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Utada VS ゆうこりん

2004年10月27日 音楽
    VS  
全米デビューを果たしたUtadaこと宇多田ヒカル。
対するは、
数年前のTHE夜もヒッパレ出演時には全く違うキャラだったゆうこりんこと小倉優子。

この二人が先月アルバムを発売したので、聴き比べてみました。
まずはUtadaから。

EXODUS(日本版)発売直後にamazonで評価を確認してみたら…


・聴くほどに味がある。
・まだ21歳というこの若さでこれだけのものを作るなんてホント凄い。
・とってもいいアルバムだと思う。
・長年待った甲斐があった。
・ここまで幅のある音楽を作れる人は数少ない。
・すばらしい1枚。
・発売日に躊躇なく買って、素晴らしいと思ったアルバム。
・絶対に5つ星。
・すばらしい。
・今までの宇多田ヒカルのCDの中で、一番良い。
・洋楽初心者にも楽しめる。


などとべた褒め状態。

ところが実際聴いてみると…





買ったことを後悔しました…。
いや、本当に。

このCDが最高だという人は、
デビュー曲のAutomaticの位置づけはどうなってしまうんでしょうね?

自分にとって、AutomaticFor Youは本当に最高の曲だと思っているんですけど。

amazonの批評では、Exodus(輸入盤)発売後、急に批判の声も多くなってきています…。
Utadaが洋楽最速ミリオン突破というニュースも発表されたので、日本での売り上げは順調なようです。

歌詞が英語だとか、曲がアメリカ向けだとか、言われていますが、そういう問題ではないような気がします。
昔のようなパワーをどうしても感じられません。

このアルバムが全米で一位を獲得したりしたら、それこそ昔の宇多田ヒカルを聴いて欲しいところだと思います。
一位になることは無いと思いますが…。

競馬で例えるなら、日本競馬で最強馬の称号を手にし、ピークを過ぎた後海外遠征をした時のような感じです。
野球で例えるなら、挑戦者は野茂やイチローや松井のように、まだ成長中の時期に挑戦者の意識で挑まないといけないと思います。


別に宇多田ヒカルさんが嫌いというわけではないので、不快に思ったファンの方、ごめんなさい。



続いて、新曲フルーchu タルトを発売したこりん星のゆうこりん。
ブログOGUYUも9月30日に終了した小倉優子さん。
このブログはあまりにも面白くなかったため、真面目に読んだこともありませんでしたが、いつの間にか終わってしまっていました。
本性を知りたい方は、ひろぶろ:小倉優子の本性などが非常に参考になると思います。


真面目にアルバムフルーchu タルトを聴いてみると…





借りて良かった!
いや、素直にそう思える作品です。

シングルもちょっとだけ聴いたことはありましたが、このアルバムはイイですよ。
なんと言っても、アルバムとしての出来が良いと思います。
作り手側のパワーが伝わってきます。
選曲と言い雰囲気と言い、素晴らしいものがあります。

ビタミンLOVE
ウキウキりんこだプー
夢の絵日記

などは特にオススメです。

全体的に明るく、元気の出る感じで、ちょっと懐かしいサウンドが逆に新鮮に感じられます。
最後の曲には、想い出の雪見だいふくでしっとりと締める辺りうまく作られていると思います。

ウキウキりんこだプー最高だよね!」
などと誰かと話していたら、おかしな人だと思われること間違い無しなので、ここで密かに言っておきます。
ウキウキりんこだプー最高!ヽ(`Д´)ノ



別に小倉優子さんのファンというわけではないので、一リスナーとして評価しただけです。
偏った思いとかは入っていません。




でも、絶対変な趣味だとか思われそうですね。
もし機会があったら一度聴いてみてください。


ちなみに最近聴いている曲は、次の記事最近お気に入りの曲-20041027に書いてあります。
変な音楽の趣味を持った人だと思われなければ良いんですけど…。