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トルコのお酒

2007年01月06日 海外
さて、昨年は新年早々、のだめカンタービレを読んだりしていたわけですが、今年はちょっと趣向を変えてみることにしました。
トルコで有名な地酒「ラク」とトルコのビール「エフェス」を買ってきたので、このお酒を家族で飲んでみることにしました。

トルコのお酒ラクは、トルコ庶民のお酒として親しまれてます。
アニスが入った独特な香りのする蒸留酒で、別名「ライオンのミルク」と呼ばれています。
なぜ、「ライオンのミルク」と呼ばれているかというと、上の写真を見るとわかります。
左の瓶に入っている状態では透明なきれいな色をしていますが、右のグラス(明石家さんまグラス)にラクを注ぎ、水を加えると濁ってきて乳白色に変わります。
このことから、ラクは「ライオンのミルク」と呼ばれているそうです。

「水を入れると白く濁る」という話を聞いて、トルコの地元の酒屋さんにラクを買いに行きました。
もう少し自由に見て回れる大きなお店だったら、実際に手にとってレジに出すだけなので問題ないと思っていましたが、けっこう小さめなお店で、ドアを開いたらすぐにカウンターになっていて、奥には入れないようになっていました。
こちらは日本人、あちらはトルコ人ということで会話が通じません。
「ラク」を買いに来たので、「ラク!」と言っても、銘柄とかそういったことが通じません。
そこで、「YENI RAKI」と書かれた瓶が目に入ったので、指を差して「ラキ!」と言ったら、向こうも「ラキ!」と言い返してくれて、お酒を買うことができました。
確か、12トルコリラか14トルコリラ(1トルコリラ80円換算で1000円くらい)だったと思います(一緒にビールも買ったので、値段を忘れました)。
エジプトだと買い物は交渉必須で、簡単にぼったくられてしまいますが、このトルコのお店は多分普通の値段だったと思います。

日本までお酒を持ち帰り、正月にトルコのお酒を飲んでみることにしました。

瓶のふたを開けて臭いを嗅いでみると、それだけで日本のお酒とは違うことがわかります。
そしてグラスにラクを入れ、水を入れてみると…


 白く濁った!


コレを見たいがために、わざわざトルコからお酒を持ち帰ってきたかいがありました!

さて、そのお味は…?

う〜ん、何というか…
独特な香り…
消毒の臭いのようなそんな感じ…
飲んでみると、実はかなり甘いことがわかります。
アルコール度45%なので、自由な割合で水割りすることができますが、香ばしさというか香りがとても独特です。
チーズの豊富なトルコだからこそ合うお酒なのかもしれません。
日本風に、「チーズ」ではなく「イカ」をおつまみに飲んでみましたが、相性は最悪でした。
残念ながら、ラキはうちの家族内では、不評でした…。


気を取り直して、トルコのビール「エフェス」。


トルコのビールと言ったら「EFES」で、英語でbeerと正しく発音することなく、カタカナ英語で「ビラ」と言えばEFESが出てきます。
エフェスは、旅から帰ってきました3 -メデューサの呪い-に出てきたエフェス遺跡からきています。
国際的にも有名で、ヨーロッパ、アメリカ、ロシアなどにも輸出されています。
ラキと同じお店で買ったもので、3トルコリラか4トルコリラ(1トルコリラ80円換算で240円から320円くらい)でした。
実はビールは炭酸が苦手で、しかも苦くてお腹いっぱいになるので好きじゃなかったりしますが、トルコのビールの味に興味があったので試しに飲んでみました。

さて、そのお味は…?

スッキリとして飲みやすい!
ビール嫌いな自分でも飲みやすくておいしく感じました。
日本のビールが好きな人にはもしかしたら物足りなく感じるかも知れませんが、自分的には飲みやすくておいしかったです。


というわけで、トルコのお酒を飲みながら今年の正月を過ごしてみました。


楽天市場で検索したら、このお酒を売っているお店が見つかったので、もし気になった方はどうぞ。
イエニ ラク 45度700ml (トルコ)YENI RAKI楽天シニア市場 
エフェス 5度330ml (トルコ)EFES PILSENERBEER