ニコンにはマニアがいるのに、キヤノンにはユーザーしかいない
2009年11月24日 カメラ・写真
2009年冬:メーカーインタビュー−−キヤノン編 - デジカメWatchに、キヤノンのカメラ事業部長である打土井正憲氏のおもしろいインタビューが載っていました。
一眼レフは大きくて不便だから旅行に持ち歩きたくないと公言する打土井は、
何がニコンに対して劣っているのか、どんな部分が負けているのか?と大調査をかけたそうです。
そして、「ニコンユーザーはニコンのカメラに愛着を持っているのに、キヤノンユーザーはあまり愛着を持っていないのでは?」 という指摘や、
ニコンにはマニアがいるのに、キヤノンにはユーザーしかいないという話がたくさん出てきて、ニコンについて研究し始めたそうです。
ニコンとの違い…操作性、デザイン、フィリング、愛着感に関して、何がキヤノンに欠けているかを探し、現在の製品開発につなげているようです。
キヤノンとニコンだけで一眼レフ市場の80%を独占し、そのTOPを走り続けているキヤノン。そのキヤノンが今までそういった研究をしていなかったことに、逆にショックを受けました。
これからはマイクロフォーサーズなど小型のミラーレス一眼(一眼レフではない)がシェアを大きく伸ばしていきます。
次はパナソニックやオリンパスについても、研究するべきなのではないかと思います。