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パワーブリーズで呼吸筋を鍛える!その4-トレーニング開始から1週間-

2020年05月01日 音楽
パワーブリーズで呼吸筋を鍛える!の第4回です。今までの3回は以下になります。

注文したパワーブリーズプラス青(重負荷モデル)のAmazonのページはこちらです。
パワーブリーズ


さて、パワーブリーズをやる前は、「明日からは朝晩2回ずつばっちりトレーニングして、1か月後には呼吸筋が発達して肺活量も増えてるはずだ!」などと意気込んでいたわけですが、1日目からもうキツかったです。今回は、1日目から順に1週間の成長過程を書いていきます。

パワーブリーズ1日目

1日目は、前回の記事に書いたとおりです。
まずは、負荷レベル2にしてパワーブリーズをやってみました。

「ハー…スー、ハー…ス、ハー…ゲホゲホ!」

まさかの青のパワーブリーズの負荷レベル2でもキツかったです。

「え、これより上はどんな感じなの?」と思って負荷レベル4でやってみました。

う、キツい…。かなり力を入れているのにほとんど動かない。

もっと負荷を上げて試してみよう。負荷レベル8…ピクリとも動かない…

「マジか…」と思いました。

今度は負荷レベルを1まで下げて、スーハースーハー。うぅ、頭がクラクラする…酸欠。酸素が足りなくて何もかもが嫌になってくる…。

想像以上の自分の肺活量のなさに、逆に驚きました。

このとき座ってパワーブリーズをやっていました。立ってみたら、首?喉?胸?の辺りが少し痛くて、「あ、体痛めた?呼吸筋が筋肉痛になった…?」と思いました。カラオケで疲れたときに感じるところとも一部同じです。やはり、自分は呼吸筋がものすごく弱かったようです。座りながら適当な姿勢でパワーブリーズやるのはもうやめようと決めました。次からは、しっかりと立った状態で、息を吸い込める体勢を整えてからやろうと思いました。
終わった後は、パワーブリーズ本体を軽く水洗いしました。マウスピースを口にくわえるので、そのまま放置するのは衛生的にも臭い的にも良くないと思います。

パワーブリーズ2日目

パワーブリーズ2日目。買う前は「朝晩2回ずつばっちりトレーニングするぞ!」と意気込んでいたわけですが、2日目にして朝のトレーニングはスルー。初日のトレーニングで痛めたかもしれなかったので、朝はトレーニングせず、夜のトレーニングからにしました。

負荷設定レベルは2。

「うぅ、キツい…」

幸い、前日の影響は全くなく、体は痛めていませんでしたが、普通にレベル2はキツい…

諦めて、負荷レベル1。

「酸欠で、頭クラクラする…」

負荷レベル1ならパワーブリーズのバルブは動きますが、やっぱりキツい。

終わった後、昨日はパワーブリーズ本体を軽く水洗いしただけだったので、今度は分解して水洗いしてみることにしました。

分解して洗った後、本体を元に戻そうと思ったら、戻らない…!無理やりはめこむのだと思って力ずくではめようとしてもはまらず、もう少しで壊しそうになりました。
パワーブリーズ

パワーブリーズ内部には位置決めピンの箇所があり、ここにうまくはめこまないとダメな構造になっていました。後もう少しで力ずくで押し込んで壊しそうになりました。酸欠だと頭が回らないので危ないです。

パワーブリーズ3日目

パワーブリーズ3日目。1日目、2日目の自分の実力を振り返り、今回は最初から負荷レベル0。もう恥も何もないです。0から始めます。

しっかりと立った姿勢で、スーハースーハーと事前に呼吸の練習をしてからパワーブリーズをくわえて、負荷レベル0でトレーニング!

「できる!」

と調子よくやっていましたが、20回過ぎた辺りで、数が数えられなくなりました。負荷レベル0でも酸欠です。でもパワーブリーズのコツがわかってきました。最初から負荷レベル0でやっておくべきでした。

パワーブリーズ4日目

パワーブリーズ4日目。始める前は「朝晩2回ずつばっちりやるぞ!」と思っていたのですが、もう開き直って、1日1回夜のみのトレーニングにしました。パワーブリーズをトレーニングするための筋力さえなかったので、まずはそれを付けるまでは我慢することにしました。

ということで、4日目も負荷レベル0。

「あ、腹式呼吸がわかってきた気がする!!」

まさかの発見。3日間やって自分の呼吸筋のなさを自覚したばかりなのに、4日目にして突然、腹式呼吸のコツを掴んだ気がしました。

パワーブリーズは吸う力を鍛えるトレーニング器具なので、吸うスピードと力と量が必要になります。今までの自分は、腹式呼吸どころか胸式呼吸でもなく、喉呼吸や鼻呼吸のようになっていたことがわかりました。

胸式黒球は肩を上げて上半身に力が入り、肺の上の方に空気が入る吸い方です。運動した後ゼイゼイして肩が上がる状態です。歌を歌うときにはあまり良くない呼吸法と言われています。

一方、腹式呼吸は横隔膜を下げて、肺の下の方に空気を入れる吸い方です。胸式呼吸と違って上半身には一切力を入れる必要がないので、歌を歌うときに向いている呼吸法と言われています。仰向けになって寝ているときにお腹が膨らむ呼吸法が腹式呼吸です。本来人間は腹式呼吸できる動物です。

そして自分は、立っているときに腹式呼吸ができないのはもちろんのこと、胸式で勢いよく吸うこともできず、喉や鼻の狭い部分だけを使って呼吸していたことがわかりました。どおりで肺活量がなかったわけです。

このパワーブリーズ4日目のトレーニングによって、横隔膜を下げて肺の下の方まで一気に空気を入れる感覚を掴んだ気がしました。

パワーブリーズ5日目

パワーブリーズ5日目。

「どうせ負荷レベル0しかできないし、パワーブリーズ使わなくても、日常生活でトレーニングできるんじゃね?」と思って、この日は朝からパワーブリーズを使わずに、呼吸法のトレーニングをしてみました。

「鼻から素早く一気に空気を入れてお腹を膨らます。お腹をへこましながら息を吐ききる」。このトレーニングです。

今までの自分は、息を吸うときにむしろお腹がへこんでいたので、強制的に腹式呼吸を身につける自己流トレーニングを考案しました。「鼻から素早く一気に空気を入れてお腹を膨らます。お腹をへこましながら息を吐ききる」。これを朝や暇なときにやるようにしました。

夜はパワーブリーズを使ってトレーニング。また負荷レベル0。

いい感じになってきました。ただ、少しスピードを急ぎすぎて、吸うのも吐くのも浅くなってしまったりもしました(あとから気付いたポイントですが、このやり方は良くなかったです。しっかり吐ききらないとダメです)

パワーブリーズ6日目

パワーブリーズ6日目。空いた時間に自己流腹式トレーニングをやったりしました。

夜は、パワーブリーズ負荷レベル1に挑戦!

「ちゃんと動くけど、やっぱり酸欠だ…」

今までよりうまくできるようになりましたが、負荷レベル1はまだ少しキツかったです。でも、取り込める空気の量は確実にアップしてきています。

しかし、たくさん空気を吸って気付いたことがありました。

「空気を取り入れる量が増えても、肺の処理が追いついていない!」

パワーブリーズを6日間やって、肺に取り入れる空気の量は確実に増えてきましたが、その空気から酸素を取り出して体内に送る肺の処理が追いついていないように感じました。

「え、じゃあ意味ないの?」

と思ったりもしそうですが、自分は慌てませんでした。

「こんなの慣れだよ、慣れ」

とすぐ前向きになれました。

なぜかと言えば、今までに富士山を登山をしたこともありますし、人間は高度順応や高地トレーニングで心肺機能がアップすることを知っています。

なので、たくさん空気を取り入れたり、酸素不足の状況を自ら作り出せば、そのうち慣れるだろうと予測できました。

パワーブリーズ7日目

パワーブリーズ7日目。これ以上吸う力ばかりを鍛えても肺の処理の方が追いつかないことは確実なので、「パワーブリーズ朝晩2回ずつばっちり」作戦はまたもお預けにしました。代わりに、新たなトレーニングを追加しました。

「ウォーキング」です。

「え、ウォーキング?」と思うかもしれませんが、心肺機能を鍛えるなら、歩くのが簡単で有効なトレーニングになります。特に登り坂。走ると足にダメージが残りますし、歩くペースを調整しながら登り坂を含めて長く歩くのがいいです。今の時期はマスクを着用して歩いたり、腹式呼吸の練習しながら歩くのも良いです。

試しにパワーブリーズ4日目に考えた「鼻から素早く一気に空気を入れてお腹を膨らます。お腹をへこましながら息を吐ききる」の腹式呼吸トレーニングをしながらウォーキングしてみました。

あっという間に酸欠。

パワーブリーズで鍛えているおかげで、明らかに空気を吸う量は増えているのに、肺の処理が追いついていません。たくさん空気を吸ったはずなのに酸欠を起こします。慣れるまで、ウォーキングは続けることにしました。


さて、次回はパワーブリーズ購入から1か月半までの記録を一気に書きます。パワーブリーズでものすごい成長してますよ!


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