凱旋門賞挑戦馬の悲劇
2007年08月18日 競馬
今年はJRAからウオッカとメイショウサムソンの2頭が凱旋門賞挑戦を発表し、とても期待していました。
ところが…
ウオッカが蹄球炎を発症し、挑戦を断念。
「またか…」
という気持ち、凱旋門賞挑戦馬の悲劇を何度となく体験してきているので、3歳牝馬なら仕方ないかという気持ち。
ウオッカがダメでもサムソンが、欧州血統馬オペラハウス産駒のメイショウサムソンが!ダービー馬サムソンなら!
と思っていたところ、今度はメイショウサムソンが馬インフルエンザに感染しました…。
やっぱり、凱旋門賞に挑戦しようとすると悲劇ばかりが繰り返されるようです。
凱旋門賞挑戦馬の故障率が高いだけでも十分悲劇と言えますが、故障とは違う、普段は見られないような悲劇にも遭遇しています。
・飛行機トラブル
・禁止薬物
・馬インフルエンザ
このような悲劇は果たして偶然なのか…。
馬インフルエンザなんて、35年ぶり2回目のできごとなのに…。
凱旋門賞に挑戦し、唯一成功したのがエルコンドルパサー。
その年はずっと海外で走り続け、凱旋門賞2着で引退しました。
ただしエルコンドルパサーは、アメリカで生産され、日本で調教された外国産馬です。
日本生まれの競走馬で成功した馬はまだ一頭もいません。
凱旋門賞に挑戦しようとして、挑戦を賭けた一戦で敗れ、成功したのはスペシャルウィーク。
宝塚記念で優勝したら凱旋門賞に挑戦するプランを立てるも、グラスワンダーに完敗。
凱旋門賞挑戦は取り消し、秋の競馬では天皇賞(秋)優勝、ジャパンカップ優勝、有馬記念2着という好成績を残しました。
ただし、この年はG?3勝、2着2回で世界最高賞金獲得馬でありながら、JRAの年度代表馬、最優秀古馬牡馬には選ばれませんでした。
ある意味では、この馬も悲劇なのかもしれません。
凱旋門賞に挑戦するのであれば、エルコンドルパサーのように、その年はずっと海外で過ごすようなプランを立てないと、悲劇は繰り返されるのかもしれません。
ところが…
ウオッカが蹄球炎を発症し、挑戦を断念。
「またか…」
という気持ち、凱旋門賞挑戦馬の悲劇を何度となく体験してきているので、3歳牝馬なら仕方ないかという気持ち。
ウオッカがダメでもサムソンが、欧州血統馬オペラハウス産駒のメイショウサムソンが!ダービー馬サムソンなら!
と思っていたところ、今度はメイショウサムソンが馬インフルエンザに感染しました…。
やっぱり、凱旋門賞に挑戦しようとすると悲劇ばかりが繰り返されるようです。
日本からの凱旋門賞挑戦馬
そんなわけで、凱旋門賞挑戦馬の着順をまとめてみました。開催回 | 挑戦馬 | 着順 | 備考 |
---|---|---|---|
第48回 | スピードシンボリ | 着外 | 日本馬初の参戦 |
第51回 | メジロムサシ | 18着 | 大敗 |
第65回 | シリウスシンボリ | 14着 | 大敗 |
第76回 | サクラローレル | 出走できず | 前哨戦のフォワ賞で屈腱炎を発症し、出走できず引退 |
第78回 | エルコンドルパサー | 2着 | トラブルもなく2着し、引退(唯一の凱旋門賞挑戦成功馬) |
第79回 | グラスワンダー | 出走できず | 海外遠征を賭けた宝塚記念で左第3中手骨を骨折し、出走できず引退 |
第81回 | マンハッタンカフェ | 13着 | レース中に屈腱炎を発症し、引退 |
第83回 | タップダンスシチー | 17着 | 飛行機トラブルでレース2日前にようやく到着し、17着大敗 |
第85回 | ディープインパクト | 失格 | 禁止薬物で失格 |
第86回 | ウオッカ | 出走できず | 蹄球炎を発症し、挑戦断念 |
第86回 | メイショウサムソン | - | 馬インフルエンザに感染し、出国日程がずれ込む |
凱旋門賞挑戦馬の故障率が高いだけでも十分悲劇と言えますが、故障とは違う、普段は見られないような悲劇にも遭遇しています。
・飛行機トラブル
・禁止薬物
・馬インフルエンザ
このような悲劇は果たして偶然なのか…。
馬インフルエンザなんて、35年ぶり2回目のできごとなのに…。
凱旋門賞に挑戦し、唯一成功したのがエルコンドルパサー。
その年はずっと海外で走り続け、凱旋門賞2着で引退しました。
ただしエルコンドルパサーは、アメリカで生産され、日本で調教された外国産馬です。
日本生まれの競走馬で成功した馬はまだ一頭もいません。
凱旋門賞に挑戦しようとして、挑戦を賭けた一戦で敗れ、成功したのはスペシャルウィーク。
宝塚記念で優勝したら凱旋門賞に挑戦するプランを立てるも、グラスワンダーに完敗。
凱旋門賞挑戦は取り消し、秋の競馬では天皇賞(秋)優勝、ジャパンカップ優勝、有馬記念2着という好成績を残しました。
ただし、この年はG?3勝、2着2回で世界最高賞金獲得馬でありながら、JRAの年度代表馬、最優秀古馬牡馬には選ばれませんでした。
ある意味では、この馬も悲劇なのかもしれません。
凱旋門賞に挑戦するのであれば、エルコンドルパサーのように、その年はずっと海外で過ごすようなプランを立てないと、悲劇は繰り返されるのかもしれません。