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ジャイアントよりも小さくレッサーよりも大きいパンダ

2009年11月23日 動物
大型レッサーパンダの化石が発見されたそうです。
シベリアのバイカル湖南東岸の約350万年前の地層から、現在のレッサーパンダより約1.5倍大きかったと推定される絶滅種の右下あご骨と大臼歯2個の化石が見つかった。

時事ドットコム:大型レッサーパンダの化石発見=350万年前、シベリア湖畔で−京大など
レッサーパンダは大きく分けると、「シセンレッサーパンダ」と「ニシレッサーパンダ」に分けられます。日本で飼育されているのは、ほとんどシセンレッサーパンダです。下の写真にもある、日本でもっとも有名なレッサーパンダ「風太くん」の家族もシセンレッサーパンダです。

レッサーパンダは最初「パンダ」と呼ばれていましたが、その後ジャイアントパンダが発見され、呼び方が変わってきました。今では、「パンダ」と言うと白黒の大きなジャイアントパンダの方で、小さく赤っぽい方はレッサーパンダです。
中国語では、ジャイアントパンダのことを「大熊猫」、レッサーパンダを「小熊猫」と書きます。

もし、大型のレッサーパンダが今でも生きていたら、「中熊猫」、あるいは「大小熊猫」と呼ばれていたのでしょうか。

こちらの1枚は、本場中国で撮影したレッサーパンダです。すやすやと眠っていました。