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SIGMA DP2 Merrillレビュー-ファーストインプレッション-



SIGMA DP2 Merrillを購入して一週間。まだ使いこなせてはいませんが、ファーストインプレッションでもまとめておこうと思います。

ボディに関して

■予想していたよりも、ボディは大きかった
前機種DP2xのコンパクトなボディに比べて、DP2 Merrillは大きくて、初めて持った時に少し驚いた。でもすぐ慣れる。このセンサーサイズを考えると、レンズは非常にコンパクトだし、ボディの質感等も良い。

■起動が速くなった
電源ボタンをオンにしてもレンズが飛び出さなくなったため、起動が速くなった。レンズ飛び出しの異音もしないので良い。

■液晶が3インチに進化
DPシリーズ最大の欠点だった、液晶のヒドさが改善。3インチの大型液晶で、今までとは比べものにならない。ドット数も多く見やすい。ただし、室内のライブビューではノイズまでストレートに液晶画面に写してしまうので、暗いところではあまりきれいには見えない(店内販売では若干不利)。

■フィルターをそのまま付けられるようになった
今までのDPシリーズのように、専用フードを付けなくても、フィルターをそのまま付けられるようになった。49mm径の一般的なフィルターがそのまま装着できる。

■ボディ背面の握り心地に匠の心遣い
ボディ前面はストレートだが、背面には気付かないくらいの微妙なふくらみが用意されていて、この匠の心遣いがグリップ力を高めている。すごい。
2012年07月18日 カメラ・写真

SIGMA DP2 Merrillレビュー-外観編-

先週購入したSIGMA DP2 Merrillの外観レビューです。DP2 Merrillは、今までのDPシリーズやシグマレンズのケースで一般的な黒いケースとは違い、白いケースです(おそらくMerrillシリーズはすべて白なのではないかと思います)。
2012年07月17日 カメラ・写真

原発比率、3つのシナリオ選択肢のトラップ

東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、日本の原発政策は根本から見直さないといけない時期に来ています。「話そう"エネルギーと環境のみらい"」というサイトが開設されるなど、国家戦略として今後の原発比率が議論されています。


話そう"エネルギーと環境のみらい"

政府は上記サイトにおいて、2030年の国内発電量に占める原発比率について3つのシナリオを提示しています。「国民的議論を開始し、その上でエネルギー選択及びそれと表裏一体の地球温暖化国内対策に関して責任をもって結論を出す」と。

3つのシナリオを見てみましょう。
1. ゼロシナリオ(原発比率0%)
2. 15シナリオ(原発比率15%)
3. 20〜25シナリオ(原発比率20〜25%)
国民は、この3つのシナリオの中から選ばなくてはいけません。0%の次が15%で、その次が20〜25%です。並び方からして変な感じです。もっとわかりやすく、0、5、10、15、20、25くらいでも良さそうなものです。このサイトのURLをよく見ると、「https://www.sentakushi.go.jp/」となっています。「sentakushi=選択肢」です。選択肢を3つしか用意しないことで、国民に3択を迫っているわけです。

7月14日には初の意見聴取会が開かれ、来月中にはもう原発国家政策のシナリオが決定します。

原発比率巡り初の意見聴取会 NHKニュース

さて、「2030年の原発比率はどれくらいがいいですか?」と一般国民に聞いてみたとしましょう。脱原発派の人なら迷うことなく、ゼロシナリオを選ぶでしょう。では、特に何も考えていない優柔不断な普通の日本人が答えるとしたら…

う〜ん、0%は極端で脱原発派みたいだし…
だからと言って、20〜25%だと、原発事故が起きたのに原発推進派みたいだし…
じゃあ、真ん中の15%!

多分、こんな風になります。原発の問題はイエスかノーで答えられるような単純な問題ではありません。悩んだら真ん中あたりを選んでしまうのが日本人です。優柔不断な日本人を罠にはめるには、誘導したい回答を真ん中に持ってくると良いわけです。
2012年07月15日 雑記

[PR] BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展を見てきた

BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展を見てきました。2010年、フランス・パリの「カルティエ現代美術財団」にて大絶賛された『Beat Takeshi Kitano, Gosse de peintre 絵描き小僧』展の日本開催です。



今回はLOKAからの招待ということで、特別に撮影の許可をいただいて、「絵描き小僧展」の作品をたくさん撮影してきました(通常は撮影不可です。今回はBEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展のプロモーションに参加したため、特別に撮影許可をいただきました)。開催場所は、東京オペラシティ アートギャラリー(東京都新宿区西新宿3-20-2)です。



BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展の入口。会場内にコインロッカーがあるので、荷物を預けてしまえばゆっくりと見て回れます(100円入れると後で返ってくるタイプのロッカーです)。
2012年07月13日 雑記

【速報】DP2 Merrillが中判カメラをも超える超弩級コンデジだった件

SIGMA DP2 Merrillを予約して、今日SIGMA DP2 Merrillを買いました。最初からバッテリーが2個付属していて、1つめの充電が終わったところで、すぐDP2 Merrillを持ち出して、テスト撮影に行ってきました(以下すべて手持ち撮影での写真になります)。

撮影を終えて、メモリーカードを取り出し、PCに4600万画素のRAWファイル(1枚50MB程度)を取り込み、DP2 Merrillに付属していた「SIGMA Photo Pro 5.3」で写真を現像してみて驚きました。「うわー、SIGMA DP2 Merrill ヤバすぎ!なんだこの解像力!!」と。

ちょっと見てみてください。下の写真をクリックすると、等倍画像で表示されます。

SIGMA DP2 Merrill 30mm F6.3 1/200秒 ISO100

等倍画像をアップしたところ、ファイルサイズが大きくて、サーバーの動作が重くなっているため、一時的にミラーサーバーにも同じファイルを置いておきます。もしうまく画像が表示できないようでしたら、以下のリンクからダウンロードしてみてください。
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隅々までシャープに、ここまで写るのかと、驚きの声しかありません。DP2 Merrillのカタログやスペシャルサイト用にモロッコまで行って撮影してきたshinzo fukuiさんも、「Twitter / shinzofukui: 中版カメラを超えてますねw」とおっしゃっていました。


このSIGMA DP2 Merrill、メチャクチャ良く写ります。下の写真はF7.1まで絞って撮影しました。恐ろしい写りです。この写真を撮ったのが「コンパクトデジカメ」だなんて、普通の人は気付かないと思います。今までの常識とは全くかけ離れた次元の違うコンデジです。

SIGMA DP2 Merrill 30mm F7.1 1/125秒 ISO100


遠景だけでなく、もちろん近距離撮影もきれいに写ります。何とかまだ咲いているあじさいを見つけて撮ってきました。

SIGMA DP2 Merrill 30mm F3.5 1/100秒 ISO100


あまりにも良く写るものだから、岩肌の感じとか、波しぶきとか、等倍で隅々までチェックしてしまいそうです。

SIGMA DP2 Merrill 30mm F7.1 1/200秒 ISO100
2012年07月12日 カメラ・写真

SIGMA DP2 Merrillを買った。

予約しておいたSIGMA DP2 Merrillを無事購入できました。


DP2 Merrillの初回出荷数はあまり多くないみたいで、早々に予約を打ち切っているショップもありました。「Li-ionバッテリー BP-41」の発売日を延期するなど、需要に供給が追いついていないようです。

さて、せっかく発売日にDP2 Merrillを手に入れたので、試し撮り画像をこのブログに掲載しておきます。レビューなどはまた今度書くと思いますが、とりあえずこんな写真が撮れましたよ、ということで。


SIGMA DP2 Merrill 30mm F2.8 1/1000秒 ISO200


SIGMA DP2 Merrill 30mm F2.8 1/800秒 ISO200

Foveonならではの緑色の美しさは、SIGMA DP2 Merrillでも健在のようです。
2012年07月12日 カメラ・写真

トランセンドとサンディスク、どっちがいいのか、衝撃の公式回答が話題に



メモリーカードを購入する時に迷うのが、「どのメーカーのメモリーカードを買ったらよいのか」ということ。規格によって性能が違うのはもちろんのこと、同じ規格であっても、信頼性や読み込み・書き込みスピードが全く違うことがあります。もちろん、価格もメーカーや製品によってバラバラです。

メモリーカードの売上げランキングで上位に来ている有名なメーカーには、トランセンドやサンディスクがあります。「トランセンドとサンディスク、どっちがいいのよ」と、ツイッターのトランセンドジャパンに聞いた人がいました。トランセンドジャパンの人はこのように答えていました。


Q:トランセンドとサンディスク、どっちがいいのよ
A:サンディスクですね
なんとトランセンドジャパンの人によると、サンディスクがいいみたいです!
2012年07月11日 カメラ・写真

α77/NEX-7体験撮影会&セミナーに参加してみた2

前回の「α77/NEX-7体験撮影会&セミナーに参加してみた」からの続きです。

午前の撮影が終わった後、地下鉄に乗って秋葉原まで移動しました(地下鉄代はセミナー代に含まれません)。ソニーの秋葉原ビルに入れるということで、どれくらい大きなビルかと期待していたら、思ったよりも小さかったです。



ソニーはソニーでも、ソニーマーケティング株式会社だったんですね。果たしてこの2500円のセミナーに、マーケティング効果がどの程度あるのかやや疑問に感じました。ブロガーを集めたイベントとかではなく、荻窪カメラのさくらやのメールマガジンで募集された写真愛好家向けのイベントですから。ブログに書く人もほとんどいないと思います。



ビルの中に入ると、用意されていたのはなんと大盛り弁当!電車貸し切ったり、モデル&講師の先生呼んだり、弁当付きでメモリーカード付き(行ってみたら、4GBではなく8GBのSDカードをもらえた)だったりで、ソニーとしてはかなりの赤字なんじゃないかなぁと思ったりしました(しかもこの後、ソニー製のポーチまでもらえた)。



大盛り弁当食べてお腹いっぱいになったところで、馬場先生のセミナー開始。今回は「α77/NEX-7体験撮影会&セミナー」なのに、なぜか全然関係ない「Cyber-shot RX100」の宣伝が始まりました。RX100がいかに素晴らしいかを力説されました。なんか、おいしい話についていったら宗教の勧誘された、みたいな感覚に陥りそうになりました。まぁ、RX100は話を聞かなくても元々欲しいですけどね。
2012年07月11日 カメラ・写真

α77/NEX-7体験撮影会&セミナーに参加してみた

「α77/NEX-7体験撮影会&セミナー」が開催されると聞いて参加してみました。自腹で。

「都電のレトロな車両を貸切って、車内で浴衣モデル撮影体験!」と書いてあって興味をひかれました。都電って乗ったこともないし、どこを走っているのかも知らないし、もっと言えば都電を見たことさえないので、これはチャンスかなと思いました。「普段は絶対にできない走行中の電車の中でのモデル撮影を実施!!α77またはNEX-7を貸し出しいたします」、「昼食・メモリーカード4GBつき2500円」と書いてあって、「何、弁当まで付くのか!」と感心して参加することに決めました。

集合場所は、都電荒川線早稲田駅。早稲田駅は二つあるみたいなので、間違えないように注意しながら行きました。



一眼レフのA77を借りる人と、ミラーレスのNEX-7を借りる人とでわかれました。自分はニコン以外の一眼レフには興味がないので、迷うことなくNEX-7の方をお借りしました。そして、この日のモデルさん、大浦里子さんとご対面。



今回の記事の写真はすべてNEX-7によるものです。サムネイル画像のリンク先は、ノートリミング、縮小なしの元画像です。2400万画素もあって重たいので注意してください。



そうこうしているうちに、都電の貸切車が到着!「おぉっ、都電ってこんな感じなんだ!」
2012年07月10日 カメラ・写真

ロケタッチ鉄道情報APIをJSONPで処理するサンプルプログラム

本日16時24分、「livedoor Techブログ : 鉄道情報APIをロケタッチでリリースしましたのお知らせ」というエントリがアップされました。

鉄道情報 APIとは、日本国内の鉄道路線や鉄道駅を検索する事が出来るAPIです。詳しいAPIの仕様については、「提供API一覧 | ロケタッチ Developers」に掲載されています。

路線の駅一覧データに関しては、JSONデータのみでなく、JSONPデータでも取得できます。JSONPとは、「JSON with Padding」の略で、詳しくは下記ページをご覧下さい(Googleでは「json-in-script」などとも呼ばれています)。
JSONPでデータを取得できるということは、PHPやPerlなどのサーバーサイドのスクリプトを作成しなくても、クライアントサイドのスクリプトだけでもAPIを利用できるということです。


ということで、早速「ロケタッチ鉄道情報APIをJSONPで処理するサンプルプログラム」を作ってみました。

サンプルページは下記になります。

以下、全ソースコード(文字コードはUTF-8)と、簡単な解説です。
2012年07月05日 プログラミングTIPS