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PHILIPS SHL9560レビュー

2010年01月11日 音楽
さぁ、今回で「フィリップスヘッドフォンのレビューモニター・マラソン」も最終回の第5回目です。部屋にはPHILIPSのイヤフォン＆ヘッドフォンが大量に増えました。同じ人に5個ずつヘッドフォンを配るなんて、PHILIPSはかなり太っ腹です。

今回は、昨年10月に発売された新製品「PHILIPS ヘッドフォン SHL9560」のレビューです。

まずは箱から。


パッケージ裏側。黄色が目立ちます。




「Clear sound」。PHILIPSのヘッドフォンは今までもここに書いてあることが、一番特徴になっている部分でした。今回はクリアーなサウンドに期待が持てそうです。




箱から取り出してみて感じたこと…「軽っ！」。見た目よりもずっと軽くて、これは素晴らしいです。コードは太めでしっかりしています。




同梱物は意外とシンプルで、ヘッドフォンの他にソフトケースが付いています。フィリップスのヘッドフォンにはいつもケースが付いています。今回は巾着なので、他の用途にも使えそうです。




バンド部。黄色と黒が阪神やニコンのカラーをイメージさせます。装着すると、黄色の部分は見えなくなります。

PHILIPS ヘッドフォン SHL9560レビュー

低域
今までのPHILIPSのヘッドフォンと比べると、少し控えめな低音です。

中域
「Clear sound」と書かれていたので、ものすごい期待してしまいましたが、ちょっと違ったようです。中域が前に出ているのでボーカルは聴きやすいのですが、完全なクリアーサウンドかというとそうでもありませんでした。少し中域を持ち上げた感じの音がします。

高域
「Clear sound」は、こちらの高域に割り振られていました。高域が細くなることもなく、奥行きを保ったままで高域を鳴らしてくれます。他のPHILIPSのヘッドフォンと比べると傾向の違う音が出るヘッドフォンです。

遮音性
遮音性は低いわけではありませんが、それほど高くもありません。周りの音は多少聞こえてきます。

タッチノイズ
タッチノイズはあまり気になりません。コードは太い方が耳に痛くなくて良いですね。

装着感
装着感は良いです。ヘッドフォン自体が軽く、黄色のバンド部も見事にフィットします。PHILIPS SHL9600は付けているとすぐ耳が痛くなってきましたが、こちらのヘッドフォンは大丈夫です。

個人的なまとめ
SHL9560は、PHILIPSにしては珍しく中高音域に力を入れているヘッドフォンでした。特に欠点らしい欠点も見つからず、価格なりの音を出してくれます。デザイン、重さもなかなかイイ感じなので、見た目が気に入った人にはオススメだと思います。現在、フィリップスヘッドフォン　キャンペーン中で、45日間全額保証をやっています。興味を持った人は聞いてみると良いと思います。

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