【PR】MUSON 防水4Kアクションカメラ MC2 レビュー
2016年12月20日 カメラ・写真
SoundPEATSさんからクーポンコードをいただき、MUSON 防水4Kアクションカメラ MC2を購入しました。
【PR】MUSON 1080PフルHD対応 防水アクションカメラ C1 レビューのときはフルHDまででしたが、今回のMC2は高解像の4Kまで対応しています!パッケージも日本語で、とても読みやすいです。
オープン!
中には、収納ケースが一つ。前回のC1は、付属品が多く、それを収納するケースがないので、まとめておくのが大変でした。
今回のMC2は、収納ケース内に、アクションカメラ本体からアタッチメント、USBケーブル、ACアダプタなどのすべての付属品を収納できます!
説明書は日本語表記。付属品が多く、取り付け方法がわかりづらい点は前回同様です。付属品は、本体防水ケース、ハンドルパイプマウント、クイックリリースバックル、ホルダ、ハウジングマウントアダプター、延長アーム1、延長アーム2、延長アーム3、カメラマウントアダプター、ネイキッドフレーム、フレーム用クリップアダプター、ヘルメット固定、サポートペルト、バッテリー*2、クリーニングクロス、結束バンド、マイクスリット付バックドア、USBケーブル、ACアダプターです。
動画のサイズは、4K/25fps、2.7K/30fps、1080p/60fps、1080p/30fps、720p/120fpsです。4Kには対応していますが、25fpsしか出ないので、アクションカメラとしての使用では物足りない性能です。2.7Kでは30fpsが出ます。嬉しいのは、フルHDの1080pで60fpsのヌルヌルとした動画が撮影できますし、720pまで落とせば120fpsでも撮影できることです。この動画性能は、完全に前回のC1を超えています。
MUSON 防水4Kアクションカメラ MC2 外観
それでは、MC2をチェック。防水ケースに入ったMC2本体と、予備のバッテリー、リモコン付きです。バッテリーはカメラ本体にも入っているので、合計2個!バッテリー持続時間が気になるアクションカメラで、最初からバッテリーが2個付属しているのは嬉しいです。充電は、本体のmicroUSBポートにモバイルバッテリーをつないでも充電できます。軽いリモコン付き。アクションカメラに触れずに、リモートで操作できます。
防水ケースに入ったMC2本体。レンズは170度の広角レンズです。
防水ケースの上からでもボタンを押せるようになっています。
ケース背面。傷が付かないように保護フィルムが貼ってあります。剥がして使います。
防水ケースから取り出してみました。
これが本当のMC2本体。4Kで撮影できるのに、とても小さいです。
サイドにmicroUSB充電ポート、microHDMIポート、microSDポート。
電源ON!相変わらずあまりキレイではない液晶ですが、アクションカメラなのでそこは諦めます。
重さは、初期防水ケースとアタッチメントの状態で143グラム。
MUSON MC2とスマホをWi-Fi接続
MC2は、スマホアプリとWi-Fiでつながります。QRコードでアプリのURLを読み取ると、Ez iCamというアプリのダウンロードページに飛びました。このアプリをインストールし、MC2の電源を入れ、Wi-Fi接続ボタンを押すと、スマホ側から接続できるようになります。
Wi-Fi接続しアプリを開くと、スマホ側にアクションカメラの映像が映し出されます。なかなかすごいです。
アプリをいじっていたら一度フリーズしたことがあって、その場合は電源ボタン長押しが効かなくなってしまいました。バッテリーを無理やり抜かないとフリーズが直らず、大変でした。
Wi-Fiや付属のリモコンを使わなくても、本体のボタンでも十分操作できます。アクションカメラなので、どちらの方法も使わずに、本体側で録画ボタンを押して、後は録画しっぱなしでも良いと思います。
MUSON 防水4Kアクションカメラ MC2 を使ってみて
アタッチメントの取り付けは、前回のC1で慣れていたので、バイク用に装備を変更し、バイクに取り付けてみました。こんな感じです。バイクにアクションカメラを取り付けるため、別途ハリケーン クランプバーを購入して取り付けています。これで固定はできているのですが、バイクのエンジン振動と共振してしまい、映像はけっこうぶれてしまいます。また、C1もMC2も、付属のアタッチメントでネジを締めても、バイクで大きな振動を受けると、少し角度がズレてしまいます。
肝心の画質ですが、「なんか画面中央左側辺りがボケてる!?」という状態でした。Amazonのレビューにもありますが、どうやら防水ケースとカメラのレンズ先端が接触しているようです。サイズが合っていません。個体差でなければ、ケースの改良版が出るまではダメな製品だと思います。
レビュー用に動画も撮ってあるのですが、ボケた映像になっているので、アップするのは控えます。文章でのレビューになりますが、4Kでも問題なく撮影できました。ただ、25fpsなので、アクション用には物足りない映像となります。その場合は、2.7K/30pのモードがあるので、こちらの方が良いです。2.7Kで撮った映像を4Kまで拡大して表示しても、4Kでの撮影とほとんど画質的には変わらない感じです。2.7Kでも全然使えます。また、ビットレートはどちらも驚きの約62Mbps!5分の撮影で2GBの容量を消費します!microSDで撮影して、それをHDDに取り込んでいくとしたら、HDDがみるみる消費されていきます。それほど美しい映像というほどでもないので、容量が大きいのは嬉しくないです。
より滑らかな映像が欲しい場合は、1920/60pのフルHDで撮影できます。ビットレートは約28Mbps。2.7Kのモードとは違い、フルHDを4Kに拡大するとさすがに少し解像感は落ちます。ただ、4Kで美しい映像になるわけでもないので、別にフルHDでも良さそうな気がします。1920/30pなら、さらに容量の節約にもつながりますし。残念ながら、4KとフルHDで、画質にものすごい差があるわけではないです。ダイナミックレンジがあまり広くありませんし、色合いやシャープさもそれほどでもありません。ソニーの4K アクションカム FDR-X3000のような美しい映像が撮れるわけではありません。画質と容量で総合的に判断すると、MC2は4K対応モデルではありますが、フルHDでの撮影の方がコスパが良さそうです。
ということで、MUSON MC2は、コンパクトで防水ケース付きで付属品も多数ある4Kアクションカメラでした。残念ながら、現在のモデルでは防水ケースとカメラのレンズが接触してしまい、改良版が発売されるまでは、購入は控えた方が良さそうです。