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ドラクエ9改造データとの通信について、スクエニ公式で警告文

2009年09月02日 ドラクエ9


すれ違い通信やワイヤレス通信でのマルチプレイが楽しいドラゴンクエストIX 星空の守り人

宝の地図はほぼ無限に存在しているため、すれ違い通信での取得やマルチプレイでのクリアに意義が出てきます。
宝の地図のBOSSを倒すと、2%の低確率でレアアイテムを落とすことがあります。この確率を上げるために、みんなで「盗賊の秘伝書」を持ち寄ってワイワイBOSSを倒していくと効率が良くなります。

「盗賊の秘伝書」は持っているだけで、戦闘終了時に「オートぬすむ」が発動します。4人でマルチプレイをして、それぞれの主人公に「盗賊の秘伝書」を持たせていると、かなりレアアイテムを手に入る確率が上がります(戦闘終了後に、4回盗めているかどうかの判定が入るため)。他にも1つしか手に入らない「盾の秘伝書」など、マルチプレイ時にはみんなで持ち寄ってプレイすることで強いBOSS相手でも楽に戦闘を進めることができます。

さて、そんなすれ違い通信とマルチプレイですが、スクウェア・エニックス公式で重大な警告文が掲載されました。
『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』につきまして、一部で任天堂株式会社様が許諾していない装置を使い、クエストや宝の地図などのアイテムを含むゲームデータを不正に改変してプレイするという行為が行われております。

ゲームデータを改変することで、スクウェア・エニックスが想定していない状態でのゲームプレイが可能となりますが、それによって正しくゲームが遊べなくなったり、場合によってはゲームそのものが遊べなくなる危険性があります。

『ドラゴンクエストIX』では、すれちがい通信によって、他の不特定多数のプレイヤーの宝の地図を入手できることがありますが、そうした他のプレイヤーがゲームデータの改変によって入手した宝の地図を受け取り、その地図でゲームをプレイすると、ご自身のゲームデータに影響を及ぼし、ゲームが正常にプレイできなくなる可能性があります。

また、「マルチプレイ」でプレイする際、ホストとなったプレイヤーから、ご自身がまだ受信していない追加クエストをもらうことができますが、ホストのプレイヤーがゲームデータを改変していた場合、本来入手できないはずのクエストが追加され、その後のプレイに重大な悪影響を及ぼす可能性があります。
改造データと通信することで、プレイに重大な悪影響を及ぼす可能性があるとのことです。

宝の地図の注意

宝の地図で言えば、現在入手可能なBOSS(魔王)の地図は、
「バラモスの地図」
「ムドーの地図」
「ドルマゲスの地図」
「竜王の地図」
「デスピサロの地図」
「ミルドラースの地図」
です(ネタバレ情報ですが、公式サイトで掲載されているので仕方ありません)。これら以外の魔王の地図を入手してしまった場合は、「すてる」を選ぶことが推奨されています。
本当は、「すてる」を選ぶよりも、受け取ってしまった段階でセーブをせずに電源を落とした方が良いかもしれません。

まだ入手不可能な魔王の地図を手に入れたところで、今のところプレイデータへ重大な悪影響が出ることはほとんどないようです。気づかずクリアしてもあまり悪影響はないようです。ただ、「すれ違い通信で他人へ配布」することは絶対に避けた方が良いでしょう。

また厄介なのが、魔王の地図に限らない、「改造された宝の地図」。たとえば、一番有名な宝の地図「まさゆきの地図」。「まさゆきの地図」にも偽物が存在していて、本来カルバドの集落の東側にあるはずの洞窟の位置が、全然別の場所になっている改造地図などもあります。
他にも、「残された魂の地図 Lv83 発見者ゆい」の地図なども改造だと言われていますし、有名な「レフィカルの地図」も怪しいのではないかと疑いをかけられたりしています。こういう改造地図を受け取ったとしても、それが改造だと判断する方法は通常ありません。実に厄介です。場合によっては、改造された宝の地図のダンジョンに入ることで、データが壊れるものもあったりするかもしれません(受け取ったことがないのでわかりませんが)。

改造された宝の地図については、
にも載せていますが、改造だと判断する方法が通常存在しないので、非常に厄介な問題です。

マルチプレイの注意

すれ違い通信での宝の地図入手と違って、プレイに重大な悪影響を与えてしまうのは、マルチプレイの方です。
マルチプレイをしてしまうと、「まだ受信していない配信クエスト情報があった場合に、相手ホストのクエスト情報と同じように上書き更新されてしまう」という問題があります。

どういうことかというと、9月2日現在、追加の配信クエストはクエスト133までしか解放されていません。これを改造によって、クエスト141〜160クエスト161〜のクエストを解放させた人がいて、その人とマルチプレイをしてしまうと、自分のドラクエ9のデータも自動的に上書きされ、まだ配信されていないはずのクエストが解放されてしまいます。そして、その解放されたドラクエ9を持ち寄って他の人とマルチプレイすると、またその人にも感染させてしまいます。一度感染してしまうと、もうどうすることもできません。マルチプレイをする前に、その人が改造したりしていないか、改造データを受け取っていないかどうか、確認するしかありません。
リアルな「ルイーダの酒場」に行き、見知らぬ人とマルチプレイをして、そのまま感染してしまった被害も確認されています。知らない人とのマルチプレイは特に気をつけてください。

これら改造データによる被害があった場合、スクウェア・エニックスの対処は次のようになるようです。
なお、不正なゲームデータの改変によって引き起こされた直接的、間接的な現象について、スクウェア・エニックスでは対応できません。
自分の身は自分のみで守るしかないようです。