サーバーをさくらのVPSに移転しました！
2020年06月15日 プログラミングTIPS
このブログなどを動かしているサーバーを、さくらのVPSに移転しました。今まではさくらインターネットの専用サーバを使っていました。もうサーバーが古いので、「早く移転しよう、早く移転しよう」とずっと思っていました。ただ、移転作業が大変すぎて…移転先のサーバーをレンタルまでしたものの、結局移転作業が面倒くさくなってそのまま解約したこともありました。今回、重い腰を上げて、やっと移転しました。移転先で利用することに決めたサーバーは、さくらインターネットのVPS（仮想専用サーバー）｜さくらインターネットです。
サーバー移転にあたり、また専用サーバーにするか、クラウドにするか、VPSにするか悩みました。移転先のサーバー会社は、今までお世話になってきたさくらインターネットさんでほぼ決めていたので（クラウドならアマゾンの選択肢もありました）、まずは料金体系を比較してみました。
最初にさくらのクラウドについて調べてみると、スケールアップ／スケールダウンが自由にできるエラスティック性は高いのですが、CPU、メモリ、ストレージの組み合わせによってはけっこう利用料金が高いことがわかりました。特に、SSDのディスク容量を増やすと月額料金が跳ね上がります。
次に、さくらのVPSについて調べてみました。さくらのクラウドの後にさくらのVPSの料金体系を見ると、驚きます。
コスパがすごい！
メモリ1GB、仮想CPU2コア、SSD50GBで月額800円～！メモリ2GB、仮想CPU3コア、SSD100GBで月額1580円～！メモリ4GB、仮想CPU4コア、SSD200GBで月額3200円～！圧倒的なコスパに驚きました！
サーバー移転にあたり、また専用サーバーにするか、クラウドにするか、VPSにするか悩みました。移転先のサーバー会社は、今までお世話になってきたさくらインターネットさんでほぼ決めていたので（クラウドならアマゾンの選択肢もありました）、まずは料金体系を比較してみました。
- 専用サーバー
- 専用サーバーはどれだけ負荷をかけても、他の利用者には誰にも迷惑をかけない安心感。でも料金は高く、サーバーの増加も高価。
- クラウド
- クラウドは、スケールアップ／スケールダウンが自由にできるエラスティック性が魅力。
- VPS
- VPSは、専用サーバーさながらの管理機能とコスパ。ただし、負荷の面で他のユーザーとの兼ね合いがわからない。
最初にさくらのクラウドについて調べてみると、スケールアップ／スケールダウンが自由にできるエラスティック性は高いのですが、CPU、メモリ、ストレージの組み合わせによってはけっこう利用料金が高いことがわかりました。特に、SSDのディスク容量を増やすと月額料金が跳ね上がります。
次に、さくらのVPSについて調べてみました。さくらのクラウドの後にさくらのVPSの料金体系を見ると、驚きます。
コスパがすごい！
メモリ1GB、仮想CPU2コア、SSD50GBで月額800円～！メモリ2GB、仮想CPU3コア、SSD100GBで月額1580円～！メモリ4GB、仮想CPU4コア、SSD200GBで月額3200円～！圧倒的なコスパに驚きました！
VPSなので管理者権限が付いていて、メモリ1GB、仮想CPU2コア、SSD50GBで月額800円～も破格ですし、上位になると高性能で高コスパです。ディスクは全てのプランで高速なSSDです。これと同じ性能のクラウドを用意すると、かなり金額が高くなります。
でも気になるのは、「VPSで負荷が高まったらどうなるの？」ということ。安いプランを選んで、性能が足りなくなって、また引っ越し作業が大変…では困ります。調べてみたところ、こんな便利機能が。
「下位プランでダメなら、上位プランに変更可能！」という嬉しい機能が備わっていました。欲しかったオプションはこれです。これなら、VPSでパワーが足りなくなったとしても安心です。下位プランへのスケールダウンはできませんが、上位プランへのスケールアップはできます。メモリとCPUもあらかじめわかっているため、負荷の想定もしやすいです。また、さくらインターネット内のローカルネットワーク接続もできるため、レンタルするVPSの台数を増やしてスケールアウトさせることも可能です。Webサーバー、アプリケーションサーバー、DBサーバーを分けることも可能というわけです（知識があれば）。
そして、もう一つ便利なオプションがありました。「さくらのVPSからさくらのクラウドへのマイグレーション機能」です。VPSで足りなくなったら、クラウドへも移行できるというわけです。
これらのおかげで、サーバー移転先をさくらのVPSに決めました。さくらのVPSは、他社の一般的なクラウドサービスと違って、転送量課金がありません。何かあって、パケ死してクラウド破産…みたいなことが起きる心配はありません（転送量が増えすぎたら、勝手に制限をかけられると思います）。クラウドを利用して、誰かに大容量ファイルをアップロードされて、それを拡散されてみんなにダウンロードされて転送量が爆発的に増加して破産、という心配はさくらのVPSではありません。CPUの負荷やストレージの負荷についてはわかりませんが、それはまた負荷が高まったときにでも考えます。
さくらのVPSで一つ足りない点があるとすれば、「バックアップ機能」でしょう。残念ながら、バックアップ機能はありません。
今までレンタルしていたさくらの専用サーバーは何度もHDDが故障したので（自分で壊れていることを確認して、さくらインターネットに連絡すると無料でRAIDのHDDを交換してくれましたが）、さくらのVPSの方はどうなのかなと心配です。
とりあえずはサーバー移転に成功しましたので、現在このブログは新しいサーバーで動いています。移転作業は、予想通りというか、予想以上に大変な部分もあったりして大変でした。詳しくはまた次の記事で。
追記：LAMP環境からLEMP環境になりました
でも気になるのは、「VPSで負荷が高まったらどうなるの？」ということ。安いプランを選んで、性能が足りなくなって、また引っ越し作業が大変…では困ります。調べてみたところ、こんな便利機能が。
「下位プランでダメなら、上位プランに変更可能！」という嬉しい機能が備わっていました。欲しかったオプションはこれです。これなら、VPSでパワーが足りなくなったとしても安心です。下位プランへのスケールダウンはできませんが、上位プランへのスケールアップはできます。メモリとCPUもあらかじめわかっているため、負荷の想定もしやすいです。また、さくらインターネット内のローカルネットワーク接続もできるため、レンタルするVPSの台数を増やしてスケールアウトさせることも可能です。Webサーバー、アプリケーションサーバー、DBサーバーを分けることも可能というわけです（知識があれば）。
そして、もう一つ便利なオプションがありました。「さくらのVPSからさくらのクラウドへのマイグレーション機能」です。VPSで足りなくなったら、クラウドへも移行できるというわけです。
これらのおかげで、サーバー移転先をさくらのVPSに決めました。さくらのVPSは、他社の一般的なクラウドサービスと違って、転送量課金がありません。何かあって、パケ死してクラウド破産…みたいなことが起きる心配はありません（転送量が増えすぎたら、勝手に制限をかけられると思います）。クラウドを利用して、誰かに大容量ファイルをアップロードされて、それを拡散されてみんなにダウンロードされて転送量が爆発的に増加して破産、という心配はさくらのVPSではありません。CPUの負荷やストレージの負荷についてはわかりませんが、それはまた負荷が高まったときにでも考えます。
さくらのVPSで一つ足りない点があるとすれば、「バックアップ機能」でしょう。残念ながら、バックアップ機能はありません。
「さくらのVPS」でバックアップの機能はありますか – さくらのサポート情報これは有料で用意してもらいたいですね。
いいえ、「さくらのVPS」は、標準・オプション共に、バックアップの機能はございません。
今までレンタルしていたさくらの専用サーバーは何度もHDDが故障したので（自分で壊れていることを確認して、さくらインターネットに連絡すると無料でRAIDのHDDを交換してくれましたが）、さくらのVPSの方はどうなのかなと心配です。
とりあえずはサーバー移転に成功しましたので、現在このブログは新しいサーバーで動いています。移転作業は、予想通りというか、予想以上に大変な部分もあったりして大変でした。詳しくはまた次の記事で。
追記：LAMP環境からLEMP環境になりました