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検証:iOS7.0.3でバグは直ったか

2013年10月28日 iPhone・iPad・Android
2009年にiPhone3Gを買って以来、iPhone4iPhone5と買い換えてきたiOS大好きのZAPAです。こんにちは。

この前、「バグだらけのiOS7がiOS7.0.3にアップデート!」の記事を書いたら、ブログに苦情が届きました。
入力のプチフリはユーザー辞書のリセットで
解決する場合があるのはちょいと調べたらわかることですが

iosに悪意のある記事書きさんは調べもしないのでしょうね

上記記事内に、辞書のリセットを試したことは書いてありました。
iOS7にしてから辞書を削除したり、設定をリセットしたりしましたが、直りません。今回のアップデートでも完全には直りませんでした。次回アップデートに期待です。
辞書リセットを試してもプチフリが収まらないので、上記記事を書きました。


さて、初代iOS7がリリースされて以降、iOS7.0.2、iOS7.0.3と修正版が登場しました。iOS7で出会ったバグたちは、現在のiOS7.0.3で修正されているのでしょうか。検証してみました。

1.タスクマネージャにゴミが残る

iOS7になってから、ホームボタンダブルクリックで表示されるタスクマネージャが大きく変わりました。

あまりにも大きな変化だったためか、バグありです。タスクを2個、3個同時に消すと、タスクが残るバグに頻発します。

すぐ目に付くバグなので、iOS7.0.3で修正されただろうと思って、試してみたところ…
iOS7ゴミ

いまだに、消そうとしたアプリのアイコンが残ってしまいます。バグは直っていないようです。次回更新に期待です。

2. フリック入力時にプチフリ

iPhone5という高スペックなスマホになって、昔iPhone3Gで感じたようなフリック入力時のプチフリはなくなり、快適な日本語入力環境でした。iOS6までは。

それが一転、iOS7になってからは、英字を大文字に変換できないわ、プチフリするわで、大変ストレスのたまる日本語入力環境になってしまいました。

iOS7.0.3になって、英字の変換や「ぎょうざ」変換などがこっそり修正され、プチフリも直ったかと期待しました。

が、やはりダメでした。「ほしの」と入力しようとすれば、すぐにプチフリします。これはアプリ立ち上げ時の1回だけで、もう一度「ほしの」と入力した場合にはプチフリしません。再現させるには、一度文字入力アプリのタスクを切ってから、再度起動し直すと、プチフリが再現します。
iOS7プチフリ

「ほしの」に限らず、iOS7の重い処理に追いつかないのか、辞書データがおかしいのか、iOS7になってからフリック入力時のプチフリが頻発しています。「iPhone5って高性能じゃなかったの?」と疑問に感じてしまいます。これだけでもうiPhone5を機種変したくなるくらいです。大変ストレスがたまるので、一刻も早い改善を望みます。

3. アプリ切り替え時に音が消える

アプリ切り替え時に音が消えるというバグがあって、これもiOS7.0.3では修正されていません。

番外編:数字の1のフォントが小さい

これは別にバグではありませんが、数字の1のフォントが小さいという嬉しくない仕様があります。
iOS7アラーム

アラームのところで、数字の「1」を含む時刻を設定すると、横幅が合わずに、表示がガタガタになります。「9:01」の場合、最後が「1」なので目立ちませんが、「9:13」の場合は、横幅が揃わずすっきりしません。

別にバグではなく、そういうフォントを採用しているから当然の結果なのですが、アラームのところでは等幅フォントを採用して、フォントの大きさはそろえておいてほしかったなぁと個人的に思います。市販のデジタル時計は、普通、数字ごとに横幅は一定ですから。


ということで、iOS7.0.3で修正されたバグは多数ありましたが、まだまだ既存のバグも多数残っています。次回更新に期待ですね。「アップル - iPhone - フィードバック」のページからバグレポを送信できるので、気付いたバグをアップルに送信すると、少しだけ改善されるのが早くなるかもしれません。どんどん送りましょう。


追記iPhoneをiOS7.1にアップデート!良くなった点やバグなど雑感