[釧路]4日目-サルルン・サルボ展望台、憩の家 かや沼、シラルトロ湖
2012年04月28日 国内
釧路に来て4日目。
今日も天気が悪く、朝から雨。
雨が降っているとテンションが下がるので、出かけようかどうしようか悩む。
昨日はバスだったので、今日は電車に乗ってみることに。
ぶらり湿原フリーパスという、フリーエリア(釧路〜釧路湿原〜茅沼)内の普通列車が乗り降り自由な大変お得なきっぷがあるらしい。
JR釧網本線、釧路発網走方面の午前中の電車は、6:06、9:05、11:36のたった三本。
バスだけじゃなくて、電車の本数も少ない。
そもそも、「電車」と呼ぶのかどうかも知らない。
とりあえず9:05発の電車に乗って、釧路湿原駅で降りて展望台へ行って、その後、茅沼駅へ行くプランだけ立ててホテルを出る。
歩きながら、釧路湿原駅に着く時間をiPhoneで調べてみた。
11時台だった…。
どうやら9:05発の電車は釧路湿原駅に止まらないらしい。
9時に釧路駅について、切符を買おうと思ったら、先客がいてなかなか終わらない。
切符買う前に電車が発車してしまいそうだ、と時計をチラチラ見ていたら、となりの窓口を開けてくれた。
助かった。
快速しれとこ号。
1両でワンマン運転。
さてどこで降りよう。
先に茅沼駅まで行って、戻ってくる感じで釧路湿原駅か…。
釧路湿原駅の下り方面で止まる電車を調べてみたところ、一日たった二本だった。
一本目で降りて、二本目に乗らないと、もう戻って来られなくなる。
この案は却下。
塘路駅手前で、おばさんたちが「塘路には展望台があるのよ」みたいなことを話していた。
真似して降りることにしてみた。
基本ノープランなので、行き先も適当。
塘路駅を降りて少し左に進むと小さな展望台が見えた。
展望台からの景色。「もうこれでいいんじゃね?湿原も見たし、もう帰ろうか」と少し思った。
幸い雨がやんできて、せっかく来たのだし、もう少しがんばろうと進んで見ると、案内板が。サルボ展望台までは1.0km。意外と近い。「これなら15分で行って、15分で帰って来られる」。
塘路橋を渡る。
数百メートル歩く。「サルボ展望台 1km」と書いてあった。今まで謎の空間を歩いていたようだ。
右手には、塘路湖。野生の鳥たちも。
左「サルルン展望台」530m、右「サルボ展望台」240m。体力のあるうちに遠い方へ行こうと考え(いつ雨が降ってくるかわからないし)、左のサルルン展望台へ。
下を見ると、落ちてしまいそうでちょっと怖い。道を踏み外さないように注意しないといけない。人生という名の道はすでに踏み外しているけれど。
途中、きれいな緑を発見して、取り出したのはシグマDP2x。こういう被写体にはFoveonが得意だろうと思って、北海道まで持ってきていた。やっぱりすごい描写。上の写真はすべてマイクロフォーサーズだけれど、下3つの写真はDP2x。色やみずみずしさが全然違う。
マイクロフォーサーズよりイメージセンサーも大きいので、DP2xならボカして撮ることも可能。
進んでいると、下にサルルントーがよく見えるようになってきた。
サルルン展望台まではあと少し。風が強くなってきた。
サルルン展望台からDP2xで写してみた。湖から吹き上げる風が直接当たって風が強い。
広角のシグマDP1xでも写してみた。
今日も天気が悪く、朝から雨。
雨が降っているとテンションが下がるので、出かけようかどうしようか悩む。
昨日はバスだったので、今日は電車に乗ってみることに。
ぶらり湿原フリーパスという、フリーエリア(釧路〜釧路湿原〜茅沼)内の普通列車が乗り降り自由な大変お得なきっぷがあるらしい。
JR釧網本線、釧路発網走方面の午前中の電車は、6:06、9:05、11:36のたった三本。
バスだけじゃなくて、電車の本数も少ない。
そもそも、「電車」と呼ぶのかどうかも知らない。
とりあえず9:05発の電車に乗って、釧路湿原駅で降りて展望台へ行って、その後、茅沼駅へ行くプランだけ立ててホテルを出る。
歩きながら、釧路湿原駅に着く時間をiPhoneで調べてみた。
11時台だった…。
どうやら9:05発の電車は釧路湿原駅に止まらないらしい。
9時に釧路駅について、切符を買おうと思ったら、先客がいてなかなか終わらない。
切符買う前に電車が発車してしまいそうだ、と時計をチラチラ見ていたら、となりの窓口を開けてくれた。
助かった。
快速しれとこ号
無事切符を買って電車に乗り込む。快速しれとこ号。
1両でワンマン運転。
さてどこで降りよう。
先に茅沼駅まで行って、戻ってくる感じで釧路湿原駅か…。
釧路湿原駅の下り方面で止まる電車を調べてみたところ、一日たった二本だった。
一本目で降りて、二本目に乗らないと、もう戻って来られなくなる。
この案は却下。
塘路駅
車窓から釧路湿原を見ながら、今日のプランをどうしようか考える。塘路駅手前で、おばさんたちが「塘路には展望台があるのよ」みたいなことを話していた。
真似して降りることにしてみた。
基本ノープランなので、行き先も適当。
塘路駅を降りて少し左に進むと小さな展望台が見えた。
展望台からの景色。「もうこれでいいんじゃね?湿原も見たし、もう帰ろうか」と少し思った。
幸い雨がやんできて、せっかく来たのだし、もう少しがんばろうと進んで見ると、案内板が。サルボ展望台までは1.0km。意外と近い。「これなら15分で行って、15分で帰って来られる」。
塘路橋を渡る。
数百メートル歩く。「サルボ展望台 1km」と書いてあった。今まで謎の空間を歩いていたようだ。
右手には、塘路湖。野生の鳥たちも。
サルルン展望台・サルボ展望台
展望台への入り口に到着。山道。左「サルルン展望台」530m、右「サルボ展望台」240m。体力のあるうちに遠い方へ行こうと考え(いつ雨が降ってくるかわからないし)、左のサルルン展望台へ。
下を見ると、落ちてしまいそうでちょっと怖い。道を踏み外さないように注意しないといけない。人生という名の道はすでに踏み外しているけれど。
途中、きれいな緑を発見して、取り出したのはシグマDP2x。こういう被写体にはFoveonが得意だろうと思って、北海道まで持ってきていた。やっぱりすごい描写。上の写真はすべてマイクロフォーサーズだけれど、下3つの写真はDP2x。色やみずみずしさが全然違う。
マイクロフォーサーズよりイメージセンサーも大きいので、DP2xならボカして撮ることも可能。
進んでいると、下にサルルントーがよく見えるようになってきた。
サルルン展望台まではあと少し。風が強くなってきた。
サルルン展望台からDP2xで写してみた。湖から吹き上げる風が直接当たって風が強い。
広角のシグマDP1xでも写してみた。
サルルン展望台を後にして、次に目指すはサルボ展望台。雨がやんでいて本当に良かったと思った。
サルボ展望台からの景色。霧がかかっていた。
サルボ展望台を通り過ぎて、ぐるっと回って、また下へ。上から見渡した後に、下から見る湖は、なんだか感慨深かった。
1kmなのか何kmなのかわからない道を歩いて戻って駅へ。次は茅沼駅を目指す。と、その前にJRの窓口で言われていたことを思い出す。「駅からけっこう距離があるので、電話をして迎えに来てもらった方がいいですよ」の言葉を。釧路駅で聞いたときは、15分くらいなら歩いていこうと考えていた。でも山道を歩いたので、やっぱり呼ぶことにした。
くしろ湿原パーク 憩の家 かや沼
茅沼駅に着くと、送迎バス(というか利用者が自分一人だったので普通の車だった)が待ち構えていて、それに乗り込んで、憩いの家かや沼へ。今日のフリー切符は、入浴券付きで1600円。とてもお得。温泉に入る前に昼食。憩いの家かや沼内にあるレストラン白い鳥。ポークチャップという聞き慣れない料理が。ポークにケチャップでもかかってるのかなぁと思って聞いてみたら、豚肉にデミグラスソースがかかっているとのことだった。注文。
お腹も一杯になったので、付近を散策。シラルトロ湖を見たくて。憩いの家かや沼の奥へと進む。近くのシラルトロ自然情報館は開いていなかった。適当に進むことに。
蝶の森。案内地図もないし、先は見えないし、少し不安になる道のり。
謎の植物。こういうのを見るとDP2xで写真を撮りたくなる。
展望台発見。
微妙な景色。
横にシラルトロ歩道への道があったものの、通行止め。残念。
似たような景色で、道がなかったら迷子になりそうな道を、道なりに戻る。途中、横の方を猛スピードで電車が走っていってビックリした。
シラルトロ自然情報館の辺りまで戻ってきて、湖の方に進むと、湖がよく見えた。蝶の森を歩く必要はなかったようだ。風があって、波があって、海みたいな音がした。
今度は憩いの家かや沼へ戻り、通り越して、湖の方へ。シカ発見!
湖畔に到着。穏やかじゃない湖。
今日はたっぷりすぎるほど歩いたので、憩いの家かや沼の温泉に入浴。ここの温泉は、なんと循環使用や再湧かし無しの天然温泉掛け流し。贅沢な温泉。岩風呂が40〜42℃のちょうど良い熱さ。露天風呂は42〜44℃で、湖からの風を受けながら、半身浴にもちょうど良い熱さ。前方に柵がなくて、湖が丸見えなので、さっきのシカはどこかにいないかなと探してみたり。ヒノキの良い匂い、湖の音を聞きながら、湖を見ながら、入浴。源泉100%の打たせ湯に打たれたりもしながら、温泉を満喫。昨日の温泉のように硬いところがなく、少し柔らかさもあって、とてもいいお湯だった。温泉の後は、次の電車の時間まで時間をつぶして(電車が少ないので)、帰りは歩いて駅へ。ほとんど何もない道。
タンチョウの来る駅かやぬま。もちろん無人駅。
タンチョウの来る駅かやぬま駅ノート。
「落書は備えつけの落書帳に当地でのご感想を楽しく書いて下さいお願いします」
無事、釧路駅へ。
霧がすごかった。
やん衆居酒屋「釧路食堂」
今日の夕飯は、やん衆居酒屋「釧路食堂」。グルメガイドブックをもらって、中身を見ていたら行ってみたくなったお店。お通しは毛ガニの半身。399円。お通しが毛ガニ。お通しなのに、「頼んでも頼まなくても良い」と行ってくれる良心的なお店。もちろん頼んだ。たいしたことのない毛ガニかというとそういうこともなく、目の前にいるちゃんとした毛ガニ。
そして、お目当てのいくらあふれ小丼!店長がやってきて、「お客様の笑顔が見たくて」とルールを説明してくれる。一杯目、二杯目、三杯目…のあとに「あいよ!」と合いの手を入れてほしいとのこと。イケメンの集う店員さんたちと「一杯目、あいよ!二杯目、あいよ!…」とかけ声をかけあう。「ホストクラブか、ここは」と思わずにいられない、テンションの高い居酒屋。ホストクラブ行ったことないけど。もう、いくらもあふれまくり。丼からあふれ、小皿からあふれ、テーブルにまでいくらが落ちる。なんて贅沢。
しかもうまい。こんな贅沢にいくらを食べまくったのは初めてかもしれない。実はいくらの下にサーモンも隠れていたりする。これで924円。いくら好きにはたまらない一品。ドリンク一杯無料券が付いていたので、それを使って一杯。飲み終わったらすぐに次の注文を聞きに来たり、店員の質も高かったので、もう一杯。ちなみに、ドリンクはすべて399円。今回は頼まなかったけれど、他のメニューも安くておいしそうだった。
というわけで、4日目は少し酔いながら、霧の釧路を歩いてホテルへ帰ってお休み。