初めてのリアルネット囲碁対戦
2006年02月04日 雑記
昨日、mixiでのマイミクの方にネット囲碁対戦を誘われ、対局することになりました。
Yahoo!囲碁での対局です。
「ヒカルの碁」のファンで興味を持ち始めた「囲碁」。
まだ実在の人と対戦したことはありませんでした。
もちろん碁石を持って対局したこともありません。
そんな中、先月初めてネット囲碁デビューしました。
そして昨日、知っている人(ネットでですが)と対局することができました。
Yahoo!囲碁での対局です。
「ヒカルの碁」のファンで興味を持ち始めた「囲碁」。
まだ実在の人と対戦したことはありませんでした。
もちろん碁石を持って対局したこともありません。
そんな中、先月初めてネット囲碁デビューしました。
そして昨日、知っている人(ネットでですが)と対局することができました。
初めての囲碁
今まではずっと一人でコンピュータと囲碁をしていました。初めてプレイしたゲームは、「ヒカルの碁」。
囲碁のルールも知らないまま、GBA版「ヒカルの碁」をプレイして囲碁を少しだけ覚えました。
囲碁の何が難しいかというと、
- 1.どこに打って良いのかわからない
- 2.どっちが勝っているのかわからない
- 3.いつ終わるのかわからない
上の三つは初心者じゃまずわかりません。(もしくはプロでも…)
普通のゲームであれば、何日か勉強すれば基本的なルールくらい簡単に覚えられるはずですが、囲碁は全く覚えられません。
だっていまだに上の3つのルールが理解できていませんから。
どっちが勝っているかもわからず、いつ終わるのか、もう終わっているのかさえもわからないゲームはなかなか珍しいと思います。
GBA版「ヒカルの碁」では、主に「9路盤」という9*9マスの囲碁盤を使って対局します。
たった9*9マスなのに、どこに打って良いのかわからず苦労しました。
ゲームを始めてからクリアするまで、囲碁のルールは理解できませんでした。
適当に打っていても勝たせてくれるのが、さすがはGBA版という感じでした。
ゲームの最後は神の一手に最も近い「塔矢名人」と対戦するわけですが、この対局には2時間くらいかかります。
GBAの処理能力が遅すぎて、「塔矢名人」の思考時間が長すぎました。
ヒカルの碁原作のほったゆみさんも塔矢名人戦は苦労されたそうです。(コミックに書いてあります)
結局GBA版「ヒカルの碁」はクリアしても、囲碁は理解できないまま過ぎ去ってしまいました。
でも「ヒカルの碁」は好きで、当時はまだ連載も続いていたので、次に新しいゲームを買いました。
GBA版「ヒカルの碁2」を。
「ヒカルの碁」で覚えられなかった囲碁は「ヒカルの碁2」で覚えようと思ったのですが…。
1より2の方がさらにCPUの思考時間が長くなり、院生編のスケジュールまで自分で設定しないといけなかったりして、結局途中で辞めてしまいました。
AI囲碁
こうして、しばらく囲碁から遠ざかっていたわけですが、ある時PC用の囲碁ソフトを購入しました。Windows版「AI囲碁」。
GBAと違ってこちらが打った直後に相手が打ち返してくれます。
これでコンピュータの打ち方を参考にしながら、「待った」をしまくって対局しています。
「AI囲碁」のCPUのレベルは、
「弱い」「標準」「強い」「最高」
の4つです。
「標準」とか言われても、人と囲碁を打ったことがない自分にはさっぱりですが、「標準」に勝てるように対局していました。
そして、「標準」との対局であれば、なんとか勝ったり負けたりすることができるようになってきていました。(たまにしかプレイしないので、それほど上達していませんが…)
ヒカルの碁第二部
ヒカルの碁の連載も終わってしまって、囲碁熱もちょっと冷めていたのですが、去年の12月、ヒカルの碁第二部の単行本も全て揃えました。第一部の方はコミックも全部持っていたのですが、第二部の方も全て買ってしまうと、今度こそヒカルの碁と完全にお別れしないといけないような気がして、ずっと買っていませんでした。(ジャンプの方では毎週読んでいましたけど)
それで意を決して(←決するようなことでもありませんが)、ヒカルの碁第二部〜最終23巻までを購入して、1巻〜23巻まで全部読みました。
佐為がいなくなってしまうところで、また涙したり…
因島で佐為を探したシーンを再現している方もけっこういて、
→佐為をたずねて因島
などのサイトなどで、もう一度sai探しができたりします。
ヒカルの碁を読みながら、主人公ヒカルの成長にドキドキしたり、佐為がいなくなって悲しくなったりしているうちに、また囲碁が打ちたくなってきました。
そこで、先月初めてYahoo!囲碁に乗り込んでみたのでした!
はじめてのYahoo!囲碁
Yahoo!囲碁に入って、まずは「初心者ラウンジ」に入ってみたのですが、周りはみんな19路盤(19*19マスの一般的な大きさ)でした。初めて対局するのに、19路盤は広すぎると思ったので、13路盤の人を見つけて対局。
部屋に入ると、何のあいさつもなしに対局が始まりました。(操作がよくわからなかったので、相手が席について、こちらもすぐに席に着くと対局が始まってしまいました)
ネット囲碁でも
・対局前の「よろしくお願いします」
・対局後の「ありがとうございました」
は当たり前かと思っていたのですが、どうやら違ったみたいです。
で、結果は…
「AI囲碁」では見たこともないような、13路盤での「60目負け!」。
見事に完敗でした。
もしかして、ちょっと失敗したのかと思って連続でその人と対戦してみました。
「70目負け!」、「30目負け!」、「50目負け!」
と4連敗で全く相手になりませんでした。
「あれっ、おかしいな?」
と4連敗後に初めて気付いて、相手には失礼ですが、こちらの思考を「AI囲碁」に任せてみることにしました。(対局者の方ごめんなさい…)
相手が打ってきたところを「AI囲碁」に入力することで、「AI囲碁」が答えを出してくれるのでそこに打ってみました。
結果は…
「60目負け!」
「なーんだ、自分と同じじゃん!」
と思ったのと同時に、コンピュータがどれだけ弱いのかを初めて悟りました。
Yahoo!囲碁の初心者ラウンジにいる人にも完敗する弱さですから。
その人とはその後二回対局して、7戦目は10目差の負けでした。
「なんで、こんな弱い自分と対戦してくれるのだろう?」
と不思議に思ったりもしましたが、7戦を最後にその人との対局は終わりにしました。
続いて、「もしかしたら、さっきの人が強かっただけでは?」
と思って、他の人とも対局してみました。
結果…二連敗。
続いて、300勝700敗くらいの弱そうな人と対戦する機会がありました。
結果は…二連勝!
やっぱり強さは勝敗に現れるみたいですね。
こうして、ネット囲碁初勝利&初連勝をしたところで、終了しました。
初めてのリアルネット囲碁対戦
そして昨日。マイミク(ミクシィ内のお友達)の方に誘われて、またネット囲碁対戦する機会があったというわけです。
結果は、 たまたま2連勝できてしまいました。(強い人だと誤解されてしまいそうで怖かったりします。 )
初心者同士で対戦するのも、楽しいものだとわかりました。
何より、今までゲームの囲碁で一人コンピュータと打っていたので、人と打つと緊張感があります。
これからも少しずつ囲碁の勉強をしていこうということで、金曜はなるべく囲碁をしようということになりました。
もし誰か囲碁のできる人がいたらお手合わせお願いします。
最近は、クラシック音楽を聴いたり、囲碁をやってみたりと、だんだんおじいさん化している自分がいたりしますが、「こうやって人はおじいさんになっていくのかも知れない」などと思いつつ、えいご漬けでイングリッシュの勉強をしたりしている今日この頃です。