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REBORN!DSフレイムランブルXXレビュー

2010年09月23日 NintendoDS・3DS


週刊少年ジャンプで好評連載中の「家庭教師ヒットマンREBORN!」のニンテンドーDS用ソフト「家庭教師ヒットマンREBORN!DSフレイムランブルXX(ダブルイクス) 超決戦!真6弔花!!」(タイトルが長いです)。開発元のタカラトミーはすでにリボーン用のDSソフトを10本以上発売していて、フレイムランブルシリーズも今回のフレイムランブルXXで5作目です。今作ではWi-Fiモードを搭載し、全国のプレイヤーと対戦できるということで、早速プレイしてみました。
この記事はタカラトミーが企画したブロガー企画に参加して書いています。事実誤認の修正ならびに本文章の掲載以外、メーカーから記事の内容に対する関与は受けていません。

システムについて

・キャラクターの多さ
家庭教師ヒットマンREBORN!DSフレイムランブルXX(ダブルイクス) 超決戦!真6弔花!!」は、登場キャラクターがなんと100キャラクター以上!このうち何人のキャラクターを実際にバトルキャラクターとして操作できるかというと…59人!2人選べるかてきょーキャラクター41人と組み合わせて、自分の好きなように操作できます。さらには匣(ボックス)も自在に組み合わせることができて、かなり自由度が高いです。

・操作性について
このゲームのジャンルは「超死ぬ気バトルアクション」で、格闘ゲームの一種です。格闘ゲームで気になるのは、その操作性。特に、「ガード」と「ジャンプ」の操作性はゲームによって違います。例えばストリートファイターシリーズであれば、ガードは後ろキーで、ジャンプは上キーです。スマッシュブラザーズシリーズであれば、ガードはガードボタンで、ジャンプは上キーかジャンプボタンです。フレイムランブルXXはというと、ガードはガードボタン(Aボタン、Rボタン)で、ジャンプはBボタン(多段ジャンプ)でした。ストリートファイターシリーズに慣れている身としては、かなりやりにくい操作性で、慣れるまで時間がかかりました。

・ガードについて
ガードが専用のボタンに割り振られているだけでも難しいのに、このゲームでは、弱攻撃はガードできても、強攻撃はガードできないという仕様でした。弱攻撃か強攻撃かを見極めてガードしなくてはならないので、完璧にガードするのはかなり難しいです。

・弱攻撃と強攻撃
このゲームはパンチやキックといったボタンではなく、弱攻撃(Yボタン)と強攻撃(Xボタン)の2種類です。強攻撃はガードできないという仕様と合わせて、弱攻撃からのコンボやガードできない強攻撃など選択肢が豊富です。その上、バトルキャラクターが59人もいて、それぞれ攻撃方法が全く違うので、かなり奥が深いです。

・必殺技について
必殺技はコマンド入力式ではなく、DS本体の下画面をタッチするシステムです。ゲージを貯めてタッチするだけで発動する簡単システムです。バトルキャラクターごとに必殺技が何種類か用意されていて、さらにかてきょーキャラクターのかてきょーコンビネーションと組み合わせて使うことができます。

初プレイ体験記

説明書も読まずに、いきなりアーケードモードをプレイ。主人公のツナを選択。かてきょーキャラやボックスはよくわからないので適当に選ぶ。プレイしながら各ボタンの確認。ふむふむ、弱攻撃と強攻撃がある。ガードボタンがある。必殺技の出し方がわからない。説明書を読む。DS画面タッチで必殺技が発動するゆとり仕様。
敵の強さを「ふつう」にしたのに、適当にやってても勝てない。もう一度説明書を読む。ジャンプは、ジャンプ中にもう一回ボタンを押せば多段ジャンプ。横キーを2回押せばダッシュ。ガードボタンがAボタンじゃ押しにくい、あぁRボタンでもできるのか。
初戦の白蘭でなんどか負ける。「ふつうなのに強い…」。
白蘭を倒した後はあまり負けずに進む。1vs2や1vs3の複数人バトルあり。相手のHPゲージが少ないので、同時にダメージを与えられると楽しい。
そして最終戦。
今度は白蘭(翼仕様)。5回以上負けてようやく勝利。やっぱり「ふつうなのに強い」。クリア後は称号やコインがたくさんたまる。たまったコインを使って「ガチャ」をプレイ。いろいろ集まって楽しい。
次はもう少ししっかり説明書を読んで、システムモードもいろいろ見てみよう。

はじめてのWi-Fi対戦

さて、今回のフレイムランブルXXの目玉機能である「Wi-Fiバトル」に挑戦。
バトルキャラクター、かてきょーキャラクターを選び、ボックスを選択。アーケードモードと同じ。あとはステージ選択をして、全国のプレイヤー1vs1対戦。マッチングの待ち時間は、平均10秒〜30秒程度。まずまずの速さ。全国のプレイヤーは、さすがに慣れているだけあって強い。ラグもなく、まるでCPUと対戦しているかのように楽しめる…と思ったら、相手の回線状況によっては著しくラグありの対戦も。回線状況が良ければ非常に快適。相手に勝つと、テリトリーが広がっていく。埼玉県のキャラクターを倒せば埼玉がテリトリーに。
「Wi-Fiバトル」は目玉機能だけあって、快適に全国のプレイヤーとの対戦が楽しめた。


その他雑感

とにかくストリートファイターシリーズとの操作性の違いが難しさを感じさせる。特に、ストリートファイターシリーズが相手に攻撃させて、カウンターの後出しで簡単にダメージを与えられる部分がフレイムランブルXXではできない。必殺技を後から出しても、先にダメージを喰らったら必殺技が出ない。しかも、ガードをしていても防げるのは弱攻撃だけなので、ガードしてから攻撃という作戦が難しい。うまくなるにはもっとやり込まないとムリだろうなぁと思った。

その他システムでは、ガチャで豊富なおまけがGETできたり、メインメニューでのボイス付き説明をクローム髑髏などのキャラクターに変更できたり、しっかり作り込まれていた。ボリュームがとにかく豊富で、さすがはフレイムランブルシリーズだと思った。



ということで、「家庭教師ヒットマンREBORN!DSフレイムランブルXX(ダブルイクス) 超決戦!真6弔花!!」のレビューでした。
思っていた以上にボリュームがあり、しっかりと丁寧に作り込まれていたのが好印象でした。
ただ、操作に慣れるまではちょっと難しいなと思いました。

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