッテリー消費が増大したのか、実際にテスト撮影していたら、初代α7では考えられないほど早くバッテリー交換マークが出ました。「ボディ内手振れ補正機構を搭載しているとこんなにもバッテリー切れが早いのか」と思いました。そういえば設定で「プリAF」をOFFにしていなかったということに気付き、これをOFFにして撮影に出かけました(プリAFがONだと、勝手にAFが動いてバッテリーが消耗します)。今度は500枚近く撮れるだろうと。

結果…

わずか300枚程度でバッテリー交換表示が出ました。

「えー…」という驚き。わずか300枚。今まで500枚撮影可能だったのに、同じような使い方で新しい機種は300枚。バッテリーの持ちが40%くらい悪くなっていました。撮影可能枚数が少なくなると、大事なときにバッテリー切れを起こして、シャッターチャンスを逃す可能性が出てきます。これは残念な仕様です。その後、「あ、そういえば、RAW+JPEGで撮影していた」ということに気付きました。まだRAW現像ソフトがα7IIに対応していないため、RAWのみではなく、RAW+JPEGで撮影していました。メモリーカードへの書き込み時間が増えたせいで、バッテリーの持ちが悪くなったのかもしれない。と、少し希望が持てました。

満タンのバッテリーを入れ、とりあえずRAW+JPEGでゆっくり撮影し、2日目。早くもバッテリー交換表示がでました!撮影枚数を確認すると、まだ200枚にも達していません!早すぎる!
2014年12月12日 カメラ・写真