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発表されたばかりのトヨタの新型車「プリウスPHV」に乗ってきた

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2011年11月30日 カテゴリ:雑記
11月27日は新小型FRスポーツカー「86(ハチロク)」、28日はつながるコンセプトカー「Fun-Vii」を発表したトヨタ自動車。29日もトヨタの新車発表会があると聞いて、LOKAの案件で昨日のイベントに参加してきました。

トヨタの新車とはこれでした!「プリウスPHV」!



PHVとは、プラグインハイブリッドカーの略です。車にバッテリーを積み込み、直接コンセントから充電できる電気自動車としての能力と、バッテリーが切れたら普通のハイブリッドカーとして利用できる能力を併せ持った自動車です。バッテリーが切れたら即動かなくなってしまう電気自動車の欠点も、ハイブリッドカーとしての能力も持つPHVなら解決というわけです。



なぜ石油を利用する内燃機関の従来車から、HV、EV、PHVなどの別の燃料を必要とする自動車の開発を進めているのかというと、「省石油」「脱石油」のためです。「脱○○」と聞くと、最近では「脱原発」をイメージしますが、自動車業界では「脱石油」です。



日本の自動車利用環境を見ると、1日の走行距離は過半数が20km以下です。つまり、コンセントから20km分の電気エネルギーを充電できれば、直接石油を使わず、電気のみで走れるというわけです。ただ、下のグラフをよく見ると、20km以内の利用は過半数を超えていますが、半数近くの車は1日20km以上走行しています。プリウスPHVが満充電したバッテリーだけで走れる距離は26.4kmらしいので、もう少しバッテリー容量を増やすか、電費をよくしてもらいたいところです。夏場、エアコンなどを付ければ、走行距離は減ってしまいますしね。今回のプリウスPHVでは、小型で性能の良いバッテリーに変えたことで、重量を大きく減らすことに成功したそうですが、バッテリーの改良はまだまだ課題だと思います。なお、プリウスPHVの充電は、100V電源だと180分、200V電源だと90分で充電が完了するらしいです。急速充電器のようなものは必要なく、駐車場に200V電源のPHV専用コンセントを用意すれば、90分で充電できます。この充電の早さは魅力的です。仮に充電を忘れていても、PHVなら普通のハイブリッドカーとして利用できるところも便利なところです。



また、将来のスマートコミュニティー作りの第一歩として、次の課題があげられていました。電力消費時間を電力消費の少ない時間にシフトすることと、クリーンなエネルギーから電力を自給することです。家庭で車の充電ができるといっても、一般家庭の電力消費のピーク時間帯と重なってしまっては、発電所を増設しないと電力が足りなくなってしまいます。電力消費の少ない時間帯にシフトすればよいと言っても、それは出力の調整が難しい原子力発電所のおかげでもあったりするので、なるべく早く太陽光発電など、クリーンなエネルギーで、自動車の電力を供給できるようにしてもらいたいものです。



さて、このプリウスPHV。お値段は320万円からで、日本国内の年間販売目標は35000〜40000台だそうです(全世界では6万台!)。日本の補助金を活用すると270万円くらいで購入できるそうです。日本では年間4万台を生産・販売できる能力はあるそうですが、最初に予約が殺到するだろうから、来年1月の発売後しばらくは、周りからめずらしい目で見られるだろうというお話でした。PHVは実験的な自動車ではなく、HVにつぐ次世代環境車の柱として育てていくそうです。



さて、プリウスPHV発表のあった当日(昨日のこと)、このプリウスPHVに触って、実際に乗ることができました。写真をたくさん撮ってきましたので、ここに載せておきます。



ライト



サイドミラー



ドア(内側)



助手席に乗ってみた



助手席から見たハンドル



ギア



運転席から見たハンドル



運転席に乗ってみた



ディスプレイ表示もこっていて、エネルギーモニター等の確認も



リア



フロント



tsudaる。このあと津田さんとパネラーのお話も



給油



給油口



充電口



出先でもG-Stationがあれば充電可能



運転席



カットモデルを横から



カットモデルを後ろから



これが搭載しているバッテリー



車載充電器



タイヤ



エンブレム



eConnect(イーコネクト)でスマートフォンとつながり、嬉しい情報をGET



というわけで、プリウスPHVに乗ってきました。「乗る」といっても、助手席や運転席に乗ってみただけです。いわゆる「試乗」として車を運転してきたわけではありませんのであしからず。プリウスPHVは、充電して電気だけで動いている時は本当に静からしいので、ただ乗ってみただけでなく、いつか運転もしてみたいです。


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