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脆弱性対策関連の記事まとめ

2010年10月27日 プログラミングTIPS
ヤマト運輸の対応が素晴らしかった」は、ヤマト運輸が自らのミスを認め誠実に発表したことが素晴らしいと感じて書いたものです。その記事を読んで、「それくらい当たり前のこと」と発言している人もいましたので、このブログで取り上げた脆弱性対策関連の記事をまとめておきます。


吉本興業の場合
自分で公開ディレクトリに個人情報を置いておいて、「外部から侵入された」としています。


アメブロの場合
エクセルファイルに芸能人のパスワードを平文で管理していたという驚愕の管理体制でした。


サイバーエージェントのノートン警察の場合
不正アクセスにより改ざんされたことを強調し、自分たちが被害者であることを強調していました。


Amebaなうやセブンネットショッピングの場合
発表内容を読んでも何が起きたのかよくわからない公表の仕方です。Webの世界では本当にこういう手法がよくとられています。こういう発表の仕方は「隠す気」MAXですので、会社の信頼度は下げた方が良いと思います。


やずやの場合
自分が被害者であることを強調し、さらには「学生だから仕方ない」という同情を誘う文章になっていました。


吉野家の場合
吉野家は潔いです。ちょっと上から目線な気がしますけどね。


サウンドハウスの場合
し、鹿せんべい?


当たり前のことを当たり前にできない企業が多いからこそ、やはり今回のヤマト運輸の対応は素晴らしかったと思います。
システムに不具合が発生してしまうことは、そのシステムを作っているのが人間である以上仕方のないことです。
大事なのは、不具合が発生した後の対処の仕方と、ユーザーを思う気持ちだと思います。
隠したくなる気持ちもわかりますが、誠実に発表していきたいですね。