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ジャパンカップ予想

今年の目玉は何と言っても、ディラントーマス！
凱旋門賞やキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを優勝した現役最強馬。
デインヒル産駒ということもあって、凱旋門賞馬がパッとしないジャパンカップの好走を期待されていたわけですが…残念ながら、検疫に引っかかって出走できず。
その他の海外馬を見ても、それほど有力馬は見当たらず、あまり強い調教をしていない馬ばかり。
ジャパンカップで好走する、素軽くスピード感があってフットワークの良い馬を探してみましたが、今年は見つかりませんでした。
そんな中、東京競馬場の馬場に合うか疑問が残るものの、抜群に調子が良かったのがサデックス。
サドラーズウェルズ産駒というところが引っかかりますが、意欲的な調教で調子が良さそうです。

海外馬はあまり期待できないので、今回の予想は日本馬中心に以下のように予想しました。

◎メイショウサムソン
○ポップロック
▲ウオッカ
△インティライミ
△チョウサン
×サデックス

厩舎を移ってから、馬体が絞れ重心が低くなって好調子を続けているメイショウサムソンが本命。前走は不利を受けずに快勝したように、大崩れの無い走りが持ち味。
前走天皇賞秋から距離が伸び、名手ペリエが騎乗するポップロックが対抗。そろそろ日本のG1を勝ってもおかしくありません。
エリザベス女王杯は出走できなかったものの、調教を見る限り調子落ちはなさそうなウオッカが3番手。ダービーと同じ東京2400mの舞台でもう一度鬼脚を見たいところ。
以下、完全復調したおととしのダービー2着馬インティライミ、相変わらず好調のチョウサン、調教が良かった海外馬サデックスと続きます。

休み明けを1度叩いても調子が上がりきらないアドマイヤムーン、前走大敗したヴィクトリー、休み明けで調子が上がっていないドリームパスポートは消しです。

さて、予想は当たるのでしょうか。


追記

レース回顧

レースは予想に反してスローペース。先行馬有利の流れに。メイショウサムソンの武豊騎手は大事に乗りすぎて届かず。武豊騎手らしい負けではあるが、もし石橋騎手だったら…。ウオッカも折り合いに問題があるので、スローペースだとあそこまでが精一杯。それでも牡馬相手に頑張った。海外勢は予想通り、全く勝負にならず。上位4頭の上がりが、みな33秒台では厳しい。勝ったアドマイヤムーンは東京芝2400mであそこまで走れるとは思っていなかっただけに、見事。展開や位置取りの差があったとは言え、アドマイヤムーンがメイショウサムソンに完勝したことで、年度代表馬争いは微妙に。アドマイヤムーンはこのまま引退らしいので、お疲れ様でした。