【PR】Aukey USB 3.1 増設カード DS-E5 レビュー
2016年02月06日 パソコン(PC)
Aukeyさんから、 PCI Express x4 USB 3.1増設カード Type-Cポート*2インターフェース DS-E5をいただきました。
リバーシブルで裏表関係なく挿せるUSB Type-C。これから標準となっていきそうな気配のあるUSB Type-Cですが、多くのPCはUSB3.0やUSB2.0までの対応です。そういうPCに拡張カードを挿すことで、USB 3.1 Type-Cポートを2つ増設してしまおうというのがこの製品です。
オープン!
PC製品らしい梱包に、インストール用のCD付き。他、DS-E5本体、説明書類。
説明書は日本語でした。
これがDS-E5本体です。
Type Cポートが2つあります。
こうやって見ると「TYPE C」の文字がよく見えるのですが、PCに取り付けるにはボードを逆さまにするしかなく、「TYPE C」の文字も逆さまになってしまいました。
重さは40グラム。
前回の【PR】Aukey USB-C to Micro-USBケーブル CB-C5 レビューで書いたCB-C5を挿してみた状態。
Type-Cなので、裏表関係なく挿せます。
さて、PCを開けてPCI-EスロットにDS-E5を装着。日本語説明書にも、簡単に装着できるようなことが書いてあったので、そのままスロットに差し込んでみました。付属のCD-ROMからドライバをインストールし、USB-C to Micro-USBケーブルでAndroidスマホを接続。
反応なし…
あれ…。説明書には特別詳しい説明は書いてありませんでしたが(取り付け方法のところに、「PCI Expressスロットのコネクターに差し込みます」、とだけ書いてありました)、このボードには、SATA電源コネクタが付いていました。あぁそうか、説明書には書いてなかったけど、SATA電源ケーブルを挿さないと動かないんだなと理解し、PCケース内を見渡すと…「余っているSATA電源ケーブルがない!」。DVD-R/WドライブとSSD/HDD方向に2つのケーブルを出している状態でしたが、そのどちらもUSB3.1ボードまで届かないという罠。SATA電源コネクタの数は十分余っているのに、ボードまで届きません。750ワット電源で電源も余裕なのに、ケーブルが届きません。余っているペリフェラル電源コネクタから変換するケーブルもなく、SATA電源コネクタを延長するケーブルもなく、ここで一度諦め。
後日、SATA電源コネクタを用意してから、USB3.1ボードに電源供給し、PCを起動。今度はAndroidスマホへの充電も、PCからの読み書きもできるようになりました。
一度ボードを取り付けてしまえば、あとはUSB Type-Cケーブルの向きを気にすることなく挿せるので、とても楽です。前回同様、USB電圧電流チェッカーが使えないため、どの程度の電力が出ているのか測定はできていませんが、Micro USB機器への充電はうまくできています。
これで、いつUSB Type-C機器を手に入れても、フルの性能が発揮できる環境が整いました。PCへの増設を考えている人は、ケーブルが届くか、事前にチェックしておいた方が良いです。届かない場合は、延長ケーブルを購入するか、変換ケーブルを購入する必要が出てくると思います。