ZAPAnet総合情報局 > ZAPAブログ2.0 > 35歳になりました-クラシック音楽の源流をこの目で確かめに-

35歳になりました-クラシック音楽の源流をこの目で確かめに-

2015年04月28日 海外
今日で35歳になってしまいました。誕生日ありがとうございます、ZAPAです。今日は特にブログを更新する予定はなかったのですが、「去年は寿司ネタ書いたよね?」と言われて、今年のエントリも期待されてしまいました。要望にお応えしてバースデイエントリーでも書くことにします。

「四捨五入したら40歳じゃん」
「勝手に四捨五入するな」
とか、そういうくだらないことを書くのも何なので、もう少しだけマジメに知的なエントリでも書くことにします。四捨五入したら40歳なので。

知的なことと言ったら、「クラシック音楽かな?」と、ストレートにバカっぽいことを思いつきました。

そういえばこの一年間、クラシック音楽の源流をこの目で確かめてみようと、ヨーロッパ中を回っていたことを思い出しました(ちょっと大袈裟な言い方ですが)。誕生日記念に、ヨーロッパ各地で撮ってきた写真でも載せてみます。

モーツァルトは35歳で…

まずは大好きな音楽家、モーツァルトから。「モーツァルトは胎教に良い」とか「リラックスして集中できる」とか良く言われていたりします。でも実際のところ、自分がモーツァルトの音楽を聴くと少し違った感じになります。モーツァルトを聴きながら集中はできないです。曲が気持ちよすぎてテンションが上がってしまい、音楽の方に気を取られて、他のことに集中できません。気分を高めるためにモーツァルトを聴くのはとても良いのですが、気分が高まったら、モーツァルトの音楽は消した方が良いです。音楽が魅力的すぎるのも困ったものです。モーツァルトは、集中する前の初期段階としてを聴くのがベストだと、自分では思っています。

そんな魅力的すぎる音楽を作れるモーツァルトと言えば、ハイドン、ベートーヴェンと並んでウィーン古典派三大巨匠の一人と言われています。

ということで、オーストリアの首都ウィーンまで行ってきました。音楽の都ウィーンを探索して、モーツァルトの像を発見!
モーツァルトの像


続いて、モーツァルトが結婚式を挙げたシュテファン大聖堂に行ってきました。世界で3番目に高い、美しい教会でした。
シュテファン大聖堂


素晴らしい音楽を次々に生み出していったモーツァルト、35歳の若さで亡くなりました。ちょうど今の自分と同じ年齢でした。

ドナウ川は本当に青いのか

ヨハン・シュトラウス2世の作曲したワルツ「美しく青きドナウ」。この曲のタイトルにあるように、「ドナウ川は本当に青いのか?」をこの目で確かめに行ってきました。グーグルで「ドナウ川 あ」まで入力すると、「ドナウ川 青くない」と検索候補に出てきます。「ドナウ川が汚くて青くない」とガッカリする人が続出しているようです。

ということで、ドナウ川がもっとも青く美しく撮れるポイントまで行って、ドナウ川を撮影してきました!
ドナウ川


場所は、ハンガリーの首都ブダペスト。ブダペストは、ドナウ川を挟んで、ブダ側とペスト側に分かれています。ドナウ川がもっとも青く美しく撮れるであろう、晴天の日の午前中に、ブダとペストを見下ろせる絶好ポイント(ゲッレールトの丘)に行って撮ってきました。どうでしょうか?青空が反射して、美しく青きドナウを撮ることができました。

モルダウとはどんな川か

中学生の時に歌わされたクラシック音楽に、スメタナのわが祖国よりモルダウという曲があります。「ボヘミアの川よ モルダウよ」の歌詞で有名なモルダウです。

ということで、ボヘミアのモルダウがもっとも美しく撮れるポイントまで行って、写真を撮ってきました。まるで、RPGに出てきそうな美しい街と川でした!
モルダウ


現地に行って驚いたのは、現地ではこの川のことを「モルダウ」とは呼んでいなかったこと。モルダウではなく、「ヴルタヴァ」と呼ばれていました。モルダウとはドイツ語での呼び方のことで、チェコではヴルタヴァと呼びます。

上の写真は、チェコのチェスキー・クルムロフという世界一美しい街で撮った写真です。「クルムロフ」とはチェコ語で「ボヘミアの」という意味です。正真正銘、ボヘミアの川、モルダウです。

「ボヘミアの川よ モルダウよ」と日本で歌っていたら、「そんな歌詞だったっけ?」と言われました。自分は間違いなく「ボヘミアの川よ モルダウよ」と習いました。歌詞は何パターンかあり、人によってはこの歌詞ではなかったようです。


ということで、35歳の誕生日ブログは、いつもと違って少し知的っぽい内容にしてみました。35年余りであれだけの音楽を残せたモーツァルトは、本当にすごいですね。