ZAPAブログ2.0

接続は、当然USB Type-Cです。AppleのMacBookなど、最近はUSB Type-C製品が増えてきているので、従来のUSB3.0ポートを増やせるハブは重宝します。



しかも、嬉しいことに側面には有線LANのギガビット・イーサネットポート付き！Wi-Fi環境がなくても、このハブさえあれば、有線LANケーブルでネット接続できます。



USB3.0ポートは3つ。挿し心地も問題ありません。



本体裏側には、滑り止めが付いていて、とても気が利いています。



側面は平らなので、立てて使うこともできます。ケーブルが短いので、このように使うことはあまりないと思いますが。



重さは60グラム。説明書には、105グラムと書いてあったのですが、手に持ってみて軽いし、実際にはどれくらいの重さだろうと量ってみたら、たった60グラムでした。プラスチック製で、かなり軽量です。つや消しブラックで質感も良く、イーサネットポートまで付いていて60グラム。



スマホとつなげてみるとこのような感じになります。



さて、実際にPCとつなげて使ってみました。USB Type-Cポートに差し込むと、自動的にドライバがインストールされ、USB3.0ポートが3つ増えました。USB機器をつないでみたところ、全く問題なく動きました。USB3.0なので、転送速度も速いです。

続いて、有線LANの接続チェック。PCからLANケーブルを抜いて、そのケーブルをそのままCB-C32に装着。「これでインターネットにつながるはず！」と思ったのですが、インターネットにつながりません。「あれ、もしかしてドライバのインストールが必要なのかな？」と思って、付属のドライバーCDをインストールしても変わらず。

Windows10のネットワークの設定を確認してみると…「ネットワークケーブルが接続されていません」の表示が。


「えぇ、なんで？」としばらく格闘して、やっとわかりました。イーサネットポートとLANケーブルの相性が悪い！LANケーブルを奥までカチッと差し込むと、「ネットワークケーブルが接続されていません」と表示されてしまいます。最初差し込んだときに、「ずいぶん奥まで差し込めて、固いな…」と思ったのですが、奥まで行ってしまうと行き過ぎのようでした。カチッとはめずに、少し手前で止めると、やっと「識別中…」と表示されました。


これで問題なくインターネットにつながるかと思ったら、全然つながらず。「ネットワークプロトコルが不足しています」「識別されていないネットワーク」だのと表示されて、windows10がインターネットに接続できませんでした。ネットワーク関係のドライバをアップデートして、いろいろ調べて、「Windowsスマートチューニング (336) Win 8.1編: 「プライベート」「パブリック」をレジストリ上で変更する | マイナビニュース」のページを参考に、レジストリを書き換えてプライベートネットワークに変更したら、無事インターネットにつながりました。レジストリエディタで「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\NetworkList\Profiles」のネットワークプロファイルの「Category」のところを1に変更して、パブリックネットワークからプライベートネットワークに変更して再起動したら、無事解決できました。これらは、CB-C32の問題ではなく、自分のPCの問題です。正常なPCであれば、CB-C32にLANケーブルを挿すだけで使えるはずです。

インターネットの速度を計測してみたところ、80Mbps以上の速度が出ました。うちの環境では100Mbpsが理論値なので、かなり良い値です。USBハブだからといって速度が遅いこともなく、問題なく使えました。

ということで、USB-C to 3ポートUSB3.0ハブ（ギガビット・イーサネットポート付き）CB-C32は、USB-Cタイプの3ポートUSB3.0ハブで、ギガビット・イーサネットポート付きの軽量で質感の高い製品でした。ただ、うちのLANケーブルとの相性が悪いのか、製品の精度が悪いのか、LANケーブルを奥まで差し込んでしまうと正常に接続できないのは難でした。接続が固いので、途中で止めても抜けることはないのですが、ここさえ問題なければパーフェクトだっただけに、とても惜しいです。





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