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3月のWindows Updateでフリーズしまくり。KB3033889を削除

2015年03月15日 パソコン(PC)
3月のWindows Updateをしてから、Windows 8.1 PC(64bit)がフリーズしまくるようになりました。フリーズと言っても、完全に動作不能になるのではなく、数秒から数分程度でおさまるフリーズです。

しかも、フリーズが起きるタイミングはほぼ決まっていました。Windowsのタスクバーの辺りに触れる、エクスプローラー関連の機能を実行しようとする、これらの動作で固まることが多かったです。エクスプローラー周りがビジー状態になっていても、他のアプリケーションは問題なく動いていたりしたので、一体何が問題なのだろうと、最初はわかりませんでした。

Windows Updateと同じ時期に、AMDのビデオドライバー更新やSSDのデフラグなどもしていたので、原因がすぐにはわかりませんでした。フリーズの感じがディスプレイドライバの応答停止と回復に似ていたりもしたので、ビデオカードの問題やメモリの問題を疑ったり。あるいは、SSDが完全に劣化して、プチフリ多発現象になってしまったのかと疑ったり。

結局、原因はMicrosoftから提供された「Windows 8.1 用セキュリティ更新プログラム (KB3033889)」でした。

KB3033889を削除して再起動したところ、フリーズは一切起こらなくなり、以前と同様の環境に戻りました。

執筆時時点で、まだMicrosoftから不具合の発表は出ていません。もし、3月のWindows Updateでタスクバーやエクスプローラー周りがおかしいと感じたら、自己責任でKB3033889を削除してみてください。


追記1:3月18日に、3033889 の更新プログラムと Windows のエクスプ ローラー、日本語 IME を使用するシステムで応答を停止するにはが発表されました。マイクロソフトのページから、メールアドレスを入力して送信すると、不具合のあったKB3033889の修正プログラムダウンロード先リンクが送られてきます。
追記2KB3033889問題対策のKB3048778が配信開始されました