9年前に堀井雄二さんが語っていたネット攻略情報について
2009年08月24日 ドラクエ9
今から約9年前、週刊ファミ通掲載のおとなのしくみにて、ドラクエ産みの親である堀井雄二さんが、インターネット上で公開される攻略情報について語っていたことがあります（コミックは、おとなのしくみ(4)
に収録されています）。
おとなのしくみ(4)に載っている、鈴木みそさんと堀井雄二さんのネット攻略情報についての会話とは…
に収録されています）。おとなのしくみ(4)
に載っている、鈴木みそさんと堀井雄二さんのネット攻略情報についての会話とは…鈴木「ネットの情報はもうむちゃくちゃ早くてなんでもアリなんですけど。その辺は？」インターネットで攻略情報を仕入れるか仕入れないか、それさえもクエストだというわけです。
堀井「ネットはしょうがないよね」
鈴木「ほおほお」
堀井「あれは、ほら自分で調べに行って見つけるワケじゃない？」
堀井「それもひとつのクエスト、ゲームだと思えばいい」
鈴木「なるほど」
今回の最新作DS版ドラクエ9には、100以上のクエストが収録されています。
ヒントを聞いてしまえば簡単なことでも、自力でやっていると、なかなか見つけにくいクエストもたくさんあります。
こういった情報をネットで自ら探しに行くのもひとつのクエスト、探さず自力で見つけ出してクリアするのもひとつのクエストです。
ドラゴンクエスト2発売後、ロンダルキアの洞くつの難しさが話題を呼んだことがありました。
自分はメモさえせず、全ての落とし穴を記憶してロンダルキアへ行きました。洞くつを抜けたあと、シルバーデビルのメガンテで全滅して戻ってきたりもしましたが…。
うちの両親は何時間かかっても洞くつを抜けられないので、代わりに洞くつを抜けてあげたりもしました（当時7歳）。
その頃は、ロンダルキアへの洞くつが難しすぎて、メモをする人が続出していました。この洞くつの攻略も、たったひとつのヒントがあれば落とし穴に落ちずに抜けることが可能です。
あれはずっと壁伝いに進んでいけば落ちないようにしてあったんだけどねロンダルキアへの洞窟のマップデータを確認してもわかるように、確かに壁伝いに進んでいけば落とし穴に落ちません。
本当はこのセリフを言うキャラクターがいたとかいないとか、容量制限によってキャラクターごと削除されてしまったとか、いろいろ噂があったような気がします。たったひとつのヒントがあるかないかだけでも、攻略の難しさが全く変わってきます。
インターネット上に攻略情報があふれているからといって、それを見るか見ないかは個人の判断として、一番楽しめる方法でプレイできると良いですね。