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ウイニングイレブン10初期プレイの感想

2006年04月27日 ウイイレ
ウイニングイレブン10が発売されたので、初期プレイの感想を残しておきたいと思います。

と、その前に前作ウイニングイレブン9の初期プレイで感じたことのまとめ。

・もっさりしすぎ
・反応がいちいち遅い
・テンポ悪い
・ファウル多すぎ
・シュートが難しい
・爽快感なし

などなど。
今までウイニングイレブンシリーズをプレイしてきた中で、一番つまらなく感じました。
もちろん慣れるために練習もしていましたが、まるで何かに耐えて「修行」しているかのような不思議な感覚に襲われたりもしました。
オンライン対戦をしてからはその評価も少し変わりましたが、コンピュータ相手の初期プレイではかなりつまらなさを感じてしまいました。


以上を踏まえて、最新作ウイニングイレブン10初期プレイの感想。
まず始めに、自分のチームはブラジル、相手チームは日本のレベル☆☆☆でプレイしてみました。初めてのプレイなので、様子見も兼ねての対戦です。

1戦目 ブラジル*日本(☆☆☆)

 ブラジル*日本
 CPUレベル:☆☆☆
 結果:2-0

手探りをしながらのプレイで、サイド攻撃をしかけるとロナウドのヘディングが見事にゴール!
タイミング的にも威力的にも気持ちの良いゴールでした。
続けざまに、ロナウドのヘディングで2ゴール目。
今までのバージョンと比べてもかなりヘディングが入りやすくなっているように感じます。
サイドからのセンタリングでしっかりとヘディングを打てるようになったのは嬉しい変更点です。
パスはしっかりとつながり、狙った選手に精度良くパスがつながります。
パスが上手いので、ボールを持って一瞬ためてから、動き出した味方の選手にパスを出すこともできます。
WE9の時に感じたもっさり感は改善され、ボタンを押してからの反応が早くストレスがあまりたまりません。
パスカットをした後も、ボールがどっちつかずで変な展開になることも少なく、きっちり攻守が切り替わりやすくなっています。

ただ一戦目は☆☆☆だったので、CPUのプレスはかなり甘い状態でした。
なのに、WE9の感覚で打っていたせいか、アドリアーノが何本もミドルシュートを外してしまったのが課題です。
R2ボタンの使い方とミドルシュートの感覚がWE9と違うので、慣れが必要かもしれません。

続いて2戦目になります。

2戦目 日本*ブラジル(☆☆☆☆☆)

 日本*ブラジル
 CPUレベル:☆☆☆☆☆
 結果:2-1

今度は1戦目と立場を逆にして、自分が日本、相手をブラジルのレベル☆☆☆☆☆でプレイしてみました。
1戦目とは違い、CPUの動きが速くなっているように感じました。(選手の能力も全然違いますが)
前半早々、エメルソンのペナルティエリア外(24m)からのシュートに川口が反応できず初失点。
失点後すぐ、サイドからのセンタリングを中田英が中央に落としたところを高原が決めて同点。
後半に入って、柳沢が完全なフリー状態でシュートするもボールはゴールバーの上。
終了間際、高原が斜めの位置からのミドルシュートで逆転で、勝利できました。

能力差のあるチームで、CPUレベル☆5つでも十分戦えるようです。
何より今までのWEよりもCPUにコナミエフェクトがかかっていない感じで、ストレスがたまらないのが良いところだと感じました。

まとめ

・WE9の時に感じたストレスが劇的に減少
・ファウルでいらいらしない
・パスはかなりつながりやすい
・ライン際でもボールが足下に収まる
・カットしたボールは味方ボールになりやすい
・ヘディングが入りやすい
・ゴールキーパーは、飛んできたボールに吸い付いた上で弾く感じ
(ゲームを盛り上げるためには仕方ない?とりあえず、どんな強烈なシュートでもキャッチしまくりなGKよりは全然良い)
・パス主体、ドリブル主体、中央突破、サイド攻撃、いろいろなパターンが試せそう
・ハイボールの争いに能力差がありそう

と、こんな感じです。
WE9の時に感じたストレスは、今回は感じませんでした。
素直に楽しめそうです。(WE9に慣れたせいもあるかもしれません。他のバージョンからWE10をプレイした人はどのように感じるのでしょうね??)


ただ、せっかくいろいろな攻撃パターンが試せそうなのに、オンライン対戦がないのは残念です。人によっていろいろな戦術が見られそうだったんですけどね、今作は。


「オンライン対戦がないのは残念、だけどサッカーゲームとしては素直に楽しめそう。」

そんな初期プレイの感想でした。



追記:ダバディさんの感想を見付けました。ダバディさんも「傑作」だと表現していますね。WE7以来とのことですが、自分としてはWE7INT以来の楽しさが感じられそうです。
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