FirefoxのAutoPagerizeが重かった
2009年08月20日 パソコン(PC)
高速に動作することで定評のあるWebブラウザFirefox。Firefox2からFirefox3になり、パフォーマンスが大幅にアップしたことを体感して、メインブラウザとして使い始めました。
そして、先月には最新バージョンFirefox3.5が公開され、さらなる高速化を期待したのですが…。
なぜか重い。
使っているうちに、以前よりも重くなったような感じさえしてきました。
それで、いろいろいじってみることに。
まず、places.sqliteがどんどん肥大化していって、使えば使うほど遅くなっていくというFirefoxの仕様。
places.sqliteを最適化するTIPSなんかがよく人気記事になっています。
自分の環境のplaces.sqliteを調べてみたら、32MBになっていました。
最適化を試みても、まともに動かない始末。
どうやら、places.sqliteが壊れていたようです。
そこで、places.sqliteをサクッと削除。
何か不具合でも出るかと思ったら、Faviconが消えてスッキリしたことと今までのページ履歴が消えただけでした。
その他に不具合も見つからず、少し動作速度が速くなりました。
しばらく使っていると、やはりFirefox3.5が重い。
レンダリング処理が間違いなく重い。
外部サーバーの画像やFlashなどがあるとそこでひっかかる。
スクロールが遅い。
昔は絶対こんなはずじゃなかったと思い、Google Chrome2を動かしてみることに。
速い。
明らかに速い。
Google Chromeではuserscriptが使えるので、マウスジェスチャーを入れてみる。
便利。
続いて、Chrome版のAutoPagerizeを入れてみる。
「あれっ?」
素の状態に比べて、AutoPagerizeを入れたChromeは何かが少し引っかかるように。
引っかかり具合に覚えがある。
重くなったFirefoxのそれと同じ感覚(それでもFirefoxよりは速い)。
もしかしてと思って、FirefoxのAutoPagerizeを動かしているアドオンのGreasemonkeyごと無効化してFirefoxを再起動してみる。
引っかかりがない。
なんだ、AutoPagerizeが重かったのか−、とスッキリ。
下のページを開くと、どれだけ重いかが確認できます(脳の中の風船 | AutoPagerizeでスクロールが重くなるのを回避するより)。
FirefoxのGreasemonkeyでAutoPagerizeを入れていると重いと思います。
何か解決方法はないかと思って、AutoPager :: Firefox Add-onsを入れてみる。
引っかかりがない。
速い。
AutoPagerがグリモンのAutoPagerizeと比べてここまで速いとは驚きでした。
タブをたくさん開いたり、順番に閉じたりしてもスムーズに動きます。
どちらが軽いか、あまり比較したページはないようですが、自分の環境ではずいぶんと違いました。
しばらくAutoPagerを試してみようと思います。
というよりも、Google Chrome3が正式に公開されたら、FirefoxとChromeのどちらをメインにするか、もう一度検討してみる必要がありそうです。