ZAPAブログ2.0

取扱説明書は、嬉しい日本語表記。



イヤフォンはこのような形状。黒がテカテカしていて、黄緑も鮮やかなので、安っぽいデザインではありません。



充電ポートは左側、操作ボタンは右側にまとめられています。



イヤーパッド、イヤーフックは、付属品と合わせてそれぞれ3種類と2種類。



スマホと並べたときのサイズ感はこの通り。ケーブルは短めで、きしめんタイプの平らなケーブル採用で、絡まりにくくなっています。



重さは、たったの16グラム！

操作性について

ワイヤレスイヤフォンの扱いにも慣れているので、右側の電源ボタン長押しで、電源ON…これでペアリングができるはず…！と思ったら、できませんでした。何度か電源ONとOFFを繰り返してうまくできなかったので、説明書を読んでみたら、電源ONはマルチファンクションボタンを2秒間長押しで、ペアリングモードはマルチファンクションボタンを3秒間長押しになっていました。2秒で止めずに3秒間押さないといけないので、最初のペアリング時には注意が必要です。

ボタンに関しては、再生/一時停止ボタンは押しやすく、次の曲へ/音量-ボタンも押しやすいです。一方、前の曲へ/音量+ボタンは少し押しにくいので慣れが必要だと感じました。

また、曲送りや曲戻りボタンを押すと、「ポッ」と音が鳴り、この音が大きいのがちょっと残念です。もう少し小さい音だと嬉しかったです。

装着感について

イヤフォンは、カナル式に耳穴に入れて、イヤーフックで外れにくくする仕組みです。スポーツイヤフォンだけあって、なかなかズレにくいです。イヤーパッドは、SサイズからMサイズに変更したら、少しズレた場合でも音が軽くなりにくくなりました。スポーツイヤフォンの場合、少し大きめのイヤーパッドを選んだ方が良いかもしれません。

ケーブルが短めなのは嬉しいですが、問題はタッチノイズ。けっこうタッチノイズが大きく、ケーブルに触れると「ボッボッ」と聞こえてきてしまいます。ケーブルを止めるクリップが付属していると良かったなぁと思います。

音質について

さて、音質について。

「おっ、クリア？」

と初めて聞いたときに感じました。解像感が高く、デジタルっぽい音のするイヤフォンだと感じました。こもり感も少なく、低音高音もそれなりに出ていて、ワイヤレスイヤフォンとしてはかなりレベルが高く感じました。低域に関しては、低音の音自体は出ているものの量感はやや控えめで、その分、高音を聞かせるような作りになっているように感じます。

静かなところで長く聴いていると、実は完全に透明感のある音ではない、ということに気付きます。Bluetoothイヤフォンの弱点を音作りでカバーしているような感じで、かなりがんばって作られています。

元気な曲は元気に鳴らしてくれますし、今まで聴いていたスポーツタイプのワイヤレスイヤフォンでは一番音が良いです。ただ、タッチノイズが大きく、ケーブルに触れてしまうとノイズがうるさいので、クリップも別途手に入れた方が良いと思います（イヤホンケーブルクリップをAmazonで探してみたら、4個 セット イヤホンケーブル 固定 クリップが200円台で売られてました。このイヤフォンのようなフラットタイプのケーブルに合うかはわかりませんが、合いそうなケーブルを見つけたら今度買ってみます）。

ということで、タッチノイズがあって本当にスポーツ向きかどうかはわからないところがありますが、音質はワイヤレスタイプではとても良いです。