ZAPAnet総合情報局 > ZAPAブログ2.0 > 約3週間ぶりに日本に戻ってきた

約3週間ぶりに日本に戻ってきた

2015年07月07日 海外
約3週間ぶりに日本に戻ってきました。海外でもインターネットにはつながったのですが、毎日忙しく、ブログは一回しか更新しませんでした。毎日、勉強勉強の日々で、頭をずっとフル回転させていました。

土日になると、近くの小さな島まで船で出かけて、現地の暮らしを観察したり、現地の子たちと一緒にスポーツして遊んだりしました。

子どもたちがピュアで、ぞろぞろついてきて楽しかったです。何というか、ドラクエで初めて訪れた南国の島の町に入って、きょろきょろと探検している気分。みんな珍しそうにこちらを見て、少し恥ずかしそうなのに、それでいてニコニコとしている姿が印象的でした。



写真を撮っても良いかと聞くと、日本と違って、決めポーズを作ってくれるところに、文化の違いを感じました。



こちらから聞かなくても、「何持ってんの?カメラ?撮って撮って!」と、向こうから声をかけてきたりします。日本だったら、「肖像権が〜…」とか「盗撮が〜…」とか始まりそうなところですが、向こうから「撮って撮って」と声をかけられます。写真を撮った後にまた男の子が参加してきて、「こいつハンサムなんだよ」とか笑い合ったりしていて、明るく仲が良くて良いなと思いました。



若い世代だけでなく、おじさんおばさんたちも声をかけてきます。


遠くから恥ずかしそうにニコニコとこちらを見つめ続けている女の子もいたりして楽しかったです。



まさに、different cultureで、やっぱりたまには異文化にふれあうことも大切だなぁと実感しました。


3週間ぶりに日本に戻ってくると、空気の違いに驚きました。帰り道、東京駅や東京駅の周りを歩いていたら、とにかく空気が重い。ジメジメしていて、少し動くと汗が噴き出す嫌な感じ。「あー、これが日本かー」と。日本の映画を見たときのあのジメジメした重い感じ、なんでああいうエフェクトなんだろう、と思ったりもしていたのですが、エフェクトじゃなくて実際にそういう空気感だったんですね。

ブラッドピットと菊地凛子が出演した映画「バベル」というゴールデングローブ賞を受賞したちょっとつまらない作品(個人の感想です)があって、この映画の中ではモロッコ、アメリカ、メキシコ、日本が舞台になっています。同一の監督、スタッフによる作品でありながら、やっぱり日本編だけが暗くて、作り手の問題だけではなさそうだなと思っていたのですが、やっぱり日本には日本の独特の空気感があるようです。
マングローブ
(ゴールデングローブよりも、マングローブ)


3週間も日本を離れていたのは初めての経験だったので、より日本の良いところ悪いところが見えてきて良かったです。これからは、日本の梅雨と、35度を超える日本の真夏を楽しみたいと思います。