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iPadユーザーは、iOS6へのアップデートはちょっと待って!

2012年09月20日 iPhone・iPad・Android
AppleからiOS6が発表され、今まで標準として使えていたアプリがいくつか変更&削除されています。大きな変更があったのは、前回の記事で紹介した地図アプリ(iOS6の地図アプリが韓国語入りになってしまったので、その対処)です。

今回、変更ではなく削除されてしまったアプリは、なんとYouTubeです!今まで標準アプリとして内蔵されていたYouTubeが、iOS6では削除されてしまいました。今までインストールされていた標準のYouTubeアプリも、iOSアップデートとともに強制削除です。残すことはできません。

これを見越して、先日GoogleからはiPhone専用のYouTubeアプリがリリースされ、現在も人気ランキングの上位に付けています。
インストールして使ってみるとこんなかんじです。動画を検索し、動画を再生した様子です。使い勝手が変わって慣れが必要なのと、あとは機能的に良くなっている部分もあります。
動画を検索 動画を再生



さて、この新しいYouTubeアプリ、大きな改悪点があります。


バックグラウンド再生ができません!


YouTubeの動画を裏で流しながら、iPhoneで他の作業をする、そういったことはもうできなくなってしまいました。今後のアップデートで対応されるかどうかもわかりません。もしバックグラウンド再生を望むなら、有料のPlay Tubeなどを利用するしかないかもしれません。


しかし、iPhoneはこれでもまだ良い方です。最悪なのは、iPad!

iPadユーザーは、iOS6へのアップデートはしばらく様子見した方が良いかもしれません。なぜなら、今までインストールされていたYouTubeアプリが削除されてしまう上に、iPad専用のYouTubeアプリがまだリリースされていないからです。

わかりやすくいうと、iPadでアプリからYouTubeが見られなくなってしまうということです。

ブラウザから見るなら良いのですが、iPad専用のYouTubeアプリがまだGoogleからリリースされていません。

次回アップデートで、iPhone&iPadで使えるユニバーサルアプリとしてYouTubeアプリがリリースされるそうです。iPadでYouTubeアプリを多用している人は、iOS6へのアップデートはそれまで待った方が良いかもしれません。

なお、初代iPadはそもそもiOS6へアップデートできません。iPad2と新しいiPadだけがiOS6へとアップデートできます。


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