ZAPAnet総合情報局 > ZAPAブログ2.0 > Windows7発売目前にしてメモリ価格が急騰

Windows7発売目前にしてメモリ価格が急騰

2009年10月20日 パソコン(PC)

10月22日から販売開始される「Windows 7」。
Windows7が発売されたら、PCを新調したりスペックアップさせようと考えている人も多いかと思いますが、残念なことにここに来てメモリ価格が急騰しています。

たとえば、昨年12月の「メモリ4GB時代」の中で購入報告した3980円の「UMAXのDDR2メモリ2GB2枚組」などは、価格.comの最安値を調べても7000円以上にまで高騰しています。去年購入したソフマップでは現在8480円ですから、2倍以上の価格になっています。

原因はメモリ業界がやばいこと、現在DDR2と合わせてDDR3メモリも生産していること、などもありますが、ここに来ての突然の高騰は間違いなくWindows7需要です。
メモリのスポット価格は、DRAMeXchangeで確認できます。9月後半からメモリの価格上昇ペースが上がっています。市場に反映されるのはスポット価格よりも後のことですが、今のところ値上がりが止まる気配は見えません。

とくに、去年から今年にかけて激安だったDDR2メモリが一番価格上昇が著しい状況です。またDDR3メモリも高騰し、今まで3枚組メモリが買えた価格で現在は2枚組メモリしか買えないくらいになっています。
さらには、HDDの代わりとして期待されているSSDは完全に品薄状態となり、入手困難な状況になってきています(価格は上がっていません)。
プチフリーズが発生しないことで人気No.1のこの「インテル製80GB SSD」は市場から消えつつあります(なんとか入手しておきました)。

年末までにメモリの価格が元に戻るかどうかもわかりませんし、これからWindows7導入のためにPCパーツを購入しようと考えている人は、メモリの価格にだけは注意しておかないといけないかもしれません(他のパーツについては一般的にあまり価格が変動しません)。