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ニンテンドー3DS外観レビュー

2011年08月01日 NintendoDS・3DS
8月11日に値下げされることが決まった「ニンテンドー3DS」。値下げを機に、「これから3DS買おうかなぁ」と考えている人も多いと思います。先日値下げされる前に購入したニンテンドー3DSアクアブルー版の外観レビューでもしておきます。これがそのパッケージです。



買っておいてこういう発言もどうかと思いますが、この色はそれほど好きではありません(写真では水色が強く写ってしまいましたが、実際にはもっと緑がかった色です)。正確には、「色」ではなく「光沢」が好きではありません。3DSのカラーリングはなぜかテカっていて、このテカり具合が好みではないです。テカりをやめて、色をもう少し暗くして欲しかったです。ゲームプレイ時には、なるべく目への負担が少ない色や光沢の方を好みます。



同じブルー系の色なら、「ニンテンドーDSi メタリックブルー」のような落ち着いた色合いの方が好きです。名前にメタリックと付いていますが、それほどメタリック感はありません(下の「ドラクエ9のWi-Fiショッピングで装備品を2倍買いする方法」の時の写真では、反射の関係で明るく見えますが)。



すでに家にはニンテンドー3DSのコスモブラック版があります。新色のフレアレッドについては、赤という色が好みではないので、消去法でアクアブラックになりました。パッケージの中身は、3DS本体、専用充電台、ACアダプタです(本体の中に、専用タッチペンとSDメモリーカード2GBが収納されています。あとは説明書とARカード入りです)。


スライドパッドと十字ボタン。パッと見、スライドパッドと十字キーのどちらが主役なのかわかりにくい配置です。右側のA/B/X/Yボタンの位置と比較すれば、主役はスライドパッドの方だとわかります。実際十字キーの位置は低く、少しだけ押しにくい位置です。



SELECT、HOME、STARTボタン。iPhoneのような機器になれていると、「タッチしてもダメなの?押し込まないとダメ?」と感じてしまう、機械式のボタンです。押しにくいです。



A/B/X/YボタンとPOWERボタン。ABXYボタンは小さいながらも、ある程度高さがあり、押し心地もしっかりしています。PSPのボタンよりも、「押した」という感覚をしっかり味わえるボタンです。一方、POWERボタンの配置は非常に悪いです。間違って押してしまいそうな位置に、押しやすい電源ボタンが用意されています。元々、ニンテンドーDSLiteとDSiとDSiLLには、STARTボタンとSELECTボタンが合った位置です。初めて「ウイニングイレブン 3Dサッカー」をプレイしたときに、STARTボタンと間違えてPOWERボタンを押してしまったことがあります。



3Dボリュームスイッチ。3D表示の立体深度をスムーズに変更可能です。上側が一番3D表示が強い状態です。3DSの上画面に正対して、真っ直ぐ見続けていないと3D表示に見えないため、目が疲れます。いや、目よりも姿勢と3DS本体を保ち続けることの方が疲れるかもしれません。姿勢と3DS本体を保てないと、3D表示がずれ、結果として目が疲れます。椅子に座って、机やテーブルに3DS本体を持った手を固定するとプレイしやすいです。



3D表示をオフにして2D表示にした場合。3D表示の後に2D表示に戻すと、なんだか安心します。上画面は、裸眼立体視機能付きワイド液晶(約1677万色表示)の3.53型(横800×縦240ドット)です。下画面は、3.02型(横320×縦240ドット)です。いわゆるQVGA液晶です。2003年に発表されたNTTドコモのiモード端末「505iシリーズ」は、全ての端末にQVGA液晶を搭載しました。8年前のケータイ電話と同じ解像度です。旧DSの下画面は、わずか横256×縦192ドットしかありませんでしたので、ポリゴン表示に難がありました。QVGAだと、表現の面でかなり楽になります。もう少し解像度が高いと良かったですけどね。



本体の奥側。充電端子とゲームカードスロットと伸縮可能タッチペンと赤外線出力部分。



3DS底面。底面にテカりはありません。天面よりも水色が強く、明るい色です。こちら側の色をもっと暗くして、全面に塗ってくれた方が良かったかもしれません。3DS本体の重さは235gです(バッテリーパック・タッチペン・SDメモリーカードを含む)。微妙に重いです。あと20gくらいの軽量化に成功すると嬉しく感じる重さです。



ボリュームとSDカードスロット。SDメモリーカードは東芝の日本製SDカード2GBが最初から挿入されています。「SDカードを買わないと動かない…」というようなことはなく、最初から入っています。



WIRELESSスイッチ。左でOFF、右でONというようなタイプではありません。右にずらすと、左にまた戻ってきます。



3Dカメラ。外側カメラが2個付いています。解像度は640×480(0.3メガピクセル)。レンズは単焦点で、撮像素子はCMOSセンサーです。また、内側カメラも1個付いています。



ニンテンドー3DS専用充電台。コスト削減のために、真っ先に削りたくなるようなパーツです。元々25000円で売られていた製品なので、まさか半年も経たずに15000円になるとは、開発者も考えていなかったと思います。



3DSの通信機能を活かしてもらうために、寝ている間は充電台に置いたまま勝手に通信してもらうという使い方が想定されています。ニンテンドー3DSは3D機能ばかりが取り上げられますが、モーションセンサー、ジャイロセンサー、歩数計、ニンテンドー3DS本体内蔵ソフト、3Dカメラ、ニンテンドーeショップ、すれちがい通信、いつの間に通信、インターネットブラウザーなど、多数の機能がつまっています。25000円は携帯型ゲーム機として少し高いと言わざるを得ませんでしたが、15000円だと今度は安いくらいです。初期価格は19800円くらいが妥当だったと思います。



ということで、ニンテンドー3DS外観レビューは以上です。安くなったからといってすぐに飛びつく必要は無く、欲しいゲームソフトが出たときにニンテンドー3DSを買えば十分だと思います。一番期待しているのは、12月に発売予定の「マリオカート7」です。本当はマリオカート7が出るときにニンテンドー3DSを買おうと思っていました。突然値下げが発表され、アンバサダー・プログラムに参加するために急遽買ってしまいました。年内に発売予定のPSVitaももちろん買いますが、ニンテンドー3DSも任天堂のゲームをプレイするためには必要です。ゲームファンならニンテンドー3DSもPSVitaも両方買うのが一番ですね。



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