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Google検索、Yahoo!検索、その他検索エンジンを比較

2005年10月27日 プログラミングTIPS

今月から始まったYahoo!検索のロボット化。
今までは特定のキーワードにおいて、人力でカテゴリ登録サイトのリンク集を作っていたYahoo!検索でしたが、Google検索と同じように完全にロボット化されました。
(Yahoo!検索では、今までと同じように登録サイトを表示させることもできます)
 
完全にロボット化した場合、検索ロボットのアルゴリズムによって検索結果が著しく変わります。
そこで、Yahoo!検索Google検索をあるキーワードで検索してみました。
 
そのキーワードは…
 
 www
 
です。
wwwとは、Wikipediaでは、
 

World Wide WebWWWワールド・ワイド・ウェブ)は、インターネット等で提供されるハイパーテキストシステム。単にWebと呼ばれることも多い。インターネットは本来、ネットワークを指す言葉であったが、日常用語ではWWWを指すことも多い。

 
と解説されています。
今回は、このwwwの検索結果が面白いと聞き、比較してみました。

 
 
Google 検索 - www
この検索結果を見てみるとわかりますが、朝日新聞、Yahoo!、Amazonなどの企業サイトが大量に表示されます。
ロボットが並べたというよりも、まるで人力で並べたような精度を誇っています。
wwwという単語とは関係のないページで、力の強い、お金を持っていそうなサイトが並んでいます。
Yahoo!検索 - www
上位にgeocitiesの素人サイトが表示され、その他にはwwwに関係の深いサーバー関連のサイトが表示されます。
この結果だけを見るとgeocitiesが検索結果で上位に表示されやすいような気がしてしまいますが、関連検索ワードのところをチェックしてみると、
とほほ www, http: www, k2 www, www geocities
と表示されています。
つまり、wwwの関連ワードにwww geocitiesが選ばれただけで、geocitiesのサーバーを使えば常に上位表示される、というわけではなさそうです。
つまりは、Yahoo!検索の場合、検索キーワードwwwに関連が深いサイトが表示され、いかにもロボットが並べたような精度を誇っています。
 
全く違う検索結果が出てくるのは面白いことですが、どのようにアルゴリズムを決定しているのかは気になるところです。
ついでなので、livedoor(ほりえもん)とgoo(NTT系)とInfoseek(楽天系)も調べてみました。
 
livedoor 検索 - www
Googleのエンジンを使っているので、Googleと同じ結果です。
goo ウェブ検索 - www
Googleの検索結果を元にカスタマイズしているので、Googleとほとんど同じ結果です。
Infoseek 検索 - www
InfoseekもGoogleの検索エンジンを使っているはずですが…!
2位に表示されるはずの、Yahoo!(ソフトバンク系)が検索結果に出てきません。代わりにInfoseekがかなり上位に表示されます。あからさまで面白いですね。
 
このような検索結果になりました。
さて、みなさんはどの検索エンジンを使っているのでしょうか?
 
検索結果を視覚的に見たい時には、MARS FLAG 一目瞭然検索エンジン
ゲームサイトを探したい時は、ゲームサイト検索 - GT+
Windowsをインストールしたばかりの時は、MSN サーチ
 
など、目的によって使い分けるのが一番良いのかもしれません。