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[作ろう!iアプリ]6.自作iアプリを配布する

2006年04月18日 作ろう!iアプリ
作ろう!iアプリ第六回目「自作iアプリを配布する」です。

せっかく作ったiアプリは配布しなければPCのエミュレータ上でしか動作しません。
作った本人が遊ぶ場合でも、一度サーバーにアップロードした後、i-mode端末からダウンロードする必要があります。
幸いiアプリは誰からの許可もなしに自由にiアプリを配布できます。
auやVodafoneだと自由に配布できないので、これがiアプリの開発者側から見た優れている点になります。
そこで今回は、自作iアプリを配布する方法について解説します。

(注:[作ろう!iアプリ]5.RPGツクールでiアプリを制作するで紹介した「RPGツクール for mobile」を使って作った場合には、エンターブレインに投稿しないと配布できません)
1.iアプリを配布するサーバーを用意する
jarファイルとjamファイルを置けるサーバーを用意します。無料のサーバーでも有料のサーバーでも、必要なファイルを置いてケータイ端末からアクセスできるのであればどこのサーバーでも構いません。
2.Javaプログラムを書き、自作iアプリを作る
iアプリ用にJavaプログラムを書き、ビルドしてjamファイルとjarファイルを作成します。
3.jamファイルとjarファイルをアップロードする
ビルドして完成したjamファイルとjarファイルをサーバー上にアップロードします。 jamファイルとjarファイルをアップロードする際は、ADF設定とファイルサイズに注意してアップロードするようにしてください。
4.ダウンロード用のページを作成する
例えばDownload.htmlに以下のように記述します。
OBJECT要素には、アップロードしたjamファイルを指定します。
iアプリをダウンロードできる端末からアクセスした場合、DOWNLOADリンクをクリックすることによりiアプリのダウンロードができます。
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>Download Page</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
<OBJECT declare id="appli"
data="appli.jam"
type="application/x-jam">
</OBJECT>
<BR>
<A ijam="#appli" href="notapplicable.html">DOWNLOAD</A>
</BODY>
</HTML>
5.非対応端末からアクセスした場合のページを作成する
例えばnotapplicable.htmlに以下のように記述します。
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>Download Error</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
iアプリをダウンロードできません。<br>
iアプリ対応の携帯端末でアクセスしてください。
</BODY>
</HTML>

これで、自作iアプリを配布できるようになります。
他のサイトでも紹介してもらいたい場合などには、アプリ配布サイトへ登録すれば、より多くの人に遊んでもらうことができます。