北斗遺跡、竪穴式住居全焼前の写真
2013年08月13日 国内
北海道釧路市北斗にある「北斗遺跡」の竪穴式復元住居が全焼したそうです。
北斗遺跡には、復元した竪穴住居が5つあり、1977年から国が指定する史跡となっています。どうやら2013年8月11日に、釧路市立博物館の男性学芸員が復元住居内で土器を焼いていて、その火が屋根に燃え移り、木造わらぶきの竪穴住居1棟が全焼してしまったようです。
去年、北斗遺跡に行って写真を撮ってきたので、全焼前の北斗遺跡の写真でも貼っておきます。
北斗遺跡への行き方
まずは羽田空港で飛行機に乗って、たんちょう釧路空港へと行きます。そしてたんちょう釧路空港から、阿寒バスのリムジンバスに乗って20kmほど進み、釧路駅へ(約45分、910円)。
釧路駅から再びバス(阿寒バス鶴居線)に乗って、約40分で釧路湿原展望台に到着します。
ここでは、期間限定のたんちょうソフトがおすすめです。
釧路湿原探勝路から、奥へと進んでいきます。
木道が整備されていて、歩きやすくなっています。
どんどん進みます。
途中、道案内もあるので、迷うことはありません。
北斗遺跡への行き方
そして到着。北斗遺跡!竪穴住居!
入り口側はこんな感じです。
屋根。
燻蒸していて、とても臭かったです。中には入れません。
全焼の事件では、竪穴住居の中で土器を焼いていて、屋根に燃え移って、全焼してしまったようです。煙の扱いには慣れていると思うんですけどね。
北斗遺跡には、小さな展望台も用意されています。
擦文文化の勉強ができます。
展望台からの景色。竪穴住居5棟が見えます。このうちの1つが全焼してしまったようです。
竪穴式住居で土器を焼くときは、気をつけないといけませんね。当時の人が家の中で土器を焼いていたのかどうかは知りませんが。
というわけで、釧路へ行った際には、北斗遺跡も観光候補に入れてみてください。
なお、釧路湿原展望台から北斗遺跡の反対側へ進むと、温根内まで歩いて行くことができます。かなり疲れますが、湿原の中を歩く景色は他では得られない貴重な体験なのでオススメです。詳しくは、[釧路]5日目-釧路湿原展望台、北斗遺跡、釧路湿原探勝路、温根内をご覧ください。