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白い春が終わった…

2009年06月24日 TV・映画
白い春
自分の娘だとは知らずに出会ってしまった男。
“どうしようもない最悪の男”が、わが娘とであることによって変わっていきます。
これは“究極の親子愛”を描く感動のヒューマンドラマです。
阿部寛と大橋のぞみ(ポニョの歌を歌っていた女の子)が父娘として出会う。どんなコメディドラマが繰り広げられるのだろうと期待して見始めた白い春。
予想に反して序盤ではコメディタッチではなく、刑務所から出てきて復讐に燃える、「一生お前につきまとうぞ!」と暗い主人公、阿部寛でした。
そこから、パン屋の入り口前にバス停の時刻表(重いやつ)を置いていじわるするなど、コメディ要素が増えつつ、白い春の世界にはまっていきました。
とにかく、阿部寛の演技と周りとの掛け合いが最高のドラマでした。
ここまで阿部寛の演技がよいものだとは思っていませんでした。
最終回では、「おじさんだってあの親父の子供に生まれたかったくらいだ」と人が変わり、感動のフィナーレを迎えると思って、期待していたら…。

まさかのバッドエンディングでした…。

この脚本は…。



さて、そんな白い春で気になった点が一点。
第6話での最後のテロップ。

現行の警備業法では刑の執行が終わってから五年を経過しない者を
警備業務に従事させてはならない、となっています。
「刑の執行が終わってから五年を経過しない者を警備業務に従事させてはならない」と気付いたのがいつだったのかが気になります。撮影を終えてから気付いたのか、撮影直前に気付いたのか、脚本上仕方なかったのか。
放送前に気付いたことだけは良かったですね。