今、iPhone等で使える任天堂製のBluetoothキーボードが安い!
2012年02月21日 iPhone・iPad・Android
去年の4月に「任天堂のポケモンタイピングDSを手に入れて、iPhone/iPadのキーボードに!」という記事を書きました。任天堂製の「ニンテンドー ワイヤレスキーボード」が、iPhone/iPad用のキーボードとしても使えるという内容でした。
その後、iPhoneユーザーの間でこのキーボードの情報が広まり、あっという間に市場から消え、ずっと品薄状態が続いていました。
最近再び確認してみたところ、なんと品薄どころか、在庫過剰に!どこのお店でも格安で販売されています。定価は5800円なのに、今はなんとAmazonでも2000円台前半!
驚いたことに、白いキーボードだけでなく、任天堂から去年の11月に黒いキーボードも追加で発売されていました。白いキーボードはすでに家にあるので、今回は黒いキーボードもゲットしてみました。
黒いキーボードの方は、Amazonよりも楽天の方が安かったので、楽天で注文しました。
届いたのはこれ。「バトル&ゲット ポケモンタイピングDS」。
人によってはポケモンが恥ずかしいと思うかもしれません。でも、iPhone用のBluetoothキーボードが2000円台前半で買えると思って我慢してください。ポケモンのタイピングソフトは捨てちゃっても構わないのですが、さすがは任天堂製、タイピングソフトの方も良くできています。登場ポケモン数も400種類以上です。捨てずにプレイした方が良いです。
キーボードの仕様は、この通り。単三電池2本で1,500時間も持つスタミナキーボードです。アルカリ乾電池も2本付属されていて、すぐに使い始められます。
重量 | 約300g(単3形乾電池2本含む) |
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外形寸法 | 264mm(幅)×113mm(縦)×20mm(厚さ) |
キーピッチ | 17mm |
電池持続時間 | 約1500時間(アルカリ乾電池使用時) |
通信 | Bluetooth |
キーボードの方は、このようにポケモンとは全く関係ありません。ポケモンのイラストなどはなく、キーに至っては「かな」の表記もない格好良いキーボードです。
ニンテンドー ワイヤレスキーボードの白と黒。それからiPhoneを並べて写真を撮ってみました。イイ感じの大きさです。打鍵感はどうかというと、「けっこうイイ」感じです。個人的にはキーの押し心地が少し柔らかくて、さすがに最高とまでは言えません。でも、実際に文字を打ってみると、全く問題なく打てます。キーピッチも17mm確保されているので、とても打ちやすいです。
ニンテンドー ワイヤレスキーボードは、Bluetoothに対応しているAndroid端末やPS3などでも使えるようです。
iPhoneで使う際には、初期設定で少し迷うかもしれません。簡単にセッティングについても書いておきます。
iPhoneでニンテンドー ワイヤレスキーボードを使う手順これでOKです。
1.iPhoneの設定>一般>キーボード>各国のキーボード>日本語>ハードウェアキーボード配列をU.S.にする
2.iPhoneの設定>一般>BluetoothでONにする
3.乾電池を入れたニンテンドー ワイヤレスキーボードのFnキーを押しながら電源スイッチをONにする(しばらくFnキーは押しっぱなし)
4.iPhoneに表示されたPINコード4桁を、ニンテンドー ワイヤレスキーボードから入力する
5.ニンテンドー ワイヤレスキーボードから「Home+スペースキー」を同時押しして、入力モードを切り替える
Fnキーを押しながら電源スイッチをONにしないと、iPhoneからキーボードを探せません。説明書に書いてあるとおり、このやり方を覚えておく必要があります。それと上の手順に書いたように、iPhoneの設定をいくつか変えておかないと、うまくローマ字入力で日本語が入力できません。
ニンテンドー ワイヤレスキーボードには、一つ重大なポイントがあって、それは「iOSからはU.S.配列キーボードとしてしか認識しない」ことです。キーボードには、JIS配列で文字が刻印されているのに、iPhoneから使う際にはUS配列キーボードとしてしか認識できません。そのため、@などの記号を入力する時に、キーボードの刻印とずれた位置を押さなくてはいけません。この辺りは少し慣れが必要です(普通の日本語を入力する際には問題ありません)。
このように、iPhoneで使う際は上記手順で使えるようになります。小型・軽量・安価、それから任天堂製の信頼性。iPhone/iPad/Androidなどで使えるBluetoothキーボードが格安で手に入るチャンスです。気になった人はゲットしてみてはどうでしょうか(JIS配列じゃないとイヤ、折りたたみじゃないとイヤ、という人は、多少高くても他のBluetoothキーボードを探してみた方が良いかと思います)。