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ドラゴンクエスト展に行ってきた!

2011年10月10日 国内


Wii&Wii U用に、オンラインRPGとして発売されることが決まった「ドラゴンクエスト10」。
10月8日からドラクエ25周年を記念して開催されているのが「ドラゴンクエスト展」。


というわけで、六本木ヒルズまで行って、「ドラゴンクエスト展」を見てきました!



ドラキーがあらわれた!


「ドラゴンクエスト展」は、森アーツセンターギャラリー内で展示されています。六本木ヒルズ森タワー52F展望台と同じフロアに位置する約1,000m²のギャラリーです。六本木ヒルズへの行き方は、日比谷線六本木駅で降りると、森タワーの前へと出られてわかりやすいかと思います(入口は森タワー正面玄関ではなく、専用の入口ミュージアムコーンから)。


おおきづちがあらわれた!


ドラゴンクエスト展が開催されたばかりで、しかも三連休中!予想していたこととはいえ、混んでいました。まずはチケット購入で列ができていました。幸いチケットは、ロッピーで予約した特別なチケットを持っていたので、ここはスルーできました(ロッピーで事前購入すると、メモリアルチケットがもらえます)。


スライムナイトがあらわれた!


エレベータに乗り、高層52Fへと進むと、ここでまた混雑が。20分待ちでした。もっとひどい混雑だったらどうしようかと心配していましたが、常識的な待ち時間の範囲内での待ち時間でした。平日やもう少し時間が経ってからの休日だったら、混雑も緩和されると思います。


さまようよろいがあらわれた!


会場内は、写真撮影や動画撮影は禁止です。じゃあなんでここにドラクエモンスターの写真を載せられているかというと、「許可された特別なモンスター」は撮影しても大丈夫だからです。すべての写真撮影を禁止にすることもできますが、こうして一部撮影許可にしておくと、ブログとかでも宣伝してもらえて良いことだと思います。見に行った人も、記念として写真に撮っておきたかったりしますからね。


ゴーレムがあらわれた!(足下のメタルスライムの演出がカワイイ)


ドラゴンクエスト展の内容はというと、まずは第一章「伝説の冒険」から始まります。ダーマの神殿で職業を選択します。戦士、武闘家、僧侶、魔法使いの4つの中から選びます。職業選択の自由です(実は隠し職業があるのですが)。今回は、戦士を選んでみました。冒険の書を片手に、クエストをクリアしていきます。謎は5つ。壁面の懐かしいパネルを見ながら、進んでいきます。鳥山明さんの原画が見られる貴重な機会です。奥まで進むと、竜王との戦いです(混雑していたのでアトラクションの待ち時間がありました)。他の職業と力を合わせて、竜王を倒します。この辺りは、某テーマパークみたいな演出になっています。

竜王を倒し、全てのクエストをクリアした冒険の書を持ち、出口の手前にある石版に重ね合わせると、「秘密のことば」が浮かび上がります。この「秘密のことば」を正しく伝えると、なんと「勇者の証」がもらえます!「勇者の証」を持っていると、次回から「勇者割」で割引を受けられる他、隠し職業「勇者」に転職して、冒険の書を進められるようになります!勇者になるとミナデインを唱えられるようになりますので、ファンなら2回以上行きたくなるかもしれません。

戦士の冒険の書、メモリアルチケット、勇者の証


第2章では「導かれし記憶」として、ドラゴンクエスト初代からの貴重な資料を観覧できます。堀井雄二さんのラフ画から鳥山明さんの完成画への変化は見ていて面白いです(特にドラクエのイメージキャラクター「スライム」が、最初はヘドロみたいなキャラだったり…!)。堀井さんのフローチャート図やすぎやまこういちさんの生楽譜など、見所満載です。


ドラゴンクエスト展入口横


第3章では「新たなる旅立ち」として、「LUIDA'S BAR」や「どうぐや」があります。去年の六本木のルイーダの酒場「LUIDA'S BAR」に行ってきたから、今年は六本木ヒルズのルイーダの酒場へと躍進です。「どうぐや」は1G=1円で買い物ができます。ファンなら欲しいどうぐが見つかるかもしれません。


ドラゴンクエスト展」、入場料は大人1800円です。決して安いとは言えませんが、実はこの価格、「海抜250mの六本木ヒルズ大展望台 東京シティビュー」の価格も込みなんです。普段は展望台に行くだけでも1500円かかりますから、実はけっこうお得な価格設定かもしれません。海抜250mの天空の展覧会です。六本木ヒルズから大東京を見下ろせます。東京タワーもこんな風に見えます。


東京シティビューから眺める東京タワー


また、53階にある森美術館の入場料も込みです。現在は、「メタボリズムの未来都市展:戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン」が開催中です。メタボ好きの人にはたまらないかもしれません。メタボといってもデブという意味ではなく、新陳代謝を意味するメタボリズムから来た建築運動の展覧会です。DNA螺旋や細胞など生命を支える構造やシステム、コア(核)を中心に空中や海上などに広がっていくコンセプト…と少し難しい内容で、すごく簡単にザックリまとめると、黒川紀章っぽい建築物や模型が見られる展覧会です。


ドラゴンクエスト展」は10月8日から12月4日まで開催です。ドラクエ好きのファンで人がいっぱいです。20〜40代の人が多く、カップル、夫婦、家族で来ている人たちもたくさんいます。他の展覧会と違って、50〜60代以上の人の割合が非常に低いので、ドラクエファン同士親近感がわくこと間違いなしです。ロッピーで引換券を購入していくと、メモリアルチケットがもらえますので、行く前にローソンに寄っていくのが良いと思います。

ぜひ勇者になってきてください。



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