Apple Lightning - 30ピンアダプタを買った
2012年12月11日 iPhone・iPad・Android
ソフトバンクのiPhone5に機種変する前に気になっていたことは、新しいLightningコネクタへの変更によって、既存のiPhoneオーディオ(Dockコネクタ利用タイプ)はどうなってしまうのか、ということ。今までの30ピンアダプタのオーディオ機器は、当然そのまま接続できません(物理的に大きさが違いますし、ピンの位置や数等も変更されています)。10月になって、アップルから純正の「Apple Lightning - 30ピンアダプタ」が発売されました。これは、今までの30ピンからLightningに変換するアダプタです。
発売当初、このアダプタは品薄で、Amazonでは
買う時に気を付けることは、「Amazonのマーケットプレイスでは買わない」こと。アマゾンが販売しているのはアップルの正規品ですが、Amazonのマーケットプレイスでは偽物も販売されています。買う前に純正か非純正か判断しにくいので、マーケットプレイスではないAmazon本店で販売しているものを買うか、アップルストアで買った方が良いです(アップルストアも送料無料です)。
直接挿すタイプにするか0.2mのケーブル付きにするか
アダプタを購入するにあたり、直接挿すタイプにするか0.2mのケーブル付きにするか迷いました。直接挿すタイプは2800円で、0.2mのケーブル付きは3800円です。かなり高いです。高い理由は、この小さなコネクタにDACチップが搭載されているから、という噂があります。つまり、既存のiPhoneオーディオで音楽を楽しめる代わりに、アダプタの価格が高い、のだと考えました。アップルのページには、このように書かれています。このアダプタを使えば、Lightningコネクタ搭載デバイスを30ピン対応のアクセサリのほとんどにつなぐことができます。*アナログオーディオ出力、USBオーディオ、同期、充電をサポート。「アクセサリのほとんどにつなぐことができます」と書いてあると勘違いしそうですが、ビデオ出力はサポート外となっています。お気を付けください。
さて、これで既存のiPhoneオーディオで音楽を楽しめる可能性が高まりました。あとは、直接挿すタイプにするか、0.2mのケーブル付きにするか、です。最初、Lightningコネクタがとても小さいので、「iPhoneに付けてオーディオに挿したら、コネクタが折れるのでは?」と心配しました。なら、ケーブル付きの方が安心か、とネットで調べてみることにしました。
0.2mの方はケーブルが太すぎて取り回しが良くない、という話がよく出てきます。どれくらい固いかは、すぐにイメージできませんでした。
探していたら、わかりやすい記事を見つけました。コレを見て、ケーブル付きの方を買うのはやめました。
予想以上に固そうなケーブルでした。
Apple Lightning - 30ピンアダプタを購入
というわけで、直接挿すタイプのApple Lightning - 30ピンアダプタをアマゾンで注文しました(アップルストアよりアマゾンの方が安かったので)。Lightning - 30ピンアダプタをiPhone5に取り付け
早速iPhone5に取り付けてみることにしました。カチッ。
Lightningコネクタの良いところは、USBコネクタなどと違って「カチッ」とはまることです。イメージではもっとグラグラしていて、iPhoneオーディオを付けると折れそうだと思っていました。でも全然そんなことはなくカチッとはまります。これが直接挿しタイプのアダプタを購入する決め手にもなりました。
今までのiPhoneをつないでいたケーブルでPCと接続してみました。充電も同期もバッチリできました。
iPhoneオーディオにつないでみる
そして、心配していたiPhoneオーディオにつないでみました。試してみたのは、LogitecのLDS-Si1000です。Apple公式ライセンス製品で、7.5W+7.5Wの高出力スピーカーです。全然グラグラしないし、安定していていいですね。充電も音楽の再生も、今まで通り普通にできます。リモコンでの操作も可能です。
iPhone5のLightningコネクタに対応していないiPhoneオーディオというのが、今狙い目だったりします。
このLDS-Si1000もそうですし、iPhone5非対応ということで価格下落が激しいです。このスピーカーも2000円前後で売られていて、かなりお買い得です。楽天だともっと安かったりします。
Lightning - 30ピンアダプタの音質はどうか
充電ができる、音楽の再生もできる…あと気になることと言えば、「音質」くらい。まだそれほど深く聴き込んだわけではありませんが、音質が悪くなった感じは全然しません。アダプタによるノイズ感とかはまったく感じられません。アダプタありとなしで聴き比べられればベストなのですが、アダプタなしだとこのスピーカーで再生できないので、音質の違いは聴き比べられません。iPhone4ならアダプタなしでスピーカーに接続できるので、今まで聴いていたiPhone4とiPhone5の違いならわかります。あまり聴き込んでいないので主観になりますが、iPhone5の方が明瞭度の高いクリアな音質に感じます。これはアダプタの差と言うよりも、iPhone5(& iOS6)の音質の傾向性のような気がします。
というわけで、おそらくですが、Lightning - 30ピンアダプタを付けても、音質の劣化はないと思います。さすがは2800円する純正アダプタなだけあります。迷っている人は、アップル純正のLightning - 30ピンアダプタの購入をお勧めします。
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