白熱電球と電球型蛍光灯とLED電球の違い
2011年05月24日 雑記

白熱電球と電球型蛍光灯とLED電球には、どれだけの違いがあるのか。カデン.オンラインの人に説明していただきました。

左から白熱電球、電球型蛍光灯、LED電球が並べられて点灯しています。消費電力と測定温度は、次のように表示されていました。
白熱電球 | 電球型蛍光灯 | LED電球 | |
---|---|---|---|
消費電力(ワット) | 34 | 8 | 5 |
測定温度(度) | 29.3 | 24.9 | 24.3 |
白熱電球の消費電力34ワットに対し、LED電球はわずか5ワットです。また、白熱電球はとても熱く、下に置いてある温度計が29.3度まで上がっています。LED電球の方は24.3度です。LED電球は電球型蛍光灯よりも発熱せず、消費電力も低い結果となっていました。
色合いについては、白熱電球は黄色っぽく、LED電球は青っぽい光です。最近では、調光/調色機能付きのLED電球等も登場しています。生活シーンや時間帯に合わせて昼白色相当から電球色相当へ光の色を変えたり、明るさを変えたりできるLED電球もあります。
また、電球型蛍光灯と比べて、LED電球がどれだけ早く点灯するかも実験してみせてくれました。庫内を9度の環境に設定して、電球型蛍光灯とLED電球を同時に電源ONしてくれました。結果は、LED電球はすぐに点灯し、電球型蛍光灯は温度の影響を受けやすく数秒待ってから点灯しました。電源ONにしてからすぐに点灯するのもLED電球の特長です。
今まで電球というと、ホームセンターなどで買い求める人が多かったそうです。最近では省エネ意識の高まりからか、ネット通販でLED電球を買う人が増えたきたそうです。東日本大震災や東京電力福島原発事故を受けて、夏場の節電のためにも、徐々にLED電球を導入していくのが良いかもしれません。

シャープ990円のLED電球