[読書]まんがでわかる7つの習慣
2014年07月05日 読書
「[読書]ラーメン屋の看板娘が経営コンサルタントと手を組んだら」と「[読書]100円のコーラを1000円で売る方法」に関連して。
あまり本を読まない自分でもタイトルだけは知っている「7つの習慣」。それの漫画版があると知って、今年「まんがでわかる 7つの習慣」を買ってみました。
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この本も「100円のコーラを1000円で売る方法」と同様に、絵が上手いコミックです。最近のこういった類の本は、画力が高くて読みやすくて良いですね。7つの習慣の内容が、ストーリーを追って、少女漫画テイストで勉強できます。
7つの習慣…どんな内容か全く知らなかったのですが、自己啓発(?)のような内容でした。漫画を描いた人は、絵も上手いし、ストーリーもまずまず良くできていたのですが、正直「7つの習慣」そのものにはあまり共感できませんでした。
7つの習慣の一つ目である「主体的である」の部分は、あぁたしかにそうだな、と思いました。他人任せにして過ちを他人のせいにするのではなく、自分から積極的に動いて、失敗したときには自分の間違いを認め修正をはかろうという習慣です。すぐに意思決定をして、段取りをパッパッと組める、そういうデキる男は格好良いです。自分に欠けている部分でもあるので、この習慣については共感できました。しかし、その他の6つについては、「う〜ん、まぁ、そうだよね」で片付けてしまいました。あまり心に響かなかったです。
7つの習慣とは、以下の7つの習慣です。
第1の習慣 主体的である終わりを思い描くことから始めるのも、最優先事項を優先するのも、Win-Winを考えるのも、まず理解に徹し、そして理解されるのも、シナジーを創り出すのも、刃を研ぐのも、「まぁ、そうだよね」というか、「それくらい普通考えるよね」というか、なんだか心に響かない内容でした。キレイな絵の漫画だからか、サラッと読めすぎて、頭に何も残りませんでした。こういう哲学というか自己啓発というか、そういう本は、読む人自身が悩み事や壁にぶつかっている状態でないと心に響かないような気がします。
第2の習慣 終わりを思い描くことから始める
第3の習慣 最優先事項を優先する
第4の習慣 Win-Winを考える
第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣 シナジーを創り出す
第7の習慣 刃を研ぐ
漫画だから響かなかったのか、コヴィーの7つの習慣そのものに共感できなかったのかはわかりません。もっと理解を深めるためには、「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」などの他の本も読まないとダメだと思いました。
関連リンク
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