ZAPAnet総合情報局 > ZAPAブログ2.0 > スポーツ > インテル長友が実践する「体幹」とは何か。どうすれば実践できるのか。

インテル長友が実践する「体幹」とは何か。どうすれば実践できるのか。

このエントリーをはてなブックマークに追加
2011年02月01日 カテゴリ:スポーツ
昨年のW杯において1対1での圧倒的なディフェンスを見せつけ、今回のアジア杯では能力の違いすぎるスピードとスタミナとを見せつけたサッカー日本代表の長友佑都選手。今回のアジア杯では、「MVPでも良かったのではないか」と思えるほど活躍し、アジアのサイドバックとしてはとにかくレベルが飛び抜けている姿が印象的でした。ユベントス等からの獲得争いが加熱する中、なんと世界一強いクラブチームのインテルが長友選手を獲得しました。世界一強いチームには、当然のごとく、世界一優秀なスカウトがいるのだな、と驚きました。

さて、そんな長友選手の特徴といえば、やはりスピードとスタミナ。どうして試合中あれだけスプリントを繰り返し、人一倍走っているのに、延長になってもまだまだ走り続けていられるのか。それは、彼の走り方にあります。

「体幹」です。

体幹を使って走ることにより、足だけで走っている場合に比べて、スピードが増します。そして体幹を使って走ることにより、足が疲れにくくなり、スタミナが持続します。

去年のW杯で本田圭佑選手を見たときに、本田選手の立ち方が変わっていることに気付きました。「まるでクリスティアーノ・ロナウドのようだ」と思いました。スッと、きれいな姿で本田選手が立ち、体幹を使って走っている姿がW杯でも確認できました。

その後、長友選手のインタビューでその秘密が解けました。
――本田選手と2人でいる姿がよくテレビに映っていたが、一緒にいた時間は長かった?

 長かったですね。部屋も横でしたし。いろんな話をしましたよ。サッカーの話、プライベートのことも……(笑)。あ、思い出し笑い。でも、サッカーの話が多かった。これからおれたちが成長するために、どういうことをやっていけばいいのかとか、メンタル的な話だったり、僕の体幹の講義だったり。真剣に聞いてくれるの、あいつぐらいなんですよ。でも、やっぱりあいつは上に行きたいから、めっちゃ真剣に聞く。ヤバイですよ。あいつ、普段から骨盤を立てるの意識しているし。もう練習風景を見ていたら分かる。トレーニングのときから骨盤を立ててやっている。「走るとき、力みすぎ」とか言って。あいつ、ホンマに真剣ですよ。
 スイスで1回、自由時間があって、あいつと一緒に日本料理屋にメシを食いに行ったんですよ。もう、ホテルから日本料理屋まであいつ、骨盤意識して歩いてましたからね(笑)。でも「お前、伸びしろあるな〜」って言ってね。なかなかできないですからね、普通は。あいつ、これからもっといきますよ。僕は確信していますけど。師匠と弟子? 体幹に関しては完全にそうですよ。
長友選手が体幹の講義を開き、それを本田選手が真剣に聞き入れていたから、あのようなきれいな立ち姿になっていたのでした。体幹を会得した本田選手はW杯でも大活躍しました。

実はポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド選手は、一日に3000回の腹筋をしているという噂もあります。彼は恥骨炎の予防のために、腰回りのトレーニングに多くの時間を割いています。腰回りを鍛えると何が良いのか、それは「体幹」を使えるようになるということです。

一体、「体幹」とは何なのか。

それはこの本を読めばわかります。「体幹」ランニングという素晴らしい本です(この本を買ったのは半年近く前なので、今は5万部よりももっと売れていると思います)。


この本は本当にわかりやすい本で、今まで発売されたどの体幹本よりも優れています。とにかく、ページ構成、文章、写真、イラスト、その全てがわかりやすく、これから「体幹」を鍛えようと思っている人にはもってこいの本です。



この本のタイトルは、「体幹」ランニングです。「もしかしてランニングの本か?」と思うかもしれません。でも「体幹を使ったランニングをしろ!」と周りに言われて、いきなりできるようになるような簡単な話ではありません。体幹を使った走り方を会得するには、まず「体幹を意識すること」、それから「体幹を鍛えること」が大切です。体幹を意識し、体幹を鍛えるには、この本に書いてある「体幹エクササイズ」というものを実践する必要があります。そうすれば徐々に、「体幹」とは何かがわかってきます。

「体幹エクササイズ」は、ストレッチと筋トレの間くらいの、特別なきつさはまるでない、女性でも十分出来るエクササイズです。この本は、「体幹ランニング」するために必要な体の気付きを呼び起こさせるために、「体幹エクササイズ」を中心に書かれています。ランニングフォームを中心に解説されているわけではありません。大切なのは、体幹を意識し、体幹を鍛えることです。「体幹」が意識できるようになれば、ランニングだけでなくウォーキングにも応用できます。健康のためにも、ぜひ一度は読んでおくべき一冊です。

「体幹」とは、ひと言で言えば「胴体」のこと。ほとんどの人は、ランニングやウォーキングにおいて、体幹を脚の力で運ぶものと勘違いしています。でも体幹は「運ぶもの」ではなく、「使うもの」です。運ぼうと思うと、逆に走りが重くなります。長友選手は、体幹を使って誰よりも長く、速く走り、そして実は誰よりもラクに走っています。

長友選手を見て「体幹」に興味を持った方、あるいはもっと速く走りたい、健康的に歩きたい、そういう気持ちが少しでもあるのなら、ぜひ「体幹」ランニングを読んでみてください。オススメです。



関連リンク