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【CP+2012レポート7】その他ブース

2012年02月14日 カメラ・写真


今年の「CP+2012」は大盛況でした。来場者数は、前回比31.9%増の6万5120名でした。

開催日 登録来場者数
2月9日(木) 11,711名
2月10日(金) 16,774名
2月11日(祝) 22,408名
2月12日(日) 14,227名
65,120名

その理由は、東日本大震災とタイの洪水により、新製品の発表が遅れ、今回の「CP+2012」のタイミングに重なったことが考えられます。各カメラメーカーから魅力的な新製品が発表され、ブースによってはかなり長い待ち時間が発生するくらい人が集まっていました。

個人的に気になる製品は、下記記事にレポートしてきました。

最後に、これら以外のブースについても、少し書いておきます。

ペンタックス

まずは、ペンタックスから。



ペンタックスからは、K-01というKマウント仕様でミラーレス構造のAPS-Cサイズ一眼が発表されました。デザインがマークニューソン氏によるデザインで、印象的なボディのカメラです。

通常の一眼レフと比べて、ミラーボックス等の機構が省かれているため、最終的にはかなり安価に作れるようになると思われます。欲しい人はそれほど焦らなくても良いのではないでしょうか(「最終的に」というのがこの製品になるのか、次のミラーレス製品になるのか保証はありませんが…)

ケンコー・トキナー

ケンコー・トキナーブースでは、レンズやフィルターなど色々展示されていました。



中でも、AT-X 70-200mm F4 PRO FX VCが気になりました。フルサイズ対応のF4通し望遠ズームレンズです。なぜかこのクラスのレンズは、キヤノンくらいしか作っていないという不思議なカテゴリでした。重さや価格がどれくらいになるのか、それによってはけっこう売れるかもしれません。

オリンパス

続いてオリンパスブース。



オリンパスからは、OM-D E-M5というカメラが発表されました。

こういう懐古主義的なデザインのカメラを見ると、ニコンの後藤さんの言葉を思い出します。

「“写真を撮らない人が作ったカメラ”というのは、あまりにもとび過ぎた方向、あるいは超クラシックな方向に行きがちです。もちろん、写真の歴史は長くて、加えて趣味・嗜好品の世界もあります。実用性だけではなく、過去の歴史も大切です。単にクラシックというのではなく、過去の歴史を大切にしながら、写真を撮影し、作品を生み出すことを知っている現代的なカメラとサービスが求められているのではないでしょうか」
後藤哲朗氏本人に訊く:ニコンが設立した「後藤研究室」とは - デジカメWatch

メーカーが懐古主義なデザインのカメラを作るのは自由だと思いますが、こういうカメラが人気を集めているのを見ると、なんだかなぁと思ってしまいます。オリンパスブースは大盛況でした。

ソニー

ソニーブース。



最近、ソニーについて何かを書くと、「ステマ」と言われてしまう風潮があってすごく面倒くさいです。

ソニーから何かを書けとも言われたこともありませんし、お金をもらったこともありません。もちろん他社からも何も言われていません。今回CP+の記事をいくつか書きましたが、すべて「自分勝手に」書いています。

良いところは良いと書くし、悪いところは悪いと書きます。すべて自分目線の、個人的な感想です。別に客観的でもありません。自分の好き嫌いが反映された自分勝手な記事です。「ステマ」ではありませんので、ご理解ください。

その他

CP+は横浜で開催されているためか、「ヨコハマ・モソッシヨ!」と書かれたブースがありました。



「モシッソヨってなんだろう?マシッソヨなら知ってる。マシッソヨはたしか、美味しいって意味だった気がする」などと考えていたら、お腹が空いてきたので、お昼ご飯にしました。韓国と関係なく、ハワイ料理のロコモコ丼を食べました。



というわけで、CP+2012レポートでした。来年もパシフィコ横浜で開催するそうなので、興味を持った人はぜひ横浜へ。




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