- 2010/03/25 : 公正取引委員会から封筒が届いた
- 2010/03/24 : 家電王検定を受けてみた
- 2010/03/23 : 任天堂からニンテンドー3DSが発表!
- 2010/03/21 : torneで撮るね?
- 2010/03/17 : アメブロお年玉パスワード事件で、元ホリプロ社員が逮捕!
- 2010/03/15 : 茨城県が変な方向にがんばってる件
- 2010/03/14 : 茨城空港の写真
- 2010/03/04 : なぜ角川歴彦はぼくに話しを聞きにこないのか?
- 2010/03/02 : うるう年の誤判定でPS3本体にバグ発生
- 2010/03/01 : 「PHPによるデザインパターン入門」絶版&原稿テキスト公開
家電王検定を受けてみた
家電王検定を受けてみました。デジカメ初級編の検定結果は…

100点でした!
その他、家電王では「家電王なう!」というTwitterと連携したサービスもやっています。
家電王検定を受けてみるには、以下のリンクからどうぞ。デジカメ以外にも生活家電、パソコン・インターネット、AV機器などの検定があります。

100点でした!
撮影した写真を、写真屋さんでLサイズ(89mm×127mm)でプリントしたい時、カメラで設定すべき最低限の記録画素数は次のうちどれ?という問題があったので、計算までしてしまいました。常にRAWモードで撮影しているので、記録サイズは気にしていなかったので、いきなり言われると戸惑いますね。「ねぇ、結局デジカメって何万画素必要なの?」のページが参考になると思います。
その他、家電王では「家電王なう!」というTwitterと連携したサービスもやっています。
家電王検定を受けてみるには、以下のリンクからどうぞ。デジカメ以外にも生活家電、パソコン・インターネット、AV機器などの検定があります。
2010年03月24日 雑記
任天堂からニンテンドー3DSが発表!
1億2500万台を販売する携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」の後継機となる、「ニンテンドー3DS」が任天堂から発表されました!

「ニンテンドー3DS」の特徴は、「裸眼で3D映像によりゲームが楽しめる」こと。
任天堂の岩田社長は、「専用のメガネをかけて3Dを楽しむこと」には否定的でしたが、新型「ニンテンドー3DS」では裸眼で3Dが楽しめるとのこと。
3D映画や3DTVなど、現在3Dは徐々にブームになってきています。ゲーム機単体で3Dが楽しめるとなれば、それはもう枯れた技術の水平思考ではありません!
本当に?

「ニンテンドー3DS」の特徴は、「裸眼で3D映像によりゲームが楽しめる」こと。
任天堂の岩田社長は、「専用のメガネをかけて3Dを楽しむこと」には否定的でしたが、新型「ニンテンドー3DS」では裸眼で3Dが楽しめるとのこと。
3D映画や3DTVなど、現在3Dは徐々にブームになってきています。ゲーム機単体で3Dが楽しめるとなれば、それはもう枯れた技術の水平思考ではありません!
本当に?
2010年03月23日 次世代ゲーム機
torneで撮るね?
2010年03月21日 ゲーム全般
アメブロお年玉パスワード事件で、元ホリプロ社員が逮捕!
1月1日に3月13日、ついに逮捕者が出ました。
記事によると、こういう流れのようです。
1. サイバーエージェントの社員が、誤ってホリプロの元契約社員に芸能人パスワード記載のファイルを添付してメールを送ってしまった。ホリプロの元契約社員は、逮捕されてから解雇されたのか、逮捕される直前に解雇されたのか、たまたま契約期間が切れたのかは記載されていません。“元”契約社員と書いてあると、ホリプロに非はないように感じてしまいます。
2. そのパスワード入りのファイルを元ホリプロ社員が悪用。
3. 元ホリプロ社員がミキティのブログに不正アクセスし、個人情報リストを張り付けた。
4. 誰でも芸能人ブログのパスワードをダウンロードできる「アメブロお年玉パスワード事件」へ。
5. 流出による被害はなし。
それはさておき、このアメブロお年玉パスワード事件のポイントはどこでしょうか?
ミキティのブログに不正アクセスし、個人情報リストを張り付けた元ホリプロ社員は当然の悪です。
しかし、通常はこんなことをされないように、いくつものセキュリティをかけておくはずです。
IT企業なら当然、パスワードが漏れないように対策をしておきます。
アメブロお年玉パスワード事件についての時に書いた、サイバーエージェントのアメブロ芸能人パスワードの管理方法を再確認してみましょう。
1. エクセルファイルのシートに芸能人の名前と暗号化されていないパスワードの記載
2. パスワードは数字4桁や事務所名の後に数字連番など、強度の低いパスワード
3. エクセルファイル自体のパスワードロックは無し
2010年03月17日 ブログ全般
茨城県が変な方向にがんばってる件
茨城県でこんなポスターを見かけました。
「コみケッとスペシャル5in水戸」。

おそらくですが、「コみケッとスペシャル5in水戸」のみととで「水戸」とひっかけてあるのだと思います。
このポスターが駅とかに貼ってあるなら普通なのですが、あったのはここ。第15代将軍徳川慶喜が5歳から英才教育を受けていたこの場所。

現代版、文武両道ということでしょうか。
茨城県はまちおこしに必死のようです。
もう少し、茨城や水戸に関連するものでまちおこしをした方が良いような気がします。
たとえば、水戸だけに水戸黄門とか…。
いた、黄門様w

「コみケッとスペシャル5in水戸」。

おそらくですが、「コみケッとスペシャル5in水戸」のみととで「水戸」とひっかけてあるのだと思います。
このポスターが駅とかに貼ってあるなら普通なのですが、あったのはここ。第15代将軍徳川慶喜が5歳から英才教育を受けていたこの場所。

現代版、文武両道ということでしょうか。
茨城県はまちおこしに必死のようです。
もう少し、茨城や水戸に関連するものでまちおこしをした方が良いような気がします。
たとえば、水戸だけに水戸黄門とか…。
いた、黄門様w

2010年03月15日 国内
なぜ角川歴彦はぼくに話しを聞きにこないのか?
クラウド時代と<クール革命>を読んだ。
これを読んで思ったのは、「なぜ角川歴彦はぼくに話しを聞きにこないのか?」ということだ。
なぜ角川歴彦はぼくに話しを聞きにこないのか?それがぼくには分からない。本当に、普通に話しを聞きにきても良さそうなものだと思う。むしろ、話を聞きにくるのが自然だと思う。それが、こうまで話しを聞きにこないと、ぼくは角川歴彦のことを疑ってしまう。
ぼくは角川歴彦を、
「本当に真面目にビジネスをする気があるのか?」と疑ってしまう。
「企業として、顧客のニーズに応えようという気があるのか?」と疑ってしまう。
「組織として、クール革命に貢献しようという気があるのか?」と疑ってしまう。
もし角川歴彦がクール革命に貢献しようとするのなら、まず真っ先にぼくのところに話しを聞きに来るべきだと思う。
「べき」と言うか、それがとても自然で、当たり前のことだと思う。
もし本当にそう思うのなら、まずはぼくの話しを聞きにきた方がいいと思うのだが、どうだろうか? ぼくの話しは、そのまま受け取る必要はないにしろ、良くも悪くも参考になるとは思わないのか? 角川歴彦が思う「クール革命」を実践していくために、ぼくの体験を教師としてなのか反面教師としてなのかは別にしろ、参考にしようとは思わないのか?
分からない。ぼくには全く分からない。もしぼくが角川の役員なら、いや、役員じゃなくても社員なら、まずはぼくに話しを聞きにいこうと思うけど、そうは思わないのかなあ。取るもの取りあえず、押っ取り刀で駆けつけると思うのだがなあ。そう思うのはぼくだけなのだろうか? ぼくの考えが間違ってるのだろうか?
ここでクラウド時代と<クール革命>の中に書かれていた角川歴彦の考えのいくつかを紹介する。
一冊読み終えて、簡単に内容をまとめるとするなら、
官営八幡製鉄所を作ったのと同じように、日の丸クラウド「東雲」を政府が作れ、と推奨している。
たとえ話や発想が古すぎて、途中ギャグかと思ってしまう場面が何度もあった。
とにかく、史実を後付けで追っているだけで読んでいてフラストレーションがたまってくる。
結果論を書いてるだけで、先天的に先を見通していたワケじゃない。
後付けだからイライラする。
確かに日本の中では、少し早い方なのかもしれないけれど、それは頭の固すぎる日本人に囲まれているから。
この程度で「一番ITに理解のある日本企業」と呼ばれてしまうのなら、そちらの方が怖い現実だ。
ようはアメリカの真似してるだけ。
アメリカよりも先回りができてない。
戦おうともしていない。
「これからはクラウドだ!」なんて、笑えてくる。
遅すぎ。
これから国家プロジェクトで予算を組んでいろいろ議論してるうちに、世界ではとっくに標準ができあがってしまう。
事業仕分けで予算を削られ、「2位じゃダメなんですか?」と言われるのがオチだ。
「日本国内にサーバーが置けないから、検索エンジンの世界でGoogleに負けた!」これもおかしい。
仮に日本が検索サーバを合法的に置けたとして、Googleに勝てた可能性は0%。
100%Googleに勝てっこない。
どこにGoogleに勝てる日本の企業があったのか。
アメリカの後追いがやっとの日本企業において、Googleのスピードに勝てた企業は存在しない。
そのGoogleでさえ、ちょっとでものんびりしていればインドの若者に負けるからと、セキュリティを犠牲にしてまで新規サービス作りに焦っているというのに。
日本のやったことと言えば、やっと勢いの出てきたWeb系企業のLivedoorをぶっ潰しただけ。
ただ、それだけ。
そのLivedoorだって、まだまだアメリカのパクリから抜け出せていなかった。
これからという時に、日本の頭の固い世代がWebの芽を摘んだ。
当時ライブドアはまだまだ2番煎じのものが多かったが、それでもスピード感には溢れていた。
これからもしかすると、という期待はあった。
そのトップで指揮を執っていたホリエモン。
そのホリエモンでさえ気づけなかったサービスがある。
それは何か。
それは、「クラウド」。
この本のタイトルでもある「クラウド時代」。
あのホリエモンでさえ、クラウドのすごさには気づけなかった。
クラウド時代が来ることを読めなかった。
あとから「どうしてあの時クラウドに気づけなかったのか」とホリエモンに言わせてしまうほどに。
技術的には実現できるものとして存在していても、そのサービスのすごさに気づくのは難しい。
全く別次元の問題だ。
結果論だけでは見えてこない。
ITの最先端で戦っていてさえ見えてこないことがある。
角川歴彦はITの最先端で戦っているのか。
YouTubeに動画をアップしたのか?
Twitterでつぶやいているのか?
iPhoneを使いこなしているのか?
クラウドサービスを使っているのか?
結局、後付けの結果論だけなら好き放題言える。
アメリカで流行ったものが、いずれ日本で流行るなんてえらそうに言ってもたいしたことではない。
ネットの世界では結果論だけを語っていてもダメ。
先を見据え、本当に価値あるものを創造しなくてはいけない。
本当に「クール革命」などと叫ぶのなら、クールだと感じたものにすぐ投資すべき。
それが戦う姿だ。
失敗するかもしれない、それでも「革命」だと思えるものに投資していくことが大事だ。
アメリカの検索エンジンYahoo!に目を付け、投資したのは誰だ。
日本でポータルサイトを流行らせたのは誰だ。
日本のブロードバンドを促進し、世界で最も速く安価なインターネット網を築いたのは誰だ。
いち早くiPhoneを日本に導入し、日本中に革命を起こしているのは誰だ。
ツイッターを全社員2万人に使わせているのは誰だ。
ソフトバンクの孫社長だ。
投資する姿勢がなければ、スピードの速いネット界では勝ち上がることができない。
勝負もしていないのに、結果論だけで語っていては何も見えてこない。
ただ、角川歴彦はひとつだけ良いことを言った。
ガラパゴスはガラパゴスでしか生み出せないものを作り、世界に向けて発信していくべきである。
アメリカの真似をしているだけではいけない。
それこそが「クール革命」。
「クール革命」の時代において、角川歴彦がすべきことは、新たな革命を起こすための投資をすることだ。
日本らしさ、クールジャパンを世界に向けて発信し戦っていくこと。
それを推進するのが角川歴彦の使命だ。
投資をして戦っていかなくては、これからもアメリカの力には勝てない。
ところで、ここで唐突にぼくの知り合いのお母さんの話しをする。
つい最近、ぼくの知り合いはある困っている人にアドバイスをしようとしたことがあったらしい。しかし結局、それはしなかった。なぜなら、それをする前に、母に窘められてしまったからである。そこで母は、ぼくに「その人はお前のアドバイスを求めたか?」と聞いてきた。そこでぼくは、「いや、求めていないよ。しかしこのままでは、その人は早晩破滅するのは目に見ている。だからぼくは、例え求められていなくても、アドバイスをした方がいいと思うんだ」と言った。すると母は「やめなさい」と言った。「それはお節介というものだ。人間というのは、自分からアドバイスを求めた人の話しなら多少聞くことがあるかも知れないが、しかしアドバイスを求めてもいない人の話しは絶対に聞かない。だから、あなたがそこで何をアドバイスしようと、それはただのお節介でしかない。人助けでも何でもない」それでぼくは、なるほどそれもそうだなと思った。そうして結局、そのとても困っている人にアドバイスすることをやめたのだった。だから今回も、ぼくは角川歴彦にアドバイスをすることをしない。もし角川歴彦がぼくに話しを聞きにきたら、その時は何かを言うかも知れないが、しかし自分から言うことだけは、絶対にしないようにする。なぜならそれは、お節介でしかないからだ。それが、ぼくの知り合いがつい最近、母から教わった母の教えだ。
クラウド時代と<クール革命>
これを読んで思ったのは、「なぜ角川歴彦はぼくに話しを聞きにこないのか?」ということだ。
なぜ角川歴彦はぼくに話しを聞きにこないのか?それがぼくには分からない。本当に、普通に話しを聞きにきても良さそうなものだと思う。むしろ、話を聞きにくるのが自然だと思う。それが、こうまで話しを聞きにこないと、ぼくは角川歴彦のことを疑ってしまう。
ぼくは角川歴彦を、
「本当に真面目にビジネスをする気があるのか?」と疑ってしまう。
「企業として、顧客のニーズに応えようという気があるのか?」と疑ってしまう。
「組織として、クール革命に貢献しようという気があるのか?」と疑ってしまう。
もし角川歴彦がクール革命に貢献しようとするのなら、まず真っ先にぼくのところに話しを聞きに来るべきだと思う。
「べき」と言うか、それがとても自然で、当たり前のことだと思う。
もし本当にそう思うのなら、まずはぼくの話しを聞きにきた方がいいと思うのだが、どうだろうか? ぼくの話しは、そのまま受け取る必要はないにしろ、良くも悪くも参考になるとは思わないのか? 角川歴彦が思う「クール革命」を実践していくために、ぼくの体験を教師としてなのか反面教師としてなのかは別にしろ、参考にしようとは思わないのか?
分からない。ぼくには全く分からない。もしぼくが角川の役員なら、いや、役員じゃなくても社員なら、まずはぼくに話しを聞きにいこうと思うけど、そうは思わないのかなあ。取るもの取りあえず、押っ取り刀で駆けつけると思うのだがなあ。そう思うのはぼくだけなのだろうか? ぼくの考えが間違ってるのだろうか?
ここでクラウド時代と<クール革命>の中に書かれていた角川歴彦の考えのいくつかを紹介する。
・YouTubeはアメリカ艦隊の黒船が突如浦賀に現れたのと似てる。どうやらこの角川歴彦という人は、Web界で起こっている出来事を、日本の何かに例えるのが好きな人らしい。
・Web2.0のイノベーションのツナミは太平洋を渡ってIT業界のみならず日本の産業界を揺さぶった。
・「ユーチューブの投稿動画はコミケ」。「YouTubeのオフィスが小さすぎて思わず笑った」。「コミケを認めてユーチューブを否定したら、それは“老い”」
・「ゲイツビル」から巣立った二人は「IT三国志」の主役になった。
・インターネットによる社会の革新を信じる人は「ネットの民主主義」と呼ぶ。
一冊読み終えて、簡単に内容をまとめるとするなら、
アメリカのITすげー。日本も国家プロジェクトとして、東京ドーム数個分の土地を確保してクラウドを作れ。名前は東雲プロジェクトにする。ということでもある。
官営八幡製鉄所を作ったのと同じように、日の丸クラウド「東雲」を政府が作れ、と推奨している。
たとえ話や発想が古すぎて、途中ギャグかと思ってしまう場面が何度もあった。
とにかく、史実を後付けで追っているだけで読んでいてフラストレーションがたまってくる。
結果論を書いてるだけで、先天的に先を見通していたワケじゃない。
後付けだからイライラする。
確かに日本の中では、少し早い方なのかもしれないけれど、それは頭の固すぎる日本人に囲まれているから。
この程度で「一番ITに理解のある日本企業」と呼ばれてしまうのなら、そちらの方が怖い現実だ。
ようはアメリカの真似してるだけ。
アメリカよりも先回りができてない。
戦おうともしていない。
「これからはクラウドだ!」なんて、笑えてくる。
遅すぎ。
これから国家プロジェクトで予算を組んでいろいろ議論してるうちに、世界ではとっくに標準ができあがってしまう。
事業仕分けで予算を削られ、「2位じゃダメなんですか?」と言われるのがオチだ。
「日本国内にサーバーが置けないから、検索エンジンの世界でGoogleに負けた!」これもおかしい。
仮に日本が検索サーバを合法的に置けたとして、Googleに勝てた可能性は0%。
100%Googleに勝てっこない。
どこにGoogleに勝てる日本の企業があったのか。
アメリカの後追いがやっとの日本企業において、Googleのスピードに勝てた企業は存在しない。
そのGoogleでさえ、ちょっとでものんびりしていればインドの若者に負けるからと、セキュリティを犠牲にしてまで新規サービス作りに焦っているというのに。
日本のやったことと言えば、やっと勢いの出てきたWeb系企業のLivedoorをぶっ潰しただけ。
ただ、それだけ。
そのLivedoorだって、まだまだアメリカのパクリから抜け出せていなかった。
これからという時に、日本の頭の固い世代がWebの芽を摘んだ。
当時ライブドアはまだまだ2番煎じのものが多かったが、それでもスピード感には溢れていた。
これからもしかすると、という期待はあった。
そのトップで指揮を執っていたホリエモン。
そのホリエモンでさえ気づけなかったサービスがある。
それは何か。
それは、「クラウド」。
この本のタイトルでもある「クラウド時代」。
あのホリエモンでさえ、クラウドのすごさには気づけなかった。
クラウド時代が来ることを読めなかった。
あとから「どうしてあの時クラウドに気づけなかったのか」とホリエモンに言わせてしまうほどに。
技術的には実現できるものとして存在していても、そのサービスのすごさに気づくのは難しい。
全く別次元の問題だ。
結果論だけでは見えてこない。
ITの最先端で戦っていてさえ見えてこないことがある。
角川歴彦はITの最先端で戦っているのか。
YouTubeに動画をアップしたのか?
Twitterでつぶやいているのか?
iPhoneを使いこなしているのか?
クラウドサービスを使っているのか?
結局、後付けの結果論だけなら好き放題言える。
アメリカで流行ったものが、いずれ日本で流行るなんてえらそうに言ってもたいしたことではない。
ネットの世界では結果論だけを語っていてもダメ。
先を見据え、本当に価値あるものを創造しなくてはいけない。
本当に「クール革命」などと叫ぶのなら、クールだと感じたものにすぐ投資すべき。
それが戦う姿だ。
失敗するかもしれない、それでも「革命」だと思えるものに投資していくことが大事だ。
アメリカの検索エンジンYahoo!に目を付け、投資したのは誰だ。
日本でポータルサイトを流行らせたのは誰だ。
日本のブロードバンドを促進し、世界で最も速く安価なインターネット網を築いたのは誰だ。
いち早くiPhoneを日本に導入し、日本中に革命を起こしているのは誰だ。
ツイッターを全社員2万人に使わせているのは誰だ。
ソフトバンクの孫社長だ。
投資する姿勢がなければ、スピードの速いネット界では勝ち上がることができない。
勝負もしていないのに、結果論だけで語っていては何も見えてこない。
ただ、角川歴彦はひとつだけ良いことを言った。
ガラパゴスのままで良い日本文化その通りだ。
ガラパゴスはガラパゴスでしか生み出せないものを作り、世界に向けて発信していくべきである。
アメリカの真似をしているだけではいけない。
それこそが「クール革命」。
「クール革命」の時代において、角川歴彦がすべきことは、新たな革命を起こすための投資をすることだ。
日本らしさ、クールジャパンを世界に向けて発信し戦っていくこと。
それを推進するのが角川歴彦の使命だ。
投資をして戦っていかなくては、これからもアメリカの力には勝てない。
「一番いけないのは、コンテンツに対価が支払われなくなって作る意欲がそがれること。『好きだから』と作る人だけでは文化は発展しない。クリエイターに対価が支払われる動画サイト『Revver.com』には、YouTubeから作家が移動したと聞いている。最初は世間に知られたことだけで満足するだろうが、次は経済活動になったことで満足する」
「YouTubeは世界共通語」――角川会長の考える“次の著作権”
ところで、ここで唐突にぼくの知り合いのお母さんの話しをする。
つい最近、ぼくの知り合いはある困っている人にアドバイスをしようとしたことがあったらしい。しかし結局、それはしなかった。なぜなら、それをする前に、母に窘められてしまったからである。そこで母は、ぼくに「その人はお前のアドバイスを求めたか?」と聞いてきた。そこでぼくは、「いや、求めていないよ。しかしこのままでは、その人は早晩破滅するのは目に見ている。だからぼくは、例え求められていなくても、アドバイスをした方がいいと思うんだ」と言った。すると母は「やめなさい」と言った。「それはお節介というものだ。人間というのは、自分からアドバイスを求めた人の話しなら多少聞くことがあるかも知れないが、しかしアドバイスを求めてもいない人の話しは絶対に聞かない。だから、あなたがそこで何をアドバイスしようと、それはただのお節介でしかない。人助けでも何でもない」それでぼくは、なるほどそれもそうだなと思った。そうして結局、そのとても困っている人にアドバイスすることをやめたのだった。だから今回も、ぼくは角川歴彦にアドバイスをすることをしない。もし角川歴彦がぼくに話しを聞きにきたら、その時は何かを言うかも知れないが、しかし自分から言うことだけは、絶対にしないようにする。なぜならそれは、お節介でしかないからだ。それが、ぼくの知り合いがつい最近、母から教わった母の教えだ。
クラウド時代と<クール革命>
2010年03月04日 雑記
うるう年の誤判定でPS3本体にバグ発生

2010年3月1日に発生したPlayStation 3
「PlayStation Networkに接続するとセーブデータが全て消える」、などという噂も広がり、PS3ユーザーはうるうるする事態となっていました。
1日経ち、3月2日になるとこのバグは自然回復。
バグの原因
何が原因だったかというと、「PS3®(新型PS3®を除く)に使用している時計機能のバグが原因」でした。SONYの対応もまずまず早く、3月2日にはバグを認め、障害例の発表をしました。
ただいま、PlayStation®3(PS3®)をご利用の一部のお客様の環境において、PS3®(新型PS3®を除く)に使用している時計機能のバグが原因による問題が発生しており、以下のような障害が確認されています。
(障害例)
・PS3®本体の日付が2000/01/01になってしまう。
・PlayStation®Networkにサインインしようとすると「エラーが発生したため、“PlayStation Network”からサインアウトしました。(8001050F)」とエラーが表示される。
・ゲームを起動しようとすると「トロフィー情報の登録に失敗しました。(8001050F)」とエラーが表示され、トロフィーデータが表示されなくなる。
・インターネット経由での日付と時刻の設定を行うと「時刻設定に失敗しました(8001050F)」とエラーが表示される。
・PlayStation®Storeで購入したレンタル方式のビデオが有効期限内であっても、再生できない。
PlayStation®3にて発生していた障害について
続いて、「PS3に使用している時計機能が2010年をうるう年と認識」して起こったバグであることと、日付が変わってバグが直ったことを発表しました。
PlayStation®3(PS3®)をご利用の一部のお客様の環境において、PS3®(新型PS3®を除く)に使用している時計機能が2010年をうるう年と認識していました。PS3®内部の日付が2月29日(GMT/グリニッジ標準時間)から実際に存在する3月1日(GMT)に変わったことで、昨日から発生していた障害は解消され、お持ちのPS3®は正常に動作することを確認いたしました。なお、XMB™上の時刻のずれが生じている場合は、PS3® の「日付と時刻」を手動またはインターネット経由で正しく設定してくださいますようお願い申しあげます。本件について新しい情報がある場合は速やかにお知らせいたします。
PlayStation®3をご利用のお客様へ
ようするに、PS3の時計機能プログラムの「うるう年の判定をミスった」のが原因で起きたバグでした。
PS3本体は2月29日で、ネットワーク上の正しい日付が3月1日だったために、整合性がとれなくてサインインできなくなったようです。
「うるう年の判定」というと、プログラミングの初級本に例題として取り上げられるくらいポピュラーな問題です。
if文の条件判定を理解させる時によく使われる例題です。
アメリカ空軍が軍用のスーパーコンピューターとして2000台以上導入しているPS3。
その最新ゲーム機PS3では、うるう年の判定をミスし、「2010年をうるう年」と判定してしまったようです。
2010年をうるう年と判定?
2010年03月02日 ゲーム全般
「PHPによるデザインパターン入門」絶版&原稿テキスト公開
2010年03月01日 読書



