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Firefox6正式版がリリース!

2011年08月17日 パソコン(PC)
Firefox5から高速リリースサイクルが始まり、年内にはFirefox9へアップデートされることが決まったFirefox。最新版のFirefox6が本日リリースされました!

Firefox の灯」というページで、現在のFirefoxダウンロード状況がわかります。Firefox6をインストールし、動作確認をしてからスクリーンショットを撮ってみたところ、JAPANは10,421でした。



今回Firefox5から6へのアップデートは、例外的に8週間の間隔が設けられました。Firefox6から7、そしてそれ以降は6週間隔の高速アップデートが繰り返される予定になっています。また、Firefox、メモリ食い「ダークマター」の正体突き止めるによれば、Firefoxの弱点であったメモリリークもFirefox8か9辺りで改善される予定です。Firefox9と聞くと遠い未来に感じますが、「年内」です。

さて、本日リリースされたFirefox6.0の変更点は以下の通りです。
・ロケーションバーで、開いている Web サイトのドメイン名を強調表示するようにしました。
・ロケーションバー左端にある サイトアイコン表示領域のデザインをシンプルにしました。
・WebSocket API の最新草案版に 接頭辞付きで対応しました。
・EventSource / Server-Sent イベント に対応しました。
・window.matchMedia に対応しました。
・インタラクティブな JavaScript プロトタイピング環境「スクラッチパッド」を追加しました。
・[Web 開発] メニューを新設し、開発者向けツールをその中にまとめました。
・Web コンソールの使い勝手を改善しました。
・Firefox Sync の設定をより見つけやすくしました。
・タブグループ使用時のブラウザ起動時間を短縮しました。
・いくつかの安定性に関わる問題を修正しました。
・いくつかのセキュリティ問題 を修正しました。

少し使ってみた感じでは、体感的に何か変わったという印象は受けませんでした。

アドオンの互換性について

Firefoxがアップデートされる度に話題に上るのが、「アドオンの互換性」についてです。Firefoxのアドオン互換性を無視するための設定を自己責任でしておきましょう。



下記の手順を実行すると、Firefoxのアドオンの互換性がチェックされなくなります。
1. URLバーから「about:config」と打ち込んで、エンターキーを押す。
2. 設定名の下辺りでもどこでも良いので、適当に右クリックして、「新規作成」>「真偽値」を選択する。
3. 設定名を入力してくださいのところで、「extensions.checkCompatibility.6.0」と入力する。
4. 真偽値として、「false」を選択する。

これにより、新しいバージョンのFirefoxに対応していないアドオンでも、大抵のアドオンは動くようになるはずです(アップデートにより、 Firefox側で大きく機能が変わったもの等は動かないかもしれません。互換性がチェックされないため、動作の保証は一切ありません)。

「extensions.checkCompatibility.6.0」の数値(6.0)のところを、新しいFirefoxのバージョンにあわせて変えれば(6.1とか7.0とか)、新しいFirefoxがリリースされたときにも同様に対応できます。

Firefox3、3.5、4、5のサポートはすでに終了していますから、Firefox3.6ユーザー以外の人は、近いうちに最新版Firefoxをインストールしておきましょう。

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