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40年ぶりに捕獲された謎のダイオウイカを見てきた

2015年11月25日 動物
2014年に東京湾で生きたまま捕獲された謎のダイオウイカ。太平洋側で捕獲されたのは約40年ぶりという快挙でした。

その約40年ぶりに捕獲されたダイオウイカが神奈川県で展示されていると聞いて、京急油壺マリンパークまで行ってきました。

ど〜ん!
ダイオウイカ

これが約40年ぶりに生きたまま東京湾で捕獲された謎のダイオウイカでした! 全長4m38cm。人間の子どもと比較するとこのサイズ感。想像していたよりかは少し小さい感じでした。このダイオウイカは生後1年の未成熟個体で、人間でいえば中学生くらいの小さいメスだそうです。右下の黒いイカの絵が普通のスルメイカのサイズだと考えると、やっぱり巨大です。

同水族館には国立科学博物館所蔵の特大レプリカ模型も展示されていて、こちらは全長6.7mのダイオウイカ!
ダイオウイカ

このサイズになってくると、間違いなく巨大です。いつか大人のダイオウイカのホルマリン漬けも見てみたいところです。ヨーロッパでは全長18mを超すダイオウイカを発見したこともあるそうです(そんなサイズのダイオウイカを捕獲したら、展示するスペースの確保も大変そうですが)。ダイオウイカなんて、ドラクエのだいおうイカくらいしか見たことありませんでしたが、本物のダイオウイカを見てみるのも楽しいものです。

それから、油壺マリンパークにはダイオウイカ以外にも、ニュウドウイカも展示されていて、こちらは外套 (胴体)の大きさが約1メートルもあります!実は、2014年に捕獲したダイオウイカよりも大きく、こちらも巨大イカです。
ニュウドウイカ"

来週の2015年11月29日からは、「東京湾ダイオウイカ〜深海からの使者 再発見〜|京急油壺マリンパーク」という展示が始まり、未だ4例しか報告がない貴重な「子供ダイオウイカ」も見られるそうです。子供のダイオウイカというと、大きいのか小さいのかわかりにくいですが、全長は126.4cmだそうです。

たまには水族館でイカの鑑賞でもいかがでしょうか。