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SIGMA DP2 Merrillを予約した。

2012年07月05日 カメラ・写真
先日発表された「SIGMA DP2 Merrill」を予約しました。



実売価格については、「シグマ、4,600万画素の「DP2 Merrill」を7月12日に発売。10万円を切る見込み - デジカメWatch」とのことで、家電量販店のポイントなし価格で99800円のようです。

現時点では、3年保証+高速SDカード16GB付きで89800円のこのお店が一番お得なようです。


今年2月の「【CP+2012レポート1】シグマのDP1 Merrill、DP2 Merrill」のときに、このように書きました。
現在DP1xとDP2xは、4万円程度で販売されています。DP Merrillは、SD1 Merrillと同じ大型化したFoveonセンサーが搭載され、新開発のレンズに、新ボディ。これで同じ価格帯で販売されるわけはないと思います。自分としては、初期発売時に実売で10万円以下なら問題ないと思っています。もし15万円以上したら、「う〜ん…」と思ってしまいますが。
期待通り、実売10万円以下での発売となりました。周りの反応を見ていても、「今はお金がなくて買えない」と言う人はいても、「スペックに対して異常に高すぎる」と言う人はほとんど見受けられません。みんな納得の価格なのではないでしょうか(もちろん安ければ安いほど買う側は嬉しいのですが)。超えちゃいけないラインを超えなかったことで、予約も順調に入っているようです。自分が予約したお店でもすでに5人の予約者がいました。

話題は、価格よりもバッテリーの方で、「SIGMA DP2 Merrill 仕様ページ」に驚きの仕様が書いてあります。
撮影可能枚数:約97枚(Li-ion Battery BP-41使用、25℃時)
DP2 Merrill付属品:リチウムイオン充電池BP-41(2個)
撮影可能枚数がなんとたったの97枚!そしてバッテリーは最初から2個付属!

これは驚きです。DP2 Merrillには、Foveon X3ダイレクトイメージセンサー専用画像処理エンジン「TRUE II」を、一眼レフと同様2つも搭載しています。4600万画素の大容量データを画像処理する必要があり、CPUの処理時間が長引き、バッテリーの持ちが悪いのだと思われます。バッテリーの持ちが悪いのなら、バッテリーを2個付属すればいいじゃない、とばかりに初めからバッテリーを2個標準付属させるアイディアは見事です。本当は高効率な新CPUの「TRUE III」でも搭載できるとベストなのかもしれませんが、まだ存在しませんからね。

あとは実使用でどのくらいバッテリーが持つかです。背面液晶が3型に大型化し、液晶の消費電力もそれなりに大きいはずです。実際に使ってみたら60枚くらいしか持たなかったりするのか、あるいは100枚以上撮影しても問題なかったりするのか…。この辺りは実際に使って確認してみたいと思います。

SIGMA DP2 Merrill」の発売予定日は7月12日。発売日かその次の日あたりには届くはずですので、届いたら「SIGMA DP2 Merrill」のレビューをしたいと思います。

追記1SIGMA DP2 Merrillを買った。
追記2【速報】DP2 Merrillが中判カメラをも超える超弩級コンデジだった件