ZAPAブログ2.0

イヤーピースは、付属で2種類付いていて、元々イヤフォンに付いているものを含め、S/M/Lの3種類でした。「ズレないこと」が重要になってくるスポーツ用イヤフォンでは、自分の耳にあったイヤーピースを付けることが大切です。コードの長さを調整できるバックルと、コードを止められるクリップも付いていました。



イヤークリップの黄緑がデザイン上のアクセントになっています。



形はこのように耳掛け式。イヤーフックは柔らかいので、耳の形に合わせて変形してくれます。



ボタンはすべて右側のイヤフォンに。左から、音量-/次の曲へ、電源/再生/一時停止/通話応答、音量-/前の曲へボタンとなっています。



DC INのカバーを外すと、充電用のポートがあります。



スマホと並べたときのサイズ感はこのような感じです。耳掛け式なので、極小サイズとは言えませんが、これくらいならまずまずです。持ち運び用にポーチが付いているのが嬉しいです。



重さは、バックルとクリップすべて含めた状態でも22g。イヤフォン本体がプラスチックで作られているので、軽くて良いです。あまり重いと、運動をしているときに重さが気になってしまいますからね。



コードの長さ調節用のバックルはすごく使いづらくて、説明書を見ながら装着しました。長さを完全に調節すれば、まったく緩まないのは嬉しいのですが、一度付けてしまうと微調節が一切できません。もう一度全部やり直しになります。ちゃんと長さを測ってからやった方が良いです。クリップの方はどこにでも付けられるので簡単です。

装着感について

スポーツイヤフォンで重要なのは、装着感とズレないこと。ズバリ、SoundPeats Q9の装着感は…

すばらしい！

の一言。

イヤーフックが柔らかいので、耳にピッタリと付けられます。カナル型イヤフォンと違い、耳掛け式ではあまり奥まで押し込めないので、イヤーピースは一つ大きめのものを選択しました。これによって、さらにズレにくくなり、動きながら音楽を聴いていても全く問題ないです。

そして、今までワイヤレスイヤフォンには絶対に必要だろうと思っていた、クリップの存在。そのクリップがQ9には最初から付属しています。クリップのおかげで、ケーブルがブラブラしません。そして、微調節できないバックルも、一度固定してしまえばコードを短くしたままにできるので、これも素晴らしい効果です。コードを短くしてブラブラしにくい上に、クリップでも止めているので、動いていてもケーブルが何かに触れてしまうことがありません。タッチノイズがうるさくて嫌になることがないので、安心して動けます。

優れたイヤーフックによりズレにくいことと、バックルとクリップの組み合わせでケーブルからのノイズもほとんどなく、とても快適な装着感です。すばらしいです。

音質について

スポーツイヤフォンとして重要なのは、1にズレにくいこと、2に音質です。SoundPeats Q9の音質はというと…

うーん、ちょっとこもり感が…

低音の量感がそれなりにあって（ブーミーな嫌らしい感じではない）、柔らかめの音作りの方向性は好きなのですが、どうもちょっとこもり感があります。家でしっとりと音楽を聴くには正直物足りない音質です。一方、電車の中で聴いてみたら、こもり感もあまり気にならず、低音も良く出ていていい感じに聴けました。スポーツ用として考えているなら、スポーツの激しさや時間帯によって評価も変わってくるかもしれません。

ペアリングの操作なども簡単ですし、ボタンも慣れてしまえば使いやすいです。バッテリーが持つのは6時間。ズレにくいワイヤレスイヤフォンを探している人にとっては、SoundPeats Q9はとても良い製品だと思います。