世界一高かった台北101へ行ってきた
2010年01月05日 海外
2010年1月4日に、ドバイの超高層ビル「ブルジュ・ハリーファ」(正式名称に変わる前の旧名はブルジュ・ドバイ)がオープンしました。高さは828mくらいです。
それまで世界一を誇っていたのは、台湾にある「TAIPEI 101」。高さ509.2m、、地上101階建てのビルが世界一でした。
ブルジュ・ドバイがオープンするより前に、世界一の高さを誇る超高層ビルに行ってみようと、2009年に台北まで行ってきました。
ドーン!
それまで世界一を誇っていたのは、台湾にある「TAIPEI 101」。高さ509.2m、、地上101階建てのビルが世界一でした。
ブルジュ・ドバイがオープンするより前に、世界一の高さを誇る超高層ビルに行ってみようと、2009年に台北まで行ってきました。
ドーン!
MRT(電車)に乗って駅を降り、バスに乗らずに徒歩で台北101へ。遠近感で、「もしかして意外と小さい?」と思ったりもしました。
近くにあるデパートは、日本でもおなじみ三越。台湾のそごうにも行ったり、台湾では日本と同じような感覚でデパートを巡れます。
メインストリートへ。やっぱりでかい。
歩いて近づいていきます。高さ500m越えの建物を構図内に収めようとすると、ちょっとスケールがわかりにくいです。
となりの市政府の建物を入れると、大きさがわかってきます。ビルの上の方が全然入り切りません。
下から見上げてみます。
台北101の周り。ゴミ一つ落ちていなくてきれいに整備されています。
入り口に到着!
中へ。とりあえずフードコートで腹ごしらえ。きれいだし広いし台湾の人は優しいしで、リラックスできます。
こういうのもあったり…。
本場の豆花。どういう味なのかわからなければ、名前の発音の仕方もわかりません。こちらが日本人だとわかると「アタタカイ?ツメタイ?」と知っている日本語を使って優しく教えてくれます。ゼリーっぽいのが入っているのは冷たい方がおいしいみたいなことを言っていたので、冷たい方を注文しました。
そしていよいよ展望台へ。エレベーターは東芝製。89階まで上がるので、どれだけ長くエレベーターに乗り、どれだけ耳が痛くなるのかと思ったら…。なんとこのエレベーターは、「毎分1010メートル(時速60.6キロメートル)」!わずか37秒で89階まで到達しました。エレベータ代に400元払っているので(展望台への入場料込み)、もうちょっと乗っていても良かったかなと思ってしまいました。下の写真は模型です。TAIPEI 101と1010m/minを引っかけてある辺り、台湾の人のセンスを感じます。
89階の様子。
海外から来たと見られる人たちも、興味津々でした。
ということで、下界を見てみると…「おー、高い!」
ビルのガラスの外側はこんな感じになっていて、この部分を建設した人がいるんだなーなんて考えると、震えそうになってきます。
方向ごとに地図が書いてあったり、日本語ガイドのヘッドフォンを貸してくれたり、案内もバッチリです。
ちょうど天気が曇りだったので、街の上空に雲がかかっているのがよく見えました。
さらに2階ほど上がって、91階へ。ここは屋外の展望台です。
柵の向こう側を見下ろせるようになっています。
風が吹いていて、地上約500mは寒かったです。
どの辺にいるか、もう一度下からの写真で確認してみると、上の細くなっている辺りです。
高いところは苦手ですが、高すぎるとなんだか現実感を失って、あまり怖くないような気にもなってきます。
下の様子。
おそらく世界一高かっただろう水洗便所。
これだけ高い高層ビルだと、地震などの制震よりも風圧の制震の方が重要になってきます。台湾と言えば、沖縄と同じように台風が直撃する地帯でもあり、風圧対策に力を入れないと危険です。
というわけで次回は、台北101を風圧から制震している重量660トンの巨大なマスダンパーや世界で最も高い宝石珊瑚などの写真に続きます。