3年連続、シグマのエビフライ(通称)に触ってきた
2011年02月11日 カメラ・写真

シグマの通称エビフライこと、「SIGMA APO 200-500mm F2.8/400-1000mm F5.6 EX DG」。

あまりにも巨大で印象深い外観から、「エビフライ」とか「マグロ」とか「Sigzilla」とか「Sigzooka」とか呼ばれたりしています。昨年借りて素晴らしい性能だったSIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMは「Bigma」、APO 300-800mm F5.6 EX DG HSMは「Sigmonster」、MACRO 70mmF2.8 EX DGは「カミソリマクロ」など、シグマのレンズには国内国外問わず、愛称がよく付けられたりしています。
自分としては、この200-500mm F2.8は「エビフライ」というよりも「潜水艦」のように見えます。何となく見ているだけでも面白いレンズです。何気に3年連続で触ってきていたりしますので、シグマのエビフライの写真を3年分どうぞ。
2009年のエビフライ
2009年のエビフライ(PIE2009にて)。この時が初めて触ったエビフライでした。大きなはずの一眼レフカメラがおもちゃのように小さく見えました。500mm F2.8というスペックだけでもすごいのに、200mmから500mmまで全域F2.8通しズームできるところが、シグマの技術力の高さです。
2010年のエビフライ
2010年のエビフライ(CP+2010にて)。レンズ重量が15.7kgもあり、当然のごとく、それに耐えられる丈夫な三脚が必要になってきます。レンズと三脚とカメラで合計20kgは超えてくる重さです。一体どうやって運んだらよいのか、と見ているだけで心配になってきます。
2011年のエビフライ
そしてこれが最新2011年のエビフライ(CP+2011にて)。バズーカみたいに大きなレンズですが、AFはすぅーっと静かに正確に合います。外見からはAFやズーミング時に爆音がしそうですが、巨体に似合わず精密な動作をしてくれます。
通称「マグロ」?
手持ちするとこんな感じになるみたいです。こんなサイズだったら、撮影どころじゃないですね。持っているだけで精一杯です。
ASCII.jp:まるでバズーカ砲! シグマが重量15.7kg 定価250万円の超望遠レンズを展示
手持ちで撮影するには、相当な筋力がないと無理
と思いきや、海外では手持ち撮影のネタ画像が有名です。手持ち撮影するには、腕力、腹筋力、背筋力、足腰、そこら中の筋肉を鍛えまくらないと無理そうです。どれだけ鍛えても、腕がプルプルしてきそうですけどね。手持ちで撮影しても大丈夫なように、手ブレ補正も…って、こんな巨大なレンズを使う人はきっと三脚を使うはずなので、手ブレ補正はいらないと思います。
Juza Nature Photography Sigma 200-500mm F2.8 EX DG on the field
シグマブースでは、毎年「SIGMA APO 200-500mm F2.8/400-1000mm F5.6 EX DG」が展示されています。このレンズに触れて「おぉ、良いじゃん、このレンズ!」と帰り際にカメラ屋さんに寄って衝動買いしちゃう人は、おそらく誰もいないと思いますが、見ているだけでも楽しいレンズです。来年も展示されるようなら、また触ってきたいと思います。
追記
2012年:4年連続シグマのマグロレンズに触ってきた
2013年:5年連続シグマのエビフライを撮ってきた
2014年:6年連続シグマのエビフライを見てきた