ZAPAnet総合情報局 > ZAPAブログ2.0 > [作ろう!iアプリ]2.iアプリ制作に必要なものをそろえる

[作ろう!iアプリ]2.iアプリ制作に必要なものをそろえる

2006年04月13日 作ろう!iアプリ
作ろう!iアプリ第二回目「iアプリ制作に必要なものをそろえる」です。
 
まずは、iアプリを作る上で必要なものを揃えないと、iアプリ開発をすることはできません。
ドコモから、PC上で開発できるツールが無料で配布されているので、それを使って開発していきます。
別にi-mode端末を持っていなくても、それほど問題なく開発することができます。(最終的な実機デバッグはできませんが、全てのケータイ端末でデバッグすることは個人では不可能に近いと思います。したがって、エミュレータでのデバッグでもそれほど問題ないという意味です)
それでは、iアプリ制作に必要なものと持っていると便利なもの、さらにはJava環境とエミュレータ実行環境の揃え方、便利なページへのリンクを順に紹介していきます。

必要なもの

WindowsPC(OS):Windows2000 or WindowsXP
JAVA:Java(TM) 2 SDK, Standard Edition
エミュレータ:iαppli Development Kit for DoJa-4.0(FOMA)
最低限、上記の3つが揃っていればiアプリ開発が出来ます。
Windows以外は、無料で入手できます。
Windowsをすでに使っている人であれば、開発環境が無料でそろうことになります。

持っていると便利なもの

必要なものをそろえた後、他に持っていると便利なのは、
Terapad(Windows付属のメモ帳よりも高機能なテキストエディタを使った方が良い)
iアプリゲーム開発テキストブック
JAVA関連本
iアプリが動作するDoCoMoのi-mode端末
などです。
第一回でも紹介した「iアプリゲーム開発テキストブック」、この本を持っていればドコモのJava仕様書などに目を通さなくても、簡単に開発を始めることができます。
それから、iアプリはJAVAで開発するので、当然ながらJAVAの基礎知識も必要になります。
Java関連本を持っていると便利かもしれません。

Java環境とエミュレータ実行環境の揃え方

それでは、Java環境とエミュレータ実行環境の揃え方を紹介します。
1.iアプリについて理解する
作ろうiモードコンテンツiアプリのページを良く読み、iアプリについて理解してください。
2.DoJa-XXプロファイル向けiアプリ作成ツールのダウンロードする
iアプリ開発ツールのダウンロードのページから最新版(もしくは対象機種向け)のiαppli Development Kit for DoJaをダウンロードしてください。
3.Java 2 SDK, Standard Edition(J2SE)をダウンロードする
2.のダウンロードページの下部に書かれているJ2SEのバージョンと同じものをダウンロードしてください。(Java Platform, Standard Edition (Java SE)のページから探すか、検索エンジンから探す)
4.J2SEをインストールした後、iαppliToolをインストールする
必ずJavaインストール後にiαppli Development Kit for DoJaをインストールするようにしてください。
5.iαppli Development Kit for DoJaを起動する
無事起動できることを確認してください。
以上でiアプリ開発環境がそろったはずです。
無料で開発環境がそろうので、気軽にiアプリ開発が始められますね。

便利なページへのリンク

iアプリ開発をするにあたって、便利なページへのリンクを貼っておきます。

・iアプリについて
作ろうiモードコンテンツiアプリ

・DoJa-4.0プロファイル向けiアプリ作成ツールのダウンロード
DoJa-4.0プロファイル向けiアプリ作成ツール

・機種ごとの情報一覧
iアプリ対応端末の情報
iアプリベンチ

・DoJaプロファイルについてのFAQ(4.0以前も載っています)
DoJaプロファイルについてのFAQ

・JAVA実行サイズ縮小
Java Blender
jarg - Java Archive Grinder
ProGuard